7月7日(日)には七夕賞(G3)が開催されます!
この記事では開催直前の七夕賞(G3)無料予想を大公開!
現地記者による、全頭追い切り診断と、追い切り後の予想をご連絡ください。
七夕賞(G3)2024概要
開催日時 | 2024年6月30日(日)15時45分発走予定 |
グレード | G3 |
開催競馬場 | 福島競馬場 11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 3歳以上 オープン ハンデ |
1着賞金 | 4300万円 |
七夕賞(G3)2024追い切り
ここからは出走予定馬の追い切り診断を見ていきましょう。
アラタ B+
6月16日に初時計をマークすると、そこから順調に時計を重ねて計6本の時計。1週前追い切りは5F65秒8ー3F37秒1ー1F11秒3。大きく先行した相手を見ながら、促すと素早く反応して2馬身の先着す。今週は単走追いに切り替えたが、回転の速いフットワークから一直線の伸び脚。5F68秒1ー3F37秒5ー1F11秒3。体もきっちりと仕上がっており、力を出せる状態。
カレンルシェルブル B
坂路を単走で。目立つほどの動きではないが、馬場の傷み出した時間帯にしては力強い走りだった。仕上がりは悪くない。
キングズパレス A+
1週前は松岡騎乗で5F66秒3ー3F37秒3ー1F11秒4。促すとしっかりと反応して2馬身の先着。今週は前を走る僚馬に対して直線は内に潜ったが、ラストは瞬時に反応して、あっさりと突き放して見せた。5F68秒4ー3F38秒7ー1F11秒5。追い出しを待ったように、数字以上の切れと鋭さあり。馬体の張りも申し分なく、前走からさらに上向いた。
グレンガリー C+
先週追ってはじけず平凡な伸び脚。今週は単走に切り替えたが走りのリズムが悪く、伸び脚にも切れが感じられなかった。時計の出やすいポリトラックでも数字は平凡で、出来は前走程度。
セイウンプラチナ B+
2週続けて1F11秒2の切れ味。ケイコ駆けするタイプとはいえ、軽快なスピードと鋭い切れを見せている。とくに今週は5Fから飛ばしながらも、直線は追われる相手を子供扱い。5F64秒8ー3F36秒1ー1F11秒2を軽々とマークした走りは、心身ともにパワーアップされた証拠だ。いい状態で重賞に臨める。
ダンディズム B
坂路を単走で駆け上がり、持ったままシャープな末脚を披露した。年齢を感じさせない、キビキビとしたフットワークが印象的だ。
ダンテスヴュー B
ポリトラックを馬なりでサッと。じっくりと入念にメニューをこなしており、久々でも馬体に太め感はない。力は出せそうな雰囲気だ。
ノースザワールド C+
柴田善が騎乗して6F80秒9ー3F36秒4ー1F11秒6。速い時計は出たが、道中は引っ掛かってしまい、直線も他馬に近づかないように内へ進路を切り替えた。コントロールに苦しみ、実戦での不安を残す。
ノッキングポイント A+
中間は長め追いを追いを取り入れて、質、量ともに申し分ない乗り込みを消化。1週前は7F98秒5ー3F38秒2ー1F11秒8。一杯に追われる相手を手応えで圧倒して見せた。今週は3頭併せの真ん中に入れてプレッシャーをかけたが、重心を沈めて弾むようなフットワーク。ラストも余力を持って一気にはじけた。6F83秒7ー3F37秒2ー1F11秒5。パンパンに張った馬体に肌もピカピカ。気合乗りも良く、変わり身必至の出来だ。
バビット B
坂路を単走でサッと。しまい重点ではあるが、余力たっぷりになかなか鋭い末脚を披露してくれた。しっかりと溜めも効いていい雰囲気だ。
フェーングロッテン A
坂路でラスト1ハロン12秒0と目の覚めるような末脚。これでも鞍上の手綱は抑えられたままであり、ビシッと行けばさらに切れそうな気配。いいころの雰囲気が戻ってきた。
ボーンディスウェイ B+
1週前は6Fから81秒6ー3F37秒1ー1F11秒2。馬場の大外を力強く伸びきった。今週は前に馬を置いてスタートさせたが、折り合い、リズムともに乱れなし。内から馬体を併せに動くと、最後まで集中して1F11秒2。ブリンカー装着の効果は大きく、活発な動きは前走以上。うまく仕上げられた。
リフレーミング B
整地直後のきれいな坂路ではあるが、馬なり・単走でこの時計なら文句なしだろう。馬体の張りツヤも申し分なく、いい状態に仕上がった。
レッドラディエンス B
1週前ウッドでしっかりと負荷をかけ、当週は坂路でサッと。しまいの反応を確かめる程度だが、なかなか力強くて迫力を感じた。仕上がり良好だ。
レッドランメルト C+
先行馬を気にして、4角では顔を外に向けたまま。直線で何とか真っ直ぐ走らせたが、折り合い、コントロールはひと息だった。フットワークもピリッとせず、前走からの変わり身は見込めない。
七夕賞2024の予想
◯キングズパレス
▲レッドラディエンス
△ボーンディスウェイ
△フェーングロッテン
◎ノッキングポイントが一番の変わり身だろう。今回の調教を見る限りでは前走とは別の馬と言えるくらいに仕上がっていると言える。◯キングスパレスはさすがの仕上がり、追い切りでの力強さが目立った▲レッドラディエンスも十分に食い込んでくる可能性がある。
△ボーンディスウェイ、△フェーングロッテンは時点といった立ち位置ではあるものの、本来の力を発揮することができれば、3着までは見えてくるかもしれない。
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