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更新日:2026.07.20 14:59

【東海ステークス2026】過去10年のデータと傾向から対策を解説

東海S2026データ分析記事のサムネイル画像 中央競馬予想

本記事では、2026年7月26日(日)中京競馬場で開催予定の東海ステークスを過去10年分のデータから分析した傾向と対策を解説いたします。

さらに、東海ステークスの前哨戦から直近で好走している有力馬も導き出しました。ぜひ最後までご覧ください。

※昨年開催時期が変更されたレースのため、過去中京で実施されていたプロキオンステークスのデータを参考データとして使用しております。

監修者
塚越 一弘

JRA騎手として20年活躍。その後は調教助手へ転身し、松永厩舎の運営に携わった。引退後は美浦トレセン付近で生活を送り、競馬人脈、情報網は業界随一である。競馬ナビでは、豊富な競馬知識や実戦経験に基づき、プロの視点から全コンテンツの品質管理を徹底して行っています。

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この記事を書いた人
蒼井 隼

中央・地方ともに爆穴狙いの競馬ライター。回収率の高さが魅力の予想家でもあり、10番人気以下の穴馬からワイドを買い、本命人気馬を絡めて3連複を買うことが常である。

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東海ステークスの過去10年配当傾向

年次 着順 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単 馬名 騎手 人気 枠番 馬番
2025年 1着 750 270 3,110 2,920 1,100 5,610 2,970 19,390 ヤマニンウルス 武豊 4 4 7
2着 190 790 インユアパレス 川田将雅 3 4 8
3着 160 500 ビダーヤ 坂井瑠星 1 1 2
2024年 1着 170 120 660 710 400 800 11,250 25,360 ヤマニンウルス 武豊 1 6 11
2着 190 2,200 スレイマン 西村淳也 3 3 5
3着 980 3,700 マリオロード 松山弘平 12 1 1
2023年 1着 480 160 590 610 300 1,320 2,080 9,310 ドンフランキー 池添謙一 2 4 7
2着 120 900 リメイク 川田将雅 1 5 10
3着 240 470 オメガレインボー 藤岡佑介 5 8 16
2022年 1着 700 240 9,500 29,630 6,500 42,130 147,360 719,650 ゲンパチルシファー 川田将雅 4 6 12
2着 1,490 3,530 ヒストリーメイカー 小沢大仁 14 5 10
3着 910 15,320 サクラアリュール 藤岡康太 12 5 9
2021年 1着 1,980 680 14,660 53,680 11,180 95,600 338,400 1,944,140 メイショウカズサ 松山弘平 9 2 3
2着 1,650 4,490 トップウイナー 和田竜二 14 3 6
3着 1,000 20,010 メイショウウズマサ 斎藤新 12 8 16
2020年 1着 1,100 400 1,590 22,160 5,110 41,200 140,380 826,670 サンライズノヴァ 松若風馬 5 3 6
2着 930 3,760 エアスピネル 鮫島克駿 8 6 11
3着 730 11,650 ヤマニンアンプリメ 武豊 9 8 16
2019年 1着 650 230 1,830 1,930 630 3,720 3,530 19,210 アルクトス 田辺裕信 2 6 10
2着 190 680 ミッキーワイルド 北村友一 3 7 12
3着 220 630 ヴェンジェンス 幸英明 4 3 4
2018年 1着 780 280 1,910 2,750 1,070 5,030 4,400 25,410 マテラスカイ 武豊 5 8 13
2着 150 1,090 インカンテーション 三浦皇成 1 4 6
3着 190 510 ウインムート 和田竜二 2 3 3
2017年 1着 700 170 440 830 340 2,010 2,810 16,380 キングズガード 藤岡佑介 5 7 12
2着 140 770 カフジテイク 福永祐一 1 5 8
3着 260 650 ブライトライン 川田将雅 6 8 14
2016年 1着 330 130 860 870 340 1,440 1,020 4,510 ノボバカラ M.デム 1 8 14
2着 150 250 ニシケンモノノフ 岩田康誠 3 6 10
3着 130 420 キングズガード 川田将雅 2 5 9

※ワイドは上から1-2 1-3 2-3の入線順。

上位人気が絡みやすい一方、ヒモ荒れの余地は十分。2025年もヤマニンウルスが人気に応える一方、3着にはビダーヤが入っており、相手選びの精度が問われるレースでした。

そもそも、この条件はプロキオンS時代から荒れます。1700mだろうが1400mだろうが中穴には警戒しなければいけないでしょう。うまくハマれば10万円以上の払い戻しも夢ではありません。

東海ステークスの人気別成績一覧

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 1-3-1-1/6 16% 66% 83%
2番人気 2-0-2-2/6 33% 33% 66%
3番人気 0-3-0-3/6 0% 50% 50%
4番人気 1-0-1-4/6 16% 16% 33%
5番人気 2-0-1-3/6 33% 33% 50%
6番人気 0-0-1-5/6 0% 0% 16%
7番人気 0-0-0-6/6 0% 0% 0%
8番人気 0-0-0-6/6 0% 0% 0%
9番人気 0-0-0-6/6 0% 0% 0%
10番人気 0-0-0-6/6 0% 0% 0%
11~人気 0-0-0-30/30 0% 0% 0%

※2016~2025年のデータ使用。

1番人気が複勝率83%と高い数字に見えますが、勝率を見ると僅か17%。馬券には絡みやすいものの、頭で考えるとマイナスです。WIN5を買う際は気にしておきたいデータ。

2番人気は2勝、複勝率67%。5番人気も2勝、複勝率50%と、上位人気だけでなく中位人気にも勝ち切りの余地があります。むしろこっちを重視する方が良いのか。

東海ステークスの枠別傾向と対策

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 0-0-1-7/8 0% 0% 12%
2枠 0-0-0-10/10 0% 0% 0%
3枠 0-0-2-10/12 0% 0% 16%
4枠 2-2-0-8/12 16% 33% 33%
5枠 0-2-1-9/12 0% 16% 25%
6枠 1-1-0-10/12 8% 16% 16%
7枠 1-1-0-10/12 8% 16% 16%
8枠 2-0-2-8/12 16% 16% 33%

4枠が2勝、連対率33%、複勝率33%と優秀です。

6枠も2勝を挙げており、中枠から外寄りの枠が比較的好成績。一方で1~3枠は勝利がなく、特に2枠は馬券圏内ゼロとかなり厳しい数字になっています。

中京ダート1400mは芝スタートで、外の馬も流れに乗りやすい条件です。内で包まれるより、外めからスムーズに先行できる馬を評価したいところでしょう。

今年も内枠に入った差し馬より、4枠から外で位置を取れる馬を重視したいレースです。

東海ステークスの騎手傾向と対策

騎手 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
武豊 当該重賞 2-0-0-3/5 40% 40% 40%
当該条件 3-1-1-7/12 25% 33% 41%
M.デム 当該重賞 1-0-0-3/4 25% 25% 25%
当該条件 3-0-0-9/12 25% 25% 25%
田辺裕信 当該重賞 1-0-0-0/1 100% 100% 100%
当該条件 1-0-0-0/1 100% 100% 100%
池添謙一 当該重賞 1-0-0-0/1 100% 100% 100%
当該条件 1-0-1-2/4 25% 25% 50%
川田将雅 当該重賞 0-2-2-2/6 0% 33% 66%
当該条件 1-5-3-6/15 6% 40% 60%
岩田康誠 当該重賞 0-1-0-1/2 0% 50% 50%
当該条件 0-1-2-6/9 0% 11% 33%
三浦皇成 当該重賞 0-1-0-0/1 0% 100% 100%
当該条件 0-1-0-2/3 0% 33% 33%
北村友一 当該重賞 0-1-0-0/1 0% 100% 100%
当該条件 1-1-0-6/8 12% 25% 25%

騎手傾向では、武豊騎手が当該重賞で2勝と好成績です。ヤマニンウルスが予定通り出走なら面白いですが、まだ出否が未定。こうなると当該条件のWIN5で好調の松山弘平騎手を狙ってみたいところではあります。

一方で1勝しかしていない川田騎手のダノンフィーゴはやや微妙な感じもします。予想記事でも記した通り、WIN5条件のダートで1年以上未勝利だった、という事実はかなり重いです。

東海ステークスの年齢別傾向と対策

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
4歳 4-3-1-11/19 21% 36% 42%
5歳 1-2-2-20/25 4% 12% 20%
6歳 1-0-1-17/19 5% 5% 10%
7歳 0-0-1-13/14 0% 0% 7%
8歳 0-1-1-7/9 0% 11% 22%

年齢別では4歳馬が4勝、連対率36%、複勝率42%とかなり優秀です。

5歳馬も複勝率20%と悪くありませんが、勝ち切りまで含めると4歳馬の勢いが目立ちます。

一方で7歳以上はかなり苦戦傾向。年長馬が苦戦しているレースです。

今年の出走予定馬ではダノンフィーゴ、ドラゴンテイラー、トリリオンボーイ、ハッピーマン、ベルジュロネット、マテンロウコマンドあたりが4歳。中心はこの世代から考えたいところです。

東海ステークスの馬体重別傾向と対策

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
440~459kg 1-0-1-0/2 50% 50% 100%
460~479kg 0-0-1-8/9 0% 0% 11%
480~499kg 1-3-2-31/37 2% 10% 16%
500~519kg 1-3-1-17/22 4% 18% 22%
520~539kg 0-0-1-14/15 0% 0% 6%
540~ 3-0-0-2/5 60% 60% 60%

中心となるのは500~519kgで、連対率18%、複勝率22%。480~499kgも出走数が多く、馬券圏内には一定数絡んでいます。

軽すぎる馬よりもある程度の馬格は欲しい条件です。特に中京は直線の坂もあり、最後まで脚色を保つパワーが必要になります。

520kg以上の大型馬は勝ち切れていない点が気になりますが、極端に嫌う必要はなし。馬格と機動力のバランスを見たいところです。540まで行くと馬自身の実力勝負か。

東海ステークスの脚質別傾向と対策

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2-0-0-4/6 33% 33% 33%
先行 3-0-2-15/20 15% 15% 25%
差し 0-5-3-28/36 0% 13% 22%
追込 1-1-1-25/28 3% 7% 10%
捲り

逃げ馬が2勝、勝率33%と優秀です。先行馬も3勝しており、勝ち馬は基本的に前から出ています。

中京ダート1400mは芝スタートで前半が速くなりやすい一方、直線には坂があります。前に行くだけでなく、最後まで脚を残せるかがポイントです。

まず狙うべきは、逃げ・先行で自分の形を作れる馬。後方待機型は相手までに留めたいレースです。

東海ステークスの血統傾向と対策

種牡馬 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
シニスターミニスター 当該重賞 1-1-1-4/7 14% 28% 42%
当該条件 5-2-3-17/27 18% 25% 37%
Speightstown 当該重賞 1-0-0-1/2 50% 50% 50%
当該条件 1-0-0-4/5 20% 20% 20%
ジャスタウェイ 当該重賞 1-0-0-0/1 100% 100% 100%
当該条件 1-0-0-2/3 33% 33% 33%
ロードカナロア 当該重賞 0-1-0-4/5 0% 20% 20%
当該条件 3-2-2-22/29 10% 17% 24%
ラニ 当該重賞 0-1-0-0/1 0% 100% 100%
当該条件 0-2-0-2/4 0% 50% 50%
メイショウボーラー 当該重賞 0-1-0-0/1 0% 100% 100%
当該条件 1-2-0-13/16 6% 18% 18%
Palace Malice 当該重賞 0-1-0-0/1 0% 100% 100%
当該条件 0-1-0-0/1 0% 100% 100%

血統面では、当該条件のWIN5でシニスターミニスター産駒が5勝と好成績です。

ロードカナロア産駒も3勝しており、ダート短距離らしいスピードと持続力が問われる条件と言えます。つまり、地方ダートでも好走しているようなパワーを持つ種牡馬、および出走馬には警戒しないといけないところでしょう。

今年の出走予定馬では、リジルが現役時代地方ダートのスプリントで活躍したダノンレジェンド産駒、マテンロウコマンドがドレフォン産駒で地方では無双状態。

ダート短距離~マイルに強い血統背景を持つ馬は素直に評価したいところです。

東海ステークスの前走レース別傾向と対策

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
天保山S 1-1-2-12/16 6% 12% 25%
欅S 1-0-1-7/9 11% 11% 22%
アンタレG3 1-0-0-1/2 50% 50% 50%
アハルテH 0-0-1-4/5 0% 0% 20%
栗東SH 0-0-1-2/3 0% 0% 33%
ポラリス 0-0-1-1/2 0% 0% 50%
オアシス 0-0-0-1/1 0% 0% 0%
栗東SH(L) 0-0-0-5/5 0% 0% 0%
東京スG3 0-0-0-4/4 0% 0% 0%
かきつG3 0-0-0-3/3 0% 0% 0%

天保山ステークス組が1勝、2着1回、3着2回。母数が多いためここが目立ちますが、後のレースからの転戦馬がことごとく敗れているのは引っかかります。

特に栗東Sは深刻。【0-0-1-7】は同じダート1400mからの転戦でもマズいでしょう。くりちゃんの呪い?

実績馬でもここからの転戦はやや疑いたいところか。やはり基本は東京ダート1400m、阪神ダートと、直線に坂がある競馬場からの転戦馬を重視したいところです。

、着順以上に評価しておきたいレースです。

東海Sの前哨戦回顧・考察

東海Sの前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①:天保山S

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
6 20 阪神 天保山S OP ダート 1400m
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 2 3 ベルジュロネット 牡4 57 西村淳也 1.23.5 35.8 1
5 6 11 ノーブルロジャー 牡5 59 石川裕紀 1.24.3 0.8 35.7 7
14 6 10 モンドプリューム 牡6 58 幸英明 1.25.1 1.6 37.1 8

天保山Sは、ベルジュロネットが中団前方から抜け出して快勝しました。

前半600mは35秒4と、重馬場にしても極端には速くない1戦。その後も12秒0前後のラップが続く持続力勝負。ベルジュロネットは5番手付近から運び、直線へ向くまでに前との差を詰めると、上り35秒8で押し切りました。西村淳也騎手は先行勢を視野に入れながらロスを抑え、勝負どころで迷わず進出。1番人気に応える隙のない内容です。

ノーブルロジャーは後方2番手付近から上がり35秒7を使って5着。59kgを背負いながら勝ち馬と0秒8差まで詰めており、前有利の流れを考えれば着順以上に評価できます。この馬に関しては重い斤量もそこまで影響がない馬ですし、ハンデもそこまで気にしなくていいでしょう。

モンドプリュームは中団前方につけましたが、直線で伸びを欠いて14着。勝ち馬との差は1秒6と大きく、まだこのクラスでは荷が重い感じもします。

参考レース②:欅S

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
5 23 東京 欅S OP ダート 1400m 稍重
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 2 3 ドンインザムード 牡4 59 荻野極 1.22.0 35.8 1
3 5 9 ノーブルロジャー 牡5 59 石川裕紀 1.23.3 1.3 35.4 4

欅Sは、ドンインザムードが好位から後続を突き放し、7馬身差の圧勝を収めました。

前半600mは34秒3。稍重馬場とはいえオープンらしい速い入りとなりましたが、ドンインザムードは3番手で折り合い、直線に向いて先頭へ。上がり35秒8で最後まで脚色が衰えず、1分22秒0の好時計で完勝しました。荻野極騎手は前を深追いせず、自身のリズムを守りながら好位を確保。59kgを背負ってこの内容なら、能力面で高く評価できます。

ノーブルロジャーは後方から上がり35秒4を使い3着。勝ち馬には1秒3離されましたが、前半で置かれながら直線では確実に差を詰めています。こちらも59kgでの好走であり、地力は示しました。ただし、勝ち馬との差は決して小さくありません。

この前哨戦からは、ドンインザムードのスピードと先行力を最上位に評価します。東海Sでも好位を取れれば有力ですが、1400mから距離が延びる場合は折り合いと終盤の持続力が焦点です。

参考レース③:栗東S

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
5 17 京都 栗東S OP ダート 1400m
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 2 4 タガノミスト 牝5 55 田山旺佑 1.22.2 37.1 8
2 6 11 ベルジュロネット 牡4 56 鮫島克駿 1.22.2 0.0 35.5 2
3 1 1 インユアパレス 牡5 58.5 団野大成 1.22.4 0.2 36.6 3
7 5 10 ハッピーマン 牡4 58.5 高杉吏麒 1.23.6 1.4 37.3 4
8 6 12 トリリオンボーイ 牡4 54 国分恭介 1.23.7 1.5 36.8 15

栗東Sは、ベルジュロネットの末脚を評価したいところ。前半600mが33秒4という速い流れのなか、序盤で無理をせず末脚に徹した判断が奏功しました。鮫島克駿騎手は直線で外へ持ち出し、最後まで鋭く伸ばしています。差し切れなかったとはいえ、最も強い競馬をしたと評価する余地があります。

インユアパレスは好位の後ろから3着。58.5kgを背負いながら0秒2差に踏ん張り、先行力と安定感を示しました。ハッピーマンは中団から7着、トリリオンボーイは後方から8着。両馬とも流れには乗ったものの、直線で上位勢との差を詰め切れていません。

東海Sへ向けては、ベルジュロネットの末脚とインユアパレスの総合力を高く評価。タガノミストの逃げ切りを基準に、追走力と位置取りの差を見極めたい一戦です。

参考レース④:黒船賞(JpnⅢ)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
3 24 高知 黒船賞 JpnⅢ ダート 1400m 稍重
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 3 3 マテンロウコマンド 牡4 57 松山弘平 1.28.6 38.6 5
2 6 8 ダノンフィーゴ 牡4 57 川田将雅 1.28.7 0.1 38.3 1
3 5 5 インユアパレス 牡5 56 戸崎圭太 1.28.8 0.2 37.8 4

黒船賞は、マテンロウコマンドが逃げ切り、ダノンフィーゴ、インユアパレスが続いてJRA勢で上位を占めました。

マテンロウコマンドはスタートから主導権を握り、1周目から先頭を譲らずに押し切りました。上がりは38秒6でしたが、高知の小回りで自らレースを作り、後続に並ばせなかった点は評価できます。松山弘平騎手も序盤から位置を取り切り、コーナーで息を入れながら粘り込みました。地方小回りでは無頼の安定感を誇りますが、果たして広いコースに戻ってどうかは考えておきたいところです。

ダノンフィーゴは4番手付近から徐々に進出し、上がり38秒3で0秒1差の2着。勝負どころで前との差を詰め、直線でも最後まで迫った内容は安定感があります。インユアパレスは後方から押し上げ、メンバー最速の上がり37秒8で3着。勝ち馬との差は0秒2で、展開や位置取りを考えれば末脚は最も目立ちました。

東海Sでは、先行力のマテンロウコマンド、自在性のダノンフィーゴ、末脚のインユアパレスという比較になります。中央の広いコースへ替わることで、インユアパレスの差し脚がさらに生きる可能性があります。

参考レース⑤:豊明S

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
3 21 中京 豊明S OP ダート 1400m
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 7 13 ドラゴンテイラー 牡4 56 横山武史 1.23.3 36.5 2

豊明Sは、ドラゴンテイラーが好位から抜け出し、3勝クラスを突破しました。

前半600mは34秒2と速く、逃げたロサンゼルスを先行各馬が追いかける展開。ドラゴンテイラーは3番手付近で流れに乗り、4コーナーでは2番手まで進出しました。直線では早めに先頭へ立ち、上がり36秒5で後続を2馬身退けています。横山武史騎手は速い流れのなかでも無理にハナを奪わず、前を目標にする形を選択。馬のスピードを生かしながら、最後まで余力を残す好騎乗でした。

勝ち時計は1分23秒3。オープンや重賞組と比べると相手強化は避けられませんが、昇級戦で必要になる先行力と持続力は示しています。格下扱いだけで軽視できない存在です。重賞の流れに対応できるかが課題ですが、好位を確保できれば上位に食い込む余地があります。

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