2024年12月15日(日)に開催される朝日杯フューチュリティステークス(G1)の出走馬の最新状況をご紹介いたします。
現地で取材した記者からの追い切り状況を情報をリアルタイムにお伝えしますので、ぜひ予想の参考にして下さい!
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アドマイヤズーム(A)
坂路を単走で。馬場の傷み出した時間帯にも関わらず、自らハミをとって鮮やかな伸び脚。体のつかい方も実にダイナミックだ。
アルテヴェローチェ(A)
開門直後のきれいな坂路とはいえ、最後は流してラスト1ハロン12秒1。併せ馬でも難なく先着していたし、落ち着いているのも何より。相変わらずオーラ感じる。
アルレッキーノ【B】
この中間はテンションが高く、陣営は併せ馬で追うことを避けてきた。1週前追い切りは6F81秒1ー3F38秒1ー1F12秒0。やや気負いはあったが、単走追いとは思えない脚勢を披露。今週は馬場入りをごねて、なかなかスタートせず。ようやく行く気を見せたが、いざ走り出したらスムーズに走れ、またコントロールも利いていた。直線も勢い良く伸びて5F65秒4ー3F37秒0ー1F11秒7。メンタルの不安はあるが、馬体、動きはいい。
エイシンワンド(B)
CWで併せ馬を行い、馬なりのまま先着を果たす。時計は地味でもまだ余力があったし、脚の運びは非常にスムーズだ。前走より落ち着きもある。
エルムラント【C】
長めからゆっくりとペースを上げて、直線は馬場の外から余力を持って伸びきった。6F84秒8ー3F38秒2ー1F11秒7。タフな馬場を考慮すれば数字は悪くないが、中1週で馬体、動きに大きな変化はない。前走からの上積みは厳しいか。
グラスペディア(B)
CWで併走先着。馬なりでサッとだが、有り余る闘争心はなんとか抑え込めているイメージだ。馬体の張りも良く、この馬なりに順調にきている。
コスモストーム(B)
坂路を単走・馬なりで。芝適性は正直わからないが、走り自体はなかなか素軽い。ラストの加速もスムーズで体調そのものは悪くなさそうだ。
ダイシンラー(C)
木曜にCWを単走で。ゴール前だけ強めに追われる程度であり、まだ余力は感じたが、もうひとつ迫力に欠けるイメージだった。良くも悪く平行線。
タイセイカレント(B)
坂路でしまい重点にシュッと目の覚めるような末脚を披露。併せ馬でもあっさりと先着を果たし、状態の良さをアピールしていた。毛ヅヤも良好。
テイクイットオール(C)
坂路ではもともと地味なタイプだったが、他のメンバーと比べてややスピード感に欠ける感じ。この馬なりには順調だが、ややパンチ不足か。
ドラゴンブースト(B)
坂路を馬なりでサッと駆け上がる。手応え以上にシャープな伸び脚が印象的であり、ビシッと行けばさらに切れそうな気配。好状態キープだ。
トータルクラリティ(B)
CWを単走・馬なりでサッと。最後までなかなかシャープな脚さばきであり、時計的にも悪くはないレベルだ。気負いがないのもいい感じ。
ニタモノドウシ【B】
間隔をあけて立て直し。メリハリを利かせて乗り込まれ、ここにきて力強い動きを連発。1週前追い切りは古馬3勝クラスの相手に手応えは見劣ったが、粘り強く伸びて5F67秒1ー3F37秒4ー1F11秒6。今週はムーア騎乗で3頭併せ。直線は挟んでプレッシャーをかけたが、走りにブレはなく、手応え十分に伸びきった。5F68秒7ー3F37秒7ー1F11秒7。札幌戦から馬体がひと回り大きくなっており、特に胸前の筋肉が目立つ。態勢は整っている。
パンジャタワー(B)
木曜の坂路を単走で。ラスト1ハロン11秒7と鋭い伸び脚を見せたが、開門直後のきれいな馬場に加え、もともと攻め駆けする馬だ。好気配も過大評価は禁物
ミュージアムマイル(B)
坂路で併せ馬を行い、図ったように同入フィニッシュ。ラスト1ハロン12秒1と、数字的にもシャープさが伝わる走りだ。馬体も迫力十分。いい雰囲気だ。
ランスオブカオス(B)
CWで楽な手応えのままラスト1ハロン11秒4をマーク。加速がスムーズで、併走相手ともしっかり同入フィニッシュだ。中1週でも疲れや硬さは感じない。
朝日杯フューチュリティステークスの最終予想
朝日杯フューチュリティステークスの出走予定の全出走馬の追い切りを現地確認した全頭診断を公開していきます。
どこよりも確かな情報をお届けしていますので、ぜひ予想の参考にして下さい。
◎アルテヴェローチェ
デビューから2連勝。とりわけ前走のサウジアラビアロイヤルCは直線外から一気の差し切り勝ち。馬場を考慮すれば走破時計も優秀で、来春のクラシックをにぎわす存在であることは間違いないだろう。前走後はさらにパワーアップされた動きを見せており、1週前追い切りでは6F80秒1ー3F35秒8ー1F11秒1。古馬を大きく追走して好時計をマーク。今週は坂路に切り替えたが、4F52秒3ー3F38秒1ー1F12秒1。古馬相手に楽々と先着を果たして仕上がりの良さをアピール。能力の高さと完成度で他馬を一歩リード。
〇アドマイヤズーム
1週前追い切りが抜群。栗東CWで7Fから時計を出したが、反応、伸び脚ともに素晴らしく7F99秒3ー3F37秒3ー1F11秒1の好時計をマーク。今週は坂路で馬の気に任せたが、シャープな伸び脚を披露。前走の未勝利戦は2着に3馬身差。走破時計、レースセンスの良さに加えて、引き続き京都のマイル戦。相手強化でも上位争い可能だ。
▲アルレッキーノ
前走は1番人気に応えられず5着。道中は行きたがり、うまく脚がたまらなかったことが敗因にあげられる。また馬場の影響もあったと陣営は分析した。今回は調整法を変更。気難しさは相変わらずだが、動きの切れ、馬体はやはり上質の雰囲気がある。今回は逃げの手も視野に入れているだけに、自分のリズムで走れたら怖い。
△ミュージアムマイル
2戦目で勝ち上がると、続く前走の黄菊賞では早めに前を捕まえに動いて3馬身差の圧勝V。折り合いに不安がなく、小気味のいいフットワークからマイルでもスピード負けしないはず。スタートの上手になり、目下の勢いからも軽視はできない。
△トータルクラリティ
新潟2歳Sの覇者。2着馬を差し返してのVと味のある勝ちっぷりに加えて、3着以下には3馬身の決定的な差。調教の動きなどまだ荒削りな面を残すが、素質は相当な器。まとめて負かすシーンも十分。
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12/22(日)有馬記念 的中金額 | 196,520円 |