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更新日:2026.06.22 15:11

【ラジオNIKKEI賞2026】過去10年のデータと傾向から対策を解説

函館記念2026データ分析記事のサムネイル 蒼井の“爆穴”の一撃

本記事では、2026年6月28日(日)福島競馬場で開催予定のラジオNIKKEI賞を過去10年分のデータから分析した傾向と対策を解説いたします。

さらに、ラジオNIKKEI賞の前哨戦から直近で好走している有力馬も導き出しました。ぜひ最後までご覧ください。ぜひ最後までご覧ください。

監修者
塚越 一弘

JRA騎手として20年活躍。その後は調教助手へ転身し、松永厩舎の運営に携わった。引退後は美浦トレセン付近で生活を送り、競馬人脈、情報網は業界随一である。競馬ナビでは、豊富な競馬知識や実戦経験に基づき、プロの視点から全コンテンツの品質管理を徹底して行っています。

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この記事を書いた人
蒼井 隼

中央・地方ともに爆穴狙いの競馬ライター。回収率の高さが魅力の予想家でもあり、10番人気以下の穴馬からワイドを買い、本命人気馬を絡めて3連複を買うことが常である。

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ラジオNIKKEI賞の過去10年配当傾向

年次 着順 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単 馬名 騎手 人気 枠番 馬番
2025年 1着 760 280 1760 2700 920 5510 10520 55480 エキサイトバイオ 荻野極 4 1 1
2着 200 1590 センツブラッド 菅原明良 2 4 5
3着 430 1480 インパクトシー 横山琉人 8 5 7
2024年 1着 1120 340 1190 2960 910 6800 7000 45740 オフトレイル 田辺裕信 6 5 5
2着 250 1200 シリウスコルト 三浦皇成 4 1 1
3着 240 990 ヤマニンアドホック 津村明秀 5 4 4
2023年 1着 830 210 4510 6460 1780 13170 4690 50060 エルトンバローズ 西村淳也 3 3 6
2着 330 450 シルトホルン 大野拓弥 4 4 7
3着 130 660 レーベンスティール 戸崎圭太 1 7 14
2022年 1着 720 260 1330 4130 1340 7730 9340 59280 フェーングロッテン 松若風馬 3 3 3
2着 350 1030 ショウナンマグマ 菅原明良 8 5 7
3着 250 1270 サトノヘリオス 岩田望来 2 1 1
2021年 1着 780 280 5330 11530 2980 20830 41850 316180 ヴァイスメテオール 丸山元気 4 1 2
2着 820 1700 ワールドリバイバル 津村明秀 11 5 10
3着 410 4330 ノースブリッジ 岩田康誠 7 7 14
2020年 1着 2020 500 3260 11240 3380 25750 22480 173020 バビット 内田博幸 8 1 1
2着 580 1870 パンサラッサ 三浦皇成 7 8 11
3着 360 1730 ディープキング 戸崎圭太 5 2 2
2019年 1着 840 280 2400 6240 2050 11290 26540 142140 ブレイキングドーン 田辺裕信 3 7 14
2着 520 1520 マイネルサーパス 柴田大知 9 1 2
3着 400 3800 ゴータイミング 武豊 6 7 13
2018年 1着 410 180 680 830 400 1650 5410 21500 メイショウテッコン 松山弘平 2 2 2
2着 130 1400 フィエールマン 石橋脩 1 5 6
3着 440 1370 キボウノダイチ 戸崎圭太 9 5 7
2017年 1着 440 200 1030 4580 1580 6810 34600 156510 セダブリランテス 石川裕紀人 2 8 11
2着 400 2250 ウインガナドル 津村明秀 8 6 7
3着 630 4350 ロードリベラル 吉田隼人 9 1 1
2016年 1着 400 170 1720 3580 1230 6170 13040 67460 ゼーヴィント 戸崎圭太 1 1 1
2着 460 990 ダイワドレッサー 石川裕紀人 9 3 6
3着 320 2840 アーバンキッド 福永祐一 5 8 15

※ワイドは上から1-2 1-3 2-3の入線順。

かなり荒れる3歳重賞です。過去10年で3連単10万円超えは4回。2021年は31万円超え、2020年も17万円超えとなっており、上位人気だけでまとめるには少し怖いレースと言えます。

一方で、勝ち馬だけを見ると1~4番人気の勝利も多く、単純に大穴から入るというよりは、勝ち馬候補は中穴まで、相手には人気薄を絡めるという組み立てが合いそうです。

特に3連系は跳ねやすく、堅く収まると思って点数を絞りすぎると痛い目を見そうな1戦です。

ラジオNIKKEI賞の人気別成績一覧

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 1- 1- 1- 7/ 10 10% 20% 30%
2番人気 2- 1- 1- 6/ 10 20% 30% 40%
3番人気 3- 0- 0- 7/ 10 30% 30% 30%
4番人気 2- 2- 0- 6/ 10 20% 40% 40%
5番人気 0- 0- 3- 7/ 10 0% 0% 30%
6番人気 1- 0- 1- 8/ 10 10% 10% 20%
7番人気 0- 1- 1- 8/ 10 0% 10% 20%
8番人気 1- 2- 1- 6/ 10 10% 30% 40%
9番人気 0- 2- 2- 6/ 10 0% 20% 40%
10~人気 0- 1- 0- 49/ 50 0% 2% 2%

※2016~2025年のデータ使用。

人気別では、3番人気が3勝、2番人気と4番人気がそれぞれ2勝。1番人気はわずか1勝に留まっています。このレースは1番人気を信頼して買うレースではありません。

4番人気は連対率40%、複勝率40%。さらに8番人気、9番人気も複勝率40%。

10番人気以下は馬券圏内1回のみのため、無理に超大穴まで広げるより、2~9番人気あたりの中穴ゾーンを厚めに見たいところです。

ラジオNIKKEI賞の枠別傾向と対策

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 4- 2- 2- 6/14 29% 43% 57%
2枠 1- 0- 1-12/14 7% 7% 14%
3枠 2- 1- 0-12/15 13% 20% 20%
4枠 0- 2- 1-14/17 0% 12% 18%
5枠 1- 3- 2-14/20 5% 20% 30%
6枠 0- 1- 0-19/20 0% 5% 5%
7枠 1- 0- 3-16/20 5% 5% 20%
8枠 1- 1- 1-17/20 5% 10% 15%

枠順で最も目立つのは1枠です。

過去10年で4勝、連対率42.9%、複勝率57.1%。小回り福島芝1800mらしく、ロスなく立ち回れる内枠は大きな武器になります。

一方で6枠は20頭が出走して複勝率5%。かなり苦戦傾向です。7枠、8枠も勝ち馬こそ出ていますが、数字としては1枠ほどのインパクトはありません。

基本は内枠重視。特に1枠に入った馬は、人気に関係なく警戒した方が良いでしょう。

逆に外枠から差すタイプは、道中のロスや仕掛けどころの難しさが出やすく、少し割り引いて考えたいところです。

ラジオNIKKEI賞の騎手傾向と対策

騎手 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
田辺裕信 当該重賞 2- 0- 0- 7/ 9 22% 22% 22%
当該条件 3- 1- 0- 9/13 23% 31% 31%
石川裕紀人 当該重賞 1- 1- 0- 3/ 5 20% 40% 40%
当該条件 1- 1- 0- 8/10 10% 20% 20%
戸崎圭太 当該重賞 1- 0- 3- 5/ 9 11% 11% 44%
当該条件 1- 1- 3-10/15 7% 13% 33%
内田博幸 当該重賞 1- 0- 0- 5/ 6 17% 17% 17%
当該条件 1- 0- 1- 9/11 9% 9% 18%
松山弘平 当該重賞 1- 0- 0- 2/ 3 33% 33% 33%
当該条件 1- 0- 0- 2/ 3 33% 33% 33%
西村淳也 当該重賞 1- 0- 0- 1/ 2 50% 50% 50%
当該条件 1- 0- 0- 2/ 3 33% 33% 33%
荻野極 当該重賞 1- 0- 0- 1/ 2 50% 50% 50%
当該条件 1- 1- 0- 3/ 5 20% 40% 40%
松若風馬 当該重賞 1- 0- 0- 1/ 2 50% 50% 50%
当該条件 1- 0- 0- 2/ 3 33% 33% 33%
丸山元気 当該重賞 1- 0- 0- 1/ 2 50% 50% 50%
当該条件 1- 2- 0- 2/ 5 20% 60% 60%
津村明秀 当該重賞 0- 2- 1- 5/ 8 0% 25% 38%
当該条件 1- 2- 3- 7/13 8% 23% 46%
三浦皇成 当該重賞 0- 2- 0- 3/ 5 0% 40% 40%
当該条件 0- 2- 0- 8/10 0% 20% 20%
菅原明良 当該重賞 0- 2- 0- 3/ 5 0% 40% 40%
当該条件 0- 2- 1- 4/ 7 0% 29% 43%

田辺裕信騎手が過去10年で2勝。福島芝1800mのWIN5対象レースでも3勝を挙げており、この条件への理解度はかなり高いと見て良いでしょう。

石川裕紀人騎手も当該重賞で1勝2着1回。ただし、近年のWIN5対象レースでは全くと言って良いほど活躍できていないため、注意が必要です。

一方で、津村明秀騎手は当該重賞では勝利こそありませんが、福島芝1800mのWIN5条件では複勝率46.2%。丸山元気騎手や荻野極騎手も条件成績は良く、ローカルらしく騎手の得手不得手がはっきり出ています。

このレースは福島芝1800mを分かっている騎手を重視したいところです。

ラジオNIKKEI賞のキャリア別傾向と対策

キャリア 着別度数 勝率 連対率 複勝率
2戦 1- 1- 0- 1/ 3 33% 67% 67%
3戦 0- 0- 2- 7/ 9 0% 0% 22%
4戦 2- 0- 4- 16/ 22 9% 9% 27%
5戦 1- 0- 1- 24/ 26 4% 4% 8%
6戦 4- 3- 2- 22/ 31 13% 23% 29%
7戦 2- 4- 1- 20/ 27 7% 22% 26%
8戦 0- 1- 0- 7/ 8 0% 12% 12%
9戦 0- 1- 0- 6/ 7 0% 14% 14%
10戦 0- 0- 0- 3/ 3 0% 0% 0%

キャリア別では6戦目の馬が4勝。7戦目も2勝、2着4回で連対率22.2%と優秀です。

ただし、その直前にいる5戦目は26頭が出走して複勝率7.7%とかなり低調。キャリアが少なすぎても、使い込まれすぎても微妙というより、ここまで6~7戦ほど経験してきた馬がちょうど良いレースと考えたいところです。

2戦馬は複勝率66.7%ですが、該当数は3頭のみ。素質馬の一撃はありますが、サンプルとしては少なめです。

ラジオNIKKEI賞は3歳ハンデ重賞。完成度よりも、経験を積みながらまだ伸びしろを残す馬を狙いたいレースでしょう。

ラジオNIKKEI賞の馬体重別傾向と対策

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
400~419kg 0- 0- 1- 1/ 2 0% 0% 50%
420~439kg 0- 0- 0- 8/ 8 0% 0% 0%
440~459kg 2- 4- 2- 22/ 30 7% 20% 27%
460~479kg 2- 4- 4- 27/ 37 5% 16% 27%
480~499kg 3- 0- 2- 32/ 37 8% 8% 14%
500~519kg 2- 2- 0- 16/ 20 10% 20% 20%
520~539kg 1- 0- 1- 3/ 5 20% 20% 40%
540~ 0- 0- 0- 1/ 1 0% 0% 0%

馬体重では440~479kgのゾーンが安定しています。

440~459kgは複勝率26.7%、460~479kgも複勝率27.0%。小回りで機動力が求められる福島芝1800mらしく、極端に大きすぎない馬が走りやすい印象です。

500~519kgは勝率10%と悪くありませんが、複勝率は20%止まり。520kg以上も少数ながら好走はあるものの、重すぎる馬を中心視する条件ではなさそうです。

狙いやすいのは440~479kg。スピードと器用さを兼ね備えた中型馬を重視したいところです。

ラジオNIKKEI賞の脚質別傾向と対策

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1- 2- 2- 5/ 10 10% 30% 50%
先行 4- 7- 1- 23/ 35 11% 31% 34%
差し 4- 0- 4- 49/ 57 7% 7% 14%
追込 1- 1- 3- 33/ 38 3% 5% 13%

脚質別では、先行馬が4勝、連対率31.4%、複勝率34.3%。逃げ馬も複勝率50%と高く、前で運べる馬はかなり有利です。

一方で差し馬も4勝を挙げていますが、連対率は7.0%と低め。勝ち切る馬は出ていても、安定して馬券に絡むというより、展開や立ち回りが噛み合った時に突き抜けるイメージでしょう。

追込は勝率2.6%、複勝率13.2%。後方一気は基本的に割引です。

福島芝1800mなら、やはり好位から立ち回れる馬が中心。差し馬を狙うにしても、せめて中団あたりで運べるタイプを選びたいところです。

ラジオNIKKEI賞の血統傾向と対策

種牡馬 条件 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ディープブリランテ 当該重賞 2- 0- 0- 4/ 6 33% 33% 33%
当該条件 2- 0- 0- 4/ 6 33% 33% 33%
ブラックタイド 当該重賞 1- 0- 0- 2/ 3 33% 33% 33%
当該条件 1- 0- 0- 6/ 7 14% 14% 14%
キングカメハメハ 当該重賞 1- 0- 0- 2/ 3 33% 33% 33%
当該条件 1- 0- 0- 5/ 6 17% 17% 17%
レイデオロ 当該重賞 1- 0- 0- 1/ 2 50% 50% 50%
当該条件 1- 1- 0- 1/ 3 33% 67% 67%
エピファネイア 当該重賞 0- 1- 1- 5/ 7 0% 14% 29%
当該条件 0- 1- 2- 7/10 0% 10% 30%
ルーラーシップ 当該重賞 0- 1- 0- 5/ 6 0% 17% 17%
当該条件 0- 1- 0- 7/ 8 0% 12% 12%

当該重賞ではディープブリランテ産駒が2勝。ただし福島芝1800mのWIN5対象レースまで広げると、ゴールドシップ産駒が2勝、連対率60%。キタサンブラック産駒、レイデオロ産駒も好成績を残しています。

この条件は単純な瞬発力だけでなく、コーナーで動ける持続力も重要です。小回りで長く脚を使える血統を重視したいところでしょう。

今年の想定馬では、レイデオロ産駒のコルテオソレイユ、ルーラーシップ産駒のローベルクランツなどがデータ上は気になる存在です。

ラジオNIKKEI賞の前走レース別傾向と対策

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
白百合S(L) 2- 1- 0-11/14 14% 21% 21% 131 57
1勝クラス 1- 1- 1-10/13 8% 15% 23% 63 51
プリンシパルS(L) 1- 1- 1- 4/ 7 14% 29% 43% 111 151
白百合S 1- 0- 0- 3/ 4 25% 25% 25% 102 45
京都新聞杯 1- 0- 0- 3/ 4 25% 25% 25% 210 70
プリンシパルS 1- 0- 0- 3/ 4 25% 25% 25% 100 42
あずさ賞 1- 0- 0- 0/ 1 100% 100% 100% 760 280
皐月賞 0- 2- 1- 9/12 0% 17% 25% 0 110
東京優駿 0- 1- 0- 1/ 2 0% 50% 50% 0 260

前走レース別では、白百合ステークス組が2勝。リステッド表記の白百合ステークスも含めると、かなり重要なステップレースと見て良いでしょう。

また、プリンシパルステークス組も複勝率42.9%と優秀。皐月賞組は勝利こそありませんが、2着2回、3着1回で複勝率25.0%。格上からの転戦馬も軽く扱えません。一方でマイル路線やNHKマイルカップ組は数字上そこまで目立っていないため、1800~2000m前後の中距離路線を歩んできた馬を中心に考えるのが良さそうです。

白百合ステークス、プリンシパルステークス、京都新聞杯、そして皐月賞組。やはりクラシック路線を歩んできた馬たちを中心に考えるべきです。

ラジオNIKKEI賞の前哨戦回顧・考察

ラジオNIKKEI賞の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①ひめさゆり賞(1勝)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
4 18 福島 ひめさゆり賞 1勝 2000
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 5 5 キンググローリー 牡3 57 舟山瑠泉 1.57.8 34.8 5
3 4 4 サイモンシャリオ 牡3 57 松若風馬 1.58.4 0.6 34.8 2

ひめさゆり賞は、キンググローリーの先行力とレースセンスが際立った一戦でした。

ラップは12.5-10.9-11.2-12.4-12.2-12.0-11.7-11.7-11.5-11.7。通過は34.6-47.0-59.2-71.2で、福島2000mとしては前半からある程度流れた形。それでも上がりは70.8-58.6-46.6-34.9で完結していることからも、前で運びながら最後に脚を残せるかが問われました。

そんな中、キンググローリーはスタートから好位の外目に取りつき、向正面でも無理に動かず2番手付近で前を射程圏に入れる形。4コーナーではすでに勝ち馬の手応えで、直線は早めに先頭へ。舟山瑠泉騎手が馬のリズムを崩さず運んだことで、この馬の持続力がきれいに引き出されました。

サイモンシャリオは中団で運びながら上がり34秒8。勝負どころで前との差を詰め切れなかったのは少し気になります。福島1800mのラジオNIKKEI賞なら、もう少し前で運ばないと逆転は難しそうです。

このレースはキンググローリーの小回り適性を評価したい内容。福島替わりでも同じように前を見ながら運べるなら、軽く扱えない存在でしょう。

参考レース②3歳1勝クラス(1勝)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
4 18 中山 3歳1勝クラス 1勝 1800
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 2 2 ルージュボヤージュ 牝3 55 戸崎圭太 1.49.4 33.1 2

中山の3歳1勝クラスは、ルージュボヤージュの逃げ切りという結果以上に、スローからの瞬発力勝負に対応した上位勢を見ておきたいレースでした。

ルージュボヤージュはハナを切ってそのまま押し切り。戸崎圭太騎手がかなり楽なリズムで運べており、これは当時の中山の前傾馬場を味方につけた勝利と言って良いでしょう。ラスト2ハロンで10秒台を叩き出しているように、瞬発力は十分。33秒1の上りでまとめて勝ち切っており、逃げて二枚腰を使えるポテンシャルはあるということ。この先も面白い存在でしょう。芝1800mの福島はデビュー戦で勝利していることを考えるなら、適性は十分。牡馬相手でもいい勝負になるのではないでしょうか。

参考レース③3歳1勝クラス(1勝)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
5 9 京都 3歳1勝クラス 1勝 1600
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 7 7 コルテオソレイユ 牡3 57 浜中俊 1.33.4 33.7 1

京都の3歳1勝クラスは、コルテオソレイユのマイル性能と浜中俊騎手の判断が光った一戦でした。

ラップは12.2-11.1-11.7-12.3-12.1-11.6-11.1-11.3。通過は35.0-47.3-59.4-71.0で、前半は35秒0。ラスト3ハロンは11秒6-11秒1-11秒3だったように、まあ、前傾馬場です。

最後まで速い脚を使えないと勝ち切れない馬場でした。

コルテオソレイユは好位の外目で前を見ながら運び、直線ではダークマルスを目標に追い出す形。浜中騎手が無理に早仕掛けせず、相手の動きを見てから脚を使わせたのが勝因でしょう。頭差とはいえ、内容はかなり安定しています。

一方で、今回の舞台は福島1800m。京都1600mのように直線でギアを上げるだけではなく、コーナーでの立ち回りも問われます。その点で、コルテオソレイユが小回り替わりにどう対応するかは焦点です。

それでも、好位で流れに乗れて最後に脚を使える形はラジオNIKKEI賞向き。距離延長さえこなせば、評価を下げる必要はないでしょう。

参考レース④ゆりかもめ賞(1勝)

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
2 10 東京 ゆりかもめ賞 1勝 2400
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 6 6 スカイスプレンダー 牡3 57 戸崎圭太 2.28.1 33.8 2

ゆりかもめ賞は、スカイスプレンダーの長く脚を使う能力が目立った一戦でした。

ラップは13.0-11.9-13.1-13.5-13.2-12.3-12.4-12.5-12.3-11.4-11.2-11.3。通過は38.0-51.5-64.7-77.0で、2400mらしく道中はかなり緩い流れ。そこからラスト3ハロンが11秒4-11秒2-11秒3と速く、瞬発力だけでなく早めに動いても脚を残せるかが問われました。2月の東京ならある程度前残りです。

そんな中スカイスプレンダーは、向正面から徐々にポジションを押し上げ、勝負どころでは前を射程圏に入れる形。戸崎圭太騎手が待ちすぎず、早めに勝ちに行った判断が良かったと思います。直線でもアローメタルの追撃を退けており、スタミナと持続力はかなりのものです。

ただし、今回は福島1800m。2400mで良さが出た馬をそのまま短縮で買えるかは少し悩みます。スピード勝負に寄りすぎると置かれる可能性もあり、人気になるなら少し疑いたくなるところ。

それでも、福島で早めに動く競馬に持ち込めるなら面白いです。後方で構えるのではなく、向正面から押し上げる競馬ができるかどうかが本番のカギでしょう。ここで好走するなら菊花賞でも勝負になるかも。

1位 勝馬総合センター
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