京都新聞杯2025予想！過去10年分のデータと傾向から爆穴馬を厳選！

本記事では、競馬ライター蒼井が2025年5月10日(土)に開催予定の京都新聞杯を予想！

競馬歴20年の確かな目で、過去10年のデータ分析、参考レースや追い切り考察をしておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

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京都新聞杯の基本情報

開催日時	2025年5月10日（土）京都11R 発走 15:35
グレード	G2 3歳限定
開催競馬場	京都競馬場
コース	芝2400ｍ

関西の馬にとっては東上最終便とも呼ばれ、優先出走権こそありませんがダービーに出走する最終切符がかかっています。

京都新聞杯のコース解説（京都芝2200ｍ）

スタンド前からスタートし、外回りのコースを1周します。
G1ではエリザベス女王杯がこの距離で施行されています。

最初のコーナーまで距離があるため、そこまで枠の有利不利は出づらいコース。
勝負所となる3コーナーの下りから4コーナーまでがひとつの勝負ポイントです。

京都新聞杯の出走表

※出馬表を右にスクロールすると短評・寸評が表示されます。

京都新聞杯過去10年のデータ分析

京都新聞杯の過去10年分のデータを収集し、分析して割り出した傾向をご紹介していきます。

予想の参考になる情報ばかりですので、ぜひご覧いただき的中率を上げるために役立てて下さい！

人気別データ傾向

※2015～2024年のデータ使用。
2021,22年は中京開催

勝ち馬に本命馬が多い青葉賞と違い、こちらはやや荒れ気味。穴馬の勝利も多いのが特徴です。

ところが、このレースの好走馬は本番でダークホースとなることもしばしば。最近で言えば2着のロジャーバローズがダービーを勝利しています。

更に秋以降や古馬になってからの活躍馬も多く、ディープボンドやステイフーリッシュなどがこのケースに該当。人気がなくても実力馬が紛れ込んでいる可能性はあります。

配当傾向

※ワイドは上から1-2　1-3　2-3　の入線順
2021,22年は中京開催

ここには記されていませんが、2019年は11番人気のレッドジェニアル、2018年は7番人気のステイフーリッシュが勝利。かなり波乱傾向です。

昨年も8番人気のジューンテイクから荒れており、3連単を当てるのはかなり困難です。
連複でも配当は見込めるため、狙うならこちらでも。小頭数でも余程のことがない限りは妙味が出るため、点数によっては3列目総流しでも。

枠番別データ傾向

5枠が勝利以外ゼロで、6枠の好走がたった2回となると、中枠の好走率はちょっと引っ掛かります。

基本的にこの時期の京都は外差しが利くか内伸びの馬場かの両極端。
当然こうなるなら中枠は動きづらく厳しくなります。

キャリア別データ傾向

キャリアの浅い状態で好走したのは2024年のウエストナウと、2019年のサトノソロモンのみ。後は着外に終わっており、1番人気に推されていたアドマイヤビルゴも4着でした。

3歳春となると、そろそろしっかりキャリアを積んできた馬達の方が有利になってきます。

新馬戦や未勝利などからいきなり望んでくるような馬は、そのレースの内容を精査しましょう。

種牡馬別データ傾向

※当該条件は、当レースと同じ距離の2015~2024年のOPクラス以上のレースが対象。

この条件でのOP以上の条件は少なく、対象レースがそれほど多くありません。

こういう時は基本に立ち返り、高速馬場に対応できる血を中心に買いましょう。

騎手別データ傾向

川田・藤岡佑介騎手の同期コンビが好調で、特に川田騎手は複勝率7割の安定ぶりです。

１,２番人気の上位人気に騎乗していることが多いため妙味はなくとも、ダービーに駒を進めるという大仕事の請負人としては最高の騎手です。マークしておくに越したことはないでしょう。

京都新聞杯の予想に大事なキーポイント

京都新聞杯を予想するためのキーポイントを解説していきます。

ポイント①瞬発力のピックアップは『前走連対！』

ダービーは究極の瞬発勝負になることが多い分、ここでもその能力が求められることは多いです。

となると、前走で上り3F1位の末脚を使っていることはひとつの指標になります。

そのうえで僅かに差し届かなかった馬がいるなら、それはここでの好走のサイン。
むしろ1着より狙いたいタイプかもしれません。

逆に勝利馬で狙いたい上りの数値は34秒前半以下の記録。加えて、関西圏の競馬場でその数値を記録していることが求められます。

京都新聞杯の前哨戦回顧・考察

京都新聞杯の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①3歳1勝クラス

1000ｍ通過が59.8秒というやや速めのペース。出脚がつかずかなり馬群から置かれたトッピボーンですが、道中徐々に追いついてくると直線は大外に回し、追い出されてから一瞬でかなりの伸びを見せました。

そのラップタイムは12.1-12.1-11.3。最後の200mだけ異常な伸びです。

トッピボーン自身が最後の600ｍで記録した時計は11.8-11.3-11.4とかなりの好時計。反応も良く、瞬発力も一級品となると、昨年まで鞍上が手綱を取っていたドウデュースが思い起こされます。

武騎手自身も「ここからダービーに間に合ってくれたら楽しみ」とコメントしています。もしもう少し早く仕上がっていたらプリンシパルSを使っていたかもしれませんが、前残り傾向の東京より差しが利く京都に回せたのは寧ろ良かったのかも。
こういうところも『運』と捉えるなら、やはり持っています。ただ、ゲートの出なさはちょっと気にしたいところ。

参考レース③ひめさゆり賞（1勝）

前半1000ｍが58.4秒だったものの、前が普通に残る展開。最終週ですがしっかり速い馬場となっていた福島で、大外から一気に全てを交わしたスピードはやはりかなりのものでした。

追われてまだまだ伸びる印象で、ここでは力が違うといった感じ。

昨年からなかなかハードローテで走っていますが、恐らくダービー出走を見据えての賞金加算と権利獲得。となれば、ここも恐らく2着以内を至上命題として仕上げているはず。

東スポ杯も5着だったことを考えるなら、激走しても不思議はありません。

参考レース④大寒桜賞（1勝）

毎年スローからの上り勝負になりがちなこのレースですが、今年も例外なくその形に。しかしその瞬発勝負でも、例年以上のトップスピードを見せたのがエムズ。逃げ粘るロットプラータと追いすがるジェゼロを突き放した脚は見ごたえ十分です。

最後の600ｍでの脚は11.8-11.1-11.5で、このギアの上げ方はかなりの異常値。レースは違えどトッピボーンに匹敵、もしかするとそれ以上とも取れる加速と最高速度です。しかも最後は流した分コンマ4秒遅くなったと考えるなら、追われていれば10秒台もあったかもしれません。

馬名からも恐らくオーナーが過去最高クラスの期待をかけている馬と言えるでしょう。（オーナー名義はエムズレーシングで、そこから取られた馬名と考えれば合点も行きます）トッピボーンばかりに注目が行くなら、出世レースであるこちらを制したエムズ頭でも。

京都新聞杯のデータ・過去走”爆穴”

京都新聞杯の追い切り”爆穴”

京都新聞杯の最終見解と予想印

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