6月30日(日)には宝塚記念(G1)が開催されます!
この記事では開催直前の宝塚記念無料予想を大公開!
現地記者による全頭追い切り診断と、追い切り後の予想をご連絡ください。
宝塚記念(G1)2024概要
開催日時 | 2024年6月30日(日)15時45分発走予定 |
グレード | G1 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝2,200m |
性齢 | 3歳以上 オープン |
1着賞金 | 22,000万円 |
宝塚記念(G1)2024追い切り
ここからは出走予定馬の追い切り診断を見ていきましょう。
シュトルーヴェ A
1週前はウッドで追われ5F65秒7ー3F35秒7ー1F11秒2。ゴール前でビシッと気合を入れて、力強い伸び脚を披露。今週はレーン騎乗で坂路。前に馬を置きながらも力みはなく、伸びやかなフットワークを披露。最後まで集中力を切らさず、ゴール前も真っ直ぐ伸びきった。4F54秒8ー1F12秒6。雨で重くなった馬場を考慮すれば十分な時計で、走りにもいい意味での余裕もあった。メリハリを利かせて調整され、心身ともに充実した出来。
ジャスティンパレス B
Cウッドで併せ馬。ゴール前だけ強めに追われてラスト11秒3と鋭いが、微妙に遅れていたのは見映えが悪いか。仕上がりはいいが、絶好という感じでもない。
べラジオオペラ B
ドウデュースほどではないが、こちらも1週前のウッドで強烈な末脚。当週はサッと流した程度でもオーラのような迫力を振りまいていた。好仕上がりだ。
ドウデュース A
最終調整は芝コースで。手前を替えずに走っていたが、当週は完全なる微調整なので問題なしだ。1週前のウッドで凄まじい伸びを見せており、迫力は満点。ピッチなので雨もこなせるだろう。
ディープボンド B
Cウッドコースを単走で。この馬なりにしっかりとした走りができているが、さすがに若いころの迫力はないかも。ただ、前走もこんな雰囲気だっただけに無視は危険。
ヒートオンビート B
芝コースでこの馬なりにキビキビとした走りを見せた。さすがにドウデュースあたりと比べてしまうと迫力不足だが、馬体の張りなんかも悪くはない。順調にはきている。
プラダリア B
もともと動く馬だっただけに、やや物足りなさを感じてしまう。坂路で、しかもしっかりと追われてこの時計というのもやや不満だ。ただ、運動量自体は足りているので、馬体はデキているだろう。
カラテ B
坂路で併せ馬を行い同入。年齢を感じさせないハキハキとした動きで、追い出されての反応も上々だった。この馬なりに好気配。
ソールオリエンス B
1週前は3頭併せでビシッと追われ1F10秒8をマーク。先行した2頭をきっちりと捕らえて1馬身前に出た。日曜にもウッドで時計を出して迎えた今週は嶋田を背に2頭併せ。6Fで3馬身追いかける形でスタートさせて、直線は馬場の大外での併せ馬。追われる相手を持ったまま圧倒する勢いがあり、最後まで手応えたっぷりに力強い伸び脚。6F82秒9ー3F37秒7ー1F11秒5。前回とは明らかに違う馬体の張り、肌ツヤをしており、復調を感じさせる出来だ。
ローシャムパーク B
1週前は戸崎を背に併せ馬。前半からかなり行きたがっていたが、何とか我慢させて直線は内へ。並ぶと負けん気の強さを出してグイグイと加速。最後まで手応えたっぷりに伸びて6F78秒1ー3F35秒9ー1F11秒3の好時計をマーク。今週も2頭併せ。前に馬を置いて折り合いを欠くなど不安定だったが、直線で並んでからの伸び脚は威力満点。6F80秒7ー3F37秒3ー1F11秒5。実戦での折り合いに不安を残すが、馬体、フットワークは好調時と遜色ない迫力あり。
ヤマニンサンパ C
坂路で併せ馬を行い、手応え劣勢かつ併走遅れ。稽古は地味なタイプだが、さすがにこのメンバーでこの内容は歯がゆく映ってしまった。このひと追いでどこまで変われるか。
ブローザホーン B
坂路で併せ馬を行い優勢。サッと流した程度だが、最後まで抜かせまいと集中して走り切れていた。毛ヅヤも冴えていていい雰囲気だ。
ルージュエヴァイユ A
2週前追い切りはウッドで6F80秒0ー3F36秒1ー1F10秒8。大きく前を走る2頭を並ぶ間もなく抜き去って最後は5馬身先着でフィニッシュ。1週前は6F79秒8ー3F36秒2ー1F10秒8。2週前と同じく前を走る2頭を目標に進み、直線は気合を付けて一気に突き放す鋭い切れ味。2週続けての意欲的なケイコを消化したうえ、輸送も考慮して今週は坂路。併せてリズム重視も食らいつく相手を軽々と突き放して4F54秒2ー3F39秒5ー1F12秒5。スピード、切れの良さが際立った。馬体も柔らかみがあって、肌も薄く、しっとりとした状態。文句なしの仕上がり。
以上
宝塚記念2024の予想
○ジャスティンパレス
▲シュトルーヴェ
△べラジオオペラ
△ローシャムパーク
正直◎ドウデュース意外には考えられない。昨年の有馬記念は半馬身差Vだが、あれは外を回らされてのもの。着差以上に強かったのは言うまでもない。ドバイでも窮屈な場面があって追い出しが遅れたが、それで0秒3差5着だ。1週前までの稽古内容がとにかく強烈だし、初の京都も脚質上まったく心配いらない。ちなみに、ピッチなので雨が降ってもOKだ。ジャスティンパレスも道悪は問題なし。G1ばかり使われて常に上位争いだし、鞍上の名も心強い限り。一発を期待するなら去勢後負けなしのシュトルーヴェか。初めての西下でも不気味だ。