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トレセン発掘穴馬 7月6日(土)/7日(日)

東の穴・西の穴

ここでは関東馬、関西馬の中から追い切り評価の高かった馬をそれぞれ2頭ピックアップしてお届けします。

メインレースに出走する馬以外からの選出となるので、思わぬ穴馬に出会えるかもしれませんよ。

追い切り特注馬【関東馬】

土曜福島9R 大郷特別【イサチルシーサイド】

前走大敗後は無理使いせずに間隔をあけてリフレッシュ。じっくりと調整させたことで、動き、気配がグンと良くなっている。1週前追い切りは調教師自らが手綱を取って3頭併せ。前2頭を追いかけて内に潜ったが、追われる外2頭に対して終始持ったままの手応え。最後まで馬の気に任せながらも、ラストはスパッと切れて1F11秒5。中の馬に同入、外の馬には3馬身の先着を果たした。日曜の坂路では主戦・木幡初が手綱を取って坂路で調整。今週は1週前同様に調教師が手綱を取って3頭併せ。前2頭を追いかけて内に潜ったが、引っ張り切れないほどの手応えのまま一気に加速。余力たっぷりにはじけて2頭に先着。時計も5F65秒5ー3F36秒6ー1F11秒5と申し分なく、質、量ともに十分過ぎるほど乗って、馬体もパンパンに膨らんだ状態。巻き返しに向けて隙のない仕上がり。

日曜福島11R 七夕賞 【ボーンディスウェイ】

重賞2戦はもうひと押しが利かなかったが、前走の福島民報杯はきっちりと2着を確保。過去の実績からもやはり福島は合っており、陣営も前走後はすぐにここ目標に定めた。仕上げも順調で、1週前は単走ながら6F81秒6ー3F37秒1ー1F11秒2。馬場の大外を使ってたっぷりと負荷をかけたが、持ったまま矢のような伸び脚。今週は併せ馬。前を走る僚馬を目標に進み、6Fからペースアップ。直線は馬場の大外に持ち出すと重心をグンと下げた迫力満点のフットワークを披露。最後まで持ったままだったが、手綱を緩めれば瞬時に加速できる感触があり、まさにうなっていた。6F82秒1ー3F36秒9ー1F11秒2。しっとりと見せる肌の質感に、筋肉量豊富な体付き。出来は文句なしだ。

追い切り特注馬【関西馬】

土曜小倉11R釜山ステークス【オーロベルディ】

持ったままの手応えで坂路4ハロン53・2-38・4-12・1秒をマークした。4カ月ぶりでもまったく太め感がなく、むしろフットワークは爽快で非常にリズミカル。1週前も同じくラスト1ハロン12秒1を叩き出しており、この中間はかなり意欲的だ。昇級でも期待の高まるデキ。

日曜福島12R彦星賞【ストリンジェンド】

プロキオンSのラインオブソウルと併せ馬。同入フィニッシュだったものの、こちらが追走していたし、手応えもこちらがやや優勢だった。時計も4ハロン52・9-38・6-12・7秒と上々。前走時が同54・1-13・3秒なので良化の跡も顕著だろう。

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