本記事では、競馬ライター蒼井が2026年5月31日(日)に東京競馬場で開催予定の日本ダービー出走馬の全頭追い切り診断ピックアップ馬を公開!
競馬歴20年の確かな目で、日本ダービーに出走する馬の追い切りを分析します。
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日本ダービー追い切り診断:ピックアップ馬

追い切りの結果から特に評価が良かった馬をピックアップします。
SS評価:ロブチェン
ここまで「S評価」しか出してこなかった当記事ですが、今回はそれを上回る状態と判断しました。
1週前追い切りでは併走相手を楽々5馬身以上突き放すパフォーマンスを見せたロブチェン。かと思えば、ラストとなる当週追いでは僚馬をかなり先行させ、一瞬単走かと見まがう形でした。
しかし、追われてグングン加速するといつの間にか併走相手をとらえ、そのままぶっちぎる化け物級の走り。あんな走りを見せられては「S」を上回る「SS」をあげたくなるのも必然と言えます。
二冠制覇に向けて完璧な仕上げ。父もワールドプレミアなら距離不安などこれっぽちもありません。先行してそのまま抜け出し、圧勝する未来を見ます。
S評価:パントルナイーフ
パントルナイーフは皐月賞以上のデキ。頓挫があって回避したスプリングSからの急仕上げだった前走は、お世辞にもそこまでいいと言える動きではなかったですが、今回は明らかにその時とは状態が違います。
併走相手に怯まないどころか、逆にそれを飲み込むような推進力は抜群のものです。ダービーに向けて完璧に状態は整ったと考えて良いでしょう。
S評価:リアライズシリウス
リアライズシリウスは文句なし。今更長々と語るような内容もないほど十分な仕上がりです。
逆転に向けてこちらも機は熟しました。スピード能力を存分に見せつけるストライドで、府中の芝2400mも問題ないはずです。
日本ダービー追い切り全頭診断と評価
| 評価 | 馬名 |
|---|---|
| SS | ロブチェン |
| S | パントルナイーフ |
| S | リアライズシリウス |
| A | アスクエジンバラ |
| A | コンジェスタス |
| A | バステール |
| A | マテンロウゲイル |
| B | アウダーシア |
| B | アルトラムス |
| B | カフジエメンタール |
| B | ショウナンガルフ |
| C | エムズビギン |
| C | ケントン |
| C | ジャスティンビスタ |
| C | メイショウハチコウ |
| 木曜追い | グリーンエナジー |
| 木曜追い | ゴーイントゥスカイ |
| 木曜追い | フォルテアンジェロ |
| 木曜追い | ライヒスアドラー |
※追い切り評価順。
日本ダービーに出走予定の全頭の追い切り状態から全頭診断と評価を行いました。
ロブチェン
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| SS | ロブチェン | 1週前 | 96.0-65.4-51.0-36.2-11.2 | 栗C | 未強め |
| 今回 | 51.4-36.8-11.2 | 栗C | 未強め |
今回の追い切り組では一枚抜けた存在で、完成度・反応・気配の全てが高水準です。
1週前は栗C96.0-65.4-51.0-36.2-11.2を未強めでマーク。1週前にも関わらず抜群のパフォーマンスを見せ、ラストでは馬群の外を回しながら鋭く先行していた僚馬を一気に捕らえ、そのまま突き放す圧案の内容でした。
今回は51.4-36.8-11.2と未強めのまま終いを維持。数字以上にフォームの伸びやかさと反応速度が際立っており、かなり余裕を持って仕上げられている印象ながら、それでも実力はかなり感じます。二冠制覇に向けて盤石の仕上げと考えて良いでしょう。
パントルナイーフ
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| S | パントルナイーフ | 1週前 | 97.1-67.0-52.2-37.8-11.6 | 美W | 馬なり |
| 今回 | 81.7-66.2-51.9-37.6-11.2 | 美W | 馬なり |
間違いなく前走以上の状態という印象があります。
1週前は美W97.1-67.0-52.2-37.8-11.6と馬なりで余裕を残しながらもしっかり加速。今回は81.7-66.2-51.9-37.6-11.2と終いを大きく詰めてきました。
しかもフォームの沈み込みも深く、推進力はかなり目立つ内容。東京向きの長い脚を使えそうな雰囲気があり、間違いなく前走以上のデキです。最大目標であるここへ向けての仕上がりはかなり高いレベルでしょう。
リアライズシリウス
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| S | リアライズシリウス | 1週前 | 79.7-64.7-49.8-36.0-11.2 | 美W | 強め |
| 今回 | 84.1-67.4-52.3-37.5-11.3 | 美W | 馬なり |
スピード能力は今回のメンバーでもやはり上位で、逆襲への機運は高まりました。
1週前は美W79.7-64.7-49.8-36.0-11.2を強めでマークし、追われればグングン伸びて行くような形。当週追いも84.1-67.4-52.3-37.5-11.3と良い時計を叩き出し、フォームの伸びやかさは維持されています。
推進力に優れた走りで、前に行ければ粘り込みまで十分ありそうなデキです。
アスクエジンバラ
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | アスクエジンバラ | 1週前 | 97.6-66.9-52.2-37.2-11.8 | 栗C | 一杯 |
| 今回 | 57.1-40.1-12.1 | 栗坂 | 馬なり |
1週前の内容が非常に良く、馬体面も含めて上昇気配を感じます。
1週前は栗C97.6-66.9-52.2-37.2-11.8を一杯に追われ、スムーズなフォームで加速。今回は57.1-40.1-12.1と坂路で軽め調整。そのなかでも前走以上の雰囲気があるうえ、黒光りする馬体はかなりのデキ。仕上がってきている印象です。
コンジェスタス
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | コンジェスタス | 1週前 | 53.9-38.8-12.3 | 栗坂 | 馬なり |
| 今回 | 54.1-38.7-12.6 | 栗坂 | 馬なり |
軽め調整でも気配の良さが伝わっており、状態は上向きです。
1週前は栗坂53.9-38.8-12.3と馬なりでリズム良く加速。今回は54.1-38.7-12.6と大きな変化はありませんが、2週続けてパワフルなフォームを維持できています。
体の使い方にも柔らかさがあり、順調な仕上がりと言えるでしょう。
バステール
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | バステール | 1週前 | 81.8-66.1-51.3-36.4-11.2 | 栗C | 一杯 |
| 今回 | 85.2-69.5-53.9-38.2-11.4 | 栗C | 馬なり |
併走馬は宝塚記念2週前のクロワデュノール。しかし全く物おじすることなく強気の姿勢を見せており、状態はかなり良さそうです。
1週前は栗C81.8-66.1-51.3-36.4-11.2を一杯に追われ、今回は85.2-69.5-53.9-38.2-11.4と馬なり。そして、あのクロワデュノール相手に全く見劣らない動きです。
気持ちの前向きさは十分。仕上がり面を考えれば高評価に値します。
マテンロウゲイル
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | マテンロウゲイル | 1週前 | 53.2-38.5-12.2 | 栗坂 | 強め |
| 今回 | 54.4-39.1-12.4 | 栗坂 | 馬なり |
早めから動けるスピードがあり、状態は安定しています。
1週前は栗坂53.2-38.5-12.2を強めでマークし、今回は54.4-39.1-12.4と馬なり調整。
時計自体は2週続けて大きく変わりませんが、前進気勢の強さは引き続き感じます。皐月賞と違い、早めに動く競馬になれば面白い存在です。
アウダーシア
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| B | アウダーシア | 1週前 | 83.2-67.3-51.5-37.2-11.7 | 美W | 強め |
| 今回 | 66.8-53.5-38.2-11.9 | 美W | 馬なり |
やや引っ掛かる面は残していますが、成長気配も感じる内容です。
1週前は美W83.2-67.3-51.5-37.2-11.7を強めに追われ、今回は66.8-53.5-38.2-11.9と馬なりで調整。ラストの伸びには物足りなさもありますが、スプリングS時より状態は上向いている印象です。
しかし、この相手ではどうか…。イマイチピリッとしません。
アルトラムス
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| B | アルトラムス | 1週前 | 83.9-68.5-53.1-37.9-11.5 | 栗C | 未強め |
| 今回 | 52.5-37.3-12.3 | 栗坂 | 馬なり |
フォームの軽さはありますが、まだ決め手には欠けます。
1週前は栗C83.9-68.5-53.1-37.9-11.5を未強めでマーク。今回は52.5-37.3-12.3と坂路で仕上げましたが、やや重めの動きです。
前走のダメージを感じさせない点は評価できますが、上積みという点ではやや微妙です。
カフジエメンタール
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| B | カフジエメンタール | 1週前 | 88.5-73.0-57.4-40.9-11.7 | 栗C | 馬なり |
| dissertation 今回 | 51.2-37.6-12.1 | 栗坂 | 強め |
数字は悪くないものの、動きの迫力には欠けます。
1週前は栗C88.5-73.0-57.4-40.9-11.7と馬なり、今回は51.2-37.6-12.1を強めでマーク。
時計は詰めていますが、動きそのものに大きな変化はなく、上位争いまでとなるとどうでしょうか。
ショウナンガルフ
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| B | ショウナンガルフ | 1週前 | 81.5-65.9-51.3-37.3-11.2 | 栗C | 一杯 |
| 今回 | 84.2-68.0-52.7-37.4-11.6 | 栗C | 馬なり |
前週・当週ともに水準級ではありますが、強調材料はそこまで多くありません。
1週前は栗C81.5-65.9-51.3-37.3-11.2を一杯で追われ、今回は84.2-68.0-52.7-37.4-11.6と馬なり。
時計面でも大きな上積みは感じられず、現状維持の印象です。
エムズビギン
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| C | エムズビギン | 1週前 | 80.4-64.9-50.7-37.1-11.6 | 栗C | 馬なり |
| 今回 | 70.9-54.8-40.7-11.9 | 栗ポ | 馬なり |
時計自体は悪くありませんが、上位勢と比べると見劣ります。
1週前は栗C80.4-64.9-50.7-37.1-11.6、今回は栗ポ70.9-54.8-40.7-11.9を馬なりで消化。
動きに迫力が乏しく、決め手勝負では分が悪そうです。
ケントン
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| C | ケントン | 1週前 | 67.5-52.7-38.4-11.4 | 美W | 馬なり |
| 今回 | 81.5-65.6-50.5-36.5-11.7 | 美W | 馬なり |
1週前は迫力を感じましたが、最終追いでややトーンダウンしました。
1週前は美W67.5-52.7-38.4-11.4と馬なりで好内容。一方、今回は81.5-65.6-50.5-36.5-11.7と終いが甘く、不満の残る内容です。
抽選を潜り抜けても厳しさの方が強いか…。
ジャスティンビスタ
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| C | ジャスティンビスタ | 1週前 | 80.1-65.1-50.7-36.8-11.4 | 栗C | 一杯 |
| 今回 | 58.1-42.5-14.0 | 栗坂 | 馬なり |
休み明け感が強く、まだ仕上がり切っていません。
1週前は栗C80.1-65.1-50.7-36.8-11.4を一杯で追われ、今回は58.1-42.5-14.0とかなり軽い内容。
終いの失速も目立ち、現状では厳しそうです。
メイショウハチコウ
| 評価 | 馬名 | 追切時期 | タイム | コース | 追い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| C | メイショウハチコウ | 1週前 | 81.3-64.3-50.2-36.7-11.7 | 栗C | 馬なり |
| 今回 | 56.4-41.0-12.8 | 栗坂 | 馬なり |
気持ちが前向き過ぎる面が目立ち、折り合い面に不安があります。
1週前は栗C81.3-64.3-50.2-36.7-11.7、今回は56.4-41.0-12.8を馬なりで消化。前進気勢の強さは魅力ですが、現状では暴走気味にも映ります。
ダービーという舞台では厳しさも。
2026年春のG1追い切りS評価レース結果
| レース名 | 馬名 | 着順 |
|---|---|---|
| オークス | ラフターラインズ | 3着 |
| ヴィクトリアマイル | ボンドガール | 11着 |
| NHKマイルC | ジーネキング | 13着 |
| 天皇賞(春) | クロワデュノール | 1着 |
| 皐月賞 | リアライズシリウス | 2着 |
| グリーンエナジー | 7着 | |
| 桜花賞 | ナムラコスモス | 6着 |
| 大阪杯 | ダノンデサイル | 3着 |
| 高松宮記念 | ナムラクレア | 6着 |
| フェブラリーS | 該当馬なし | — |


















