アンタレスステークス2025予想！過去10年分のデータと傾向から爆穴馬を厳選！

800ｍ通過が49.5秒というスローペースにもかかわらず、後半は50.2秒という前掲ラップ。
このペースを作りだしたマーブルロックはしっかり逃げ切りました。

道中、12秒台前半から後半まで一気に息を入れ、残り400m地点から再加速。後続を引き付けるケレン味のない逃げ脚でした。2着のモンブランミノルは条件戦時代の対決時、タイム差無しで戦っており、実力差はなかった馬。

今回はサンデーファンデーなどがいますが、ハナを叩ければ引き続き怖い存在となりそうです。

スタートでやや立ち遅れたタイトニットですが、しっかり立て直して道中は5番手から進めます。

前半800ｍの通過が49.5秒。これは平均からスロー寄りと呼べるペースで、このくらいのペースで走ると、勝利したサンデーファンデーには絶好と言える流れでした。

名鉄杯でもかなりのハイペースを先行して4着。この辺は、ペプチドナイルと似た雰囲気を感じます。
ただ、無理して出していくようなタイプではないため、外枠だとやや嫌かもしれません。

このレースでミッキーファイトが下した馬達は、いずれも実力馬。2,3着馬は続く佐賀記念でも2,3着に入線しており、間違いなく今後もダートグレード競走を引っ張っていく馬です。

このレースでは555キロと、前走から+14キロになっていた馬体重が引っかかりましたが、全く問題にしない走り。歴戦の古馬相手にも怯むことなく、先団から一気の抜け出しを決めました。

兄にジュンライトボルトがいるように、高速ダートなら瞬発力は秀でている馬です。

ヤマニンウルスはこのレース以降不振ですが、好位から先団へ進める競馬ができるなら別。
前走を見るにもう少し前に出していくイメージがありますし、人気を落としそうなこここそ狙いたい馬かもしれません。

トップハンデ59.5キロを背負ったハギノアレグリアスですが、中団から意に介せずしっかり伸びて勝利。先行して粘るオメガギネスを捉えきっての連覇達成でした。

スタートから4ラップ目で急激にペースは落ちたものの、そこまでは先行争いでやや速かったペース。これを中団番手で見ながら脚を伸ばしているあたり、やはり力はあります。

キレる脚はありませんが、確実にじわじわ伸びる脚は魅力。アンタレスSも昨年勝利していますし、ここでも当然上位でしょう。

ロコポルティは追い込んできてはいますが、やや後ろ過ぎたかも。こちらもハギノアレグリアスくらいの位置から進められるなら。