大阪杯(G1)2024年に出走予定馬の全頭追切診断です。
エピファニーB−
前走と同パターンで栗東入り。CWで軽くサッとだが、時計以上にスピードを感じさせたうえ、折り合えていたのも何より。この馬なり好気配。
カテドラルB−
かなり渋化した今週の坂路で、しかも後半の馬場でこの時計は優秀だ。まだ余力も十分。着順は冴えないが、この馬なりに調子は良さそうだ。
キラーアビリティB−
阪神競馬場の芝コースで。3ハロン41秒半、ラスト1ハロン12秒程度という軽い内容だが、キビキビと脚が出ていて雰囲気は悪くない。帰国後の日は浅いが、動ける態勢だ。
ジオグリフB−
北村宏が駆け付け栗東CWコースで3頭併せ。しっかり先着していたし、ラスト1ハロン11秒5と数字自体も上々だ。脚さばきも力強くてなかなかいい雰囲気。
スタニングローズB−
しまいに特化した内容ではあるものの、今週の坂路でラスト1ハロン11秒台はそうそう出せるものではない。長欠明けでも雰囲気は上々だ。
ステラヴェローチェB−
キビキビとしていて鞍上からの指示にもスッと反応。そこまで目立つほどの動きではないが、馬体の張りも良く、いい状態はキープできていそうだ。
ソールオリエンスA+
1週前追い切りは横山武を背に併せ馬。直線は馬場の大外を回してたっぷりと負荷をかけたが、余力十分に鋭く伸びて1F11秒3。今週は嶋田を背に3頭併せ。大きく前を走る2頭を追いかけて直線は内に潜ったが、外の2頭とは脚力の違いは明らか。一杯になった外の馬を置き去りにすると、食らいつく中の馬に合わせて最後は同入フィニッシュ。それでもラスト1F11秒2と切れに切れた。無駄のない馬体に肌質も申し分なし。万全の出撃態勢だ。
タスティエーラA+
2週前は3頭併せで5F63秒7ー3F35秒1ー1F10秒9の好タイム。特に余力を持ってマークした1F10秒9が際立ち、動きも力感にあふれていた。1週前は単走で余力たっぷりに鋭い伸び脚。5F65秒4ー3F35秒8ー1F11秒2。すでに出来上がっていたため今週はオーバーワークを避けた内容も、体を無駄なく使ったフォームは迫力満点。パンパンに膨らんだ馬体は成長の証し。文句なしの出来だ。
ハヤヤッコC−
栗東入りし、桜花賞のステレンボッシュとCWで併せ馬。動かないのは承知の上だったが、にしても目いっぱいに追われてラスト1ハロン12秒7は平凡すぎるか。併せ馬でも完敗。
ハーパーB−
CWコースを単走・馬なりで。スーッと流れるようなフットワークで、ラストまでしっかりと脚を伸ばし切った。運動量も豊富で久々ながら動ける態勢だ。
プラダリアB−
力強さとスピードを兼ね備えた豪快な登坂。ラストの反応も文句なしであり、馬体の張りツヤだって良好そのものだ。好気配を維持。
べラジオオペラA−
極度に渋化した水曜のチップを嫌い木曜追い。調教師自ら跨りCWコースで併せ馬を行ったが、持ったままの手応えでラスト1ハロン11秒3と素晴らしい末脚を披露した。むろん、併走相手には完勝。充実一途。
ミッキーゴージャスB−
調教師を背にしてCWコースを単走で。体幹が強化されたのか走りにブレがなく、スピードが乗ってきても余裕を感じさせる動き。ラストの加速力も優秀だ。
リカンカブールA−
3カ月ぶりでもここを目標に入念な攻め内容。折り合いもスムーズだし、今週の荒れ馬場でもスムーズに脚が出ていた。前走よりもいいぐらい。
ルージュエヴァイユA−
栗東に入って桜花賞のアスコリピチェーノと併せ馬。CWコースでラスト1ハロン11秒3と切れに切れた上、無敗の2歳女王を手応えで圧倒。迫力満点だ。
ローシャムパークB+
1週前追い切りは戸崎騎乗で6F82秒1ー3F37秒0ー11秒2。ダイナミックなフォームから一直線の伸び脚を披露。今週は上野騎乗で併せ馬。前半は行きたがる姿。何とか我慢させて直線は内に潜ると追われる相手を子供扱い。最後まで相手に合わせた伸びだったが、それでも1F11秒2。追えば10秒台が出ていただろう。体にメリハリが出てきたように、順調に成長中だ。