ここでは関東馬、関西馬の中から追い切り評価の高かった馬をそれぞれ2頭ピックアップしてお届けします。
思わぬ穴馬に出会えるかも!?
是非最後までご確認ください!
追い切り特注馬【関東馬】
土曜新潟11R・月岡温泉特別【ニュージーズ】
キャリア2戦目で臨んだ毎日杯は、一気の相手強化に加えて特殊な馬場。結果的に馬場適性の高かった逃げ馬が突き放して、2番手の馬がそのまま残る前残りの決着。タフな競馬を強いられては大敗も仕方がなかったか。立て直した前走が直線一気の強い競馬。軽い馬場でこそ持ち味が生きるタイプで、上がり勝負になりやすい新潟は願ってもない舞台だ。
中間は長めをしっかりと乗り込まれ7月17日には7F97秒8をマーク。1週前は6Fから併せ馬を消化して弾むようなフットワークを披露。今週は3頭併せ。前2頭を追いかけて内に潜ると、持ったまま鋭く伸びて同入フィニッシュ。6F83秒8ー3F37秒7ー1F11秒3と数字も速く、追えば1F10秒台も出ていた鋭さと速さがあった。馬体もたくましくなって、成長著しい仕上がり。
日曜新潟7R アイビスサマーダッシュ【ウイングレイテスト】
ユニコーンステークスは1番人気に支持されながらも3着。ただ勝負どころで進路がなく、何とか外に持ち出しての追い上げだったことを踏まえれば、情状酌量の余地は十分。巻き返しに燃えるこの中間はウッドと坂路を併用して乗り込んでパワーアップに成功。1週前はウッドで3頭併せ。6Fから飛ばして直線は内に潜ったが、持ったまま一気にはじけて1F11秒0。全体時計も6F81秒3ー3F36秒4と申し分なく、フットワークは凄みすら感じさせるものだった。今週は2頭併せ。古馬OP馬が相手だったが、直線は追われる相手を持ったまま圧倒する力強い伸び脚を披露。6F82秒8ー3F37秒4ー1F11秒6。無駄のないフットワークは体に芯が入った証拠で、やる気になればいくらでも動きそうな勢いだった。大型ながら体の緩みも一切なく、肌もピカピカの状態。出来は文句なしだ。
追い切り特注馬【関西馬】
日曜新潟7R・レパードステークス【ミッキーファイト】
成績こそ低迷しているものの、Cウッドでラスト1ハロン11秒3と火を噴くような加速。しかもまだまだ余力を持たせての数字であり、ビシッとならさらに凄まじい時計が出ていただろう。馬体も引き締まって見せており、肉体的な上積みも十分。一変注意だ。
日曜新潟11Rダリア賞【サニーサルサ】
この暑さでもしっかり乗られている点にまず好感が持てるし、むしろ前走よりも馬体はボリュームアップしたイメージだ。ラスト1ハロンの数字も文句なし。まだ幼い部分は抜け切れないものの、落ち着いて走れているのは何よりだ。