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競馬の回収率とは?平均や計算方法と100%超えに必要な7つのコツ

競馬回収率のサムネイル コラム

競馬において欠かせない要素である「回収率」という考え方。

回収率が100%を超えるか超えないかで、勝ち負けが明確に分かれます。

本記事では、回収率の概要や基礎知識を詳しく解説します。

一般的な平均数値、回収率100%超えを狙う5つのこつもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

競馬における「回収率」とは?

競馬の回収率について解説する章のサムネイル

回収率とは、投資した金額に対してどれだけ返ってきたかを示す指標です。

100%を上回る場合は勝ち、下回る場合は負けという判断になります。

競馬の回収率の計算方法

回収率の計算式 (払い戻し金額 ÷/馬券代) × 100

例:10,000円分の馬券を購入し、払戻し金額が20,000円だった場合。

20,000円÷10,000円×100=200%

つまり、この場合は「回収率は200%」で勝ちとなります。

回収率計算ツール

投資金額と払戻し金額を入力するだけで、簡単に回収率が計算できるツールになっています。

競馬ユーザー全体の平均回収率は約75%

一般的な競馬ユーザーの回収率の平均は約75%といわれています。つまり、多くはマイナス収支になっているのです。

これは、控除率の仕組みによるものです。中央競馬(JRA)の場合、馬券の種類によって異なりますが、売得金のうち約20%から30%が控除され、国庫納付金や日本中央競馬会の運営費などに充てられます。

そのため、全体の回収率は必然的に控除率を引いた75%程度になります。予想する際はマイナススタートである前提として、この25%を上回る買い方を意識しなければ回収率は100%を超えません。

参考:JRA公式サイト国庫納付を通じた貢献

回収率100%を超えの割合は3%

回収率 アンケート回答結果
100%以上 3人
90〜99% 5人
80〜89% 18人
70〜79% 22人
69%以下 52人

当サイトが競馬好き100名にアンケート調査を行ったところ、100%を超えた人は100人中3名しかいませんでした。確率にするとわずか3%です。

メディアやSNSなどで「競馬で儲けている」という話を見かけることがありますが、その多くは一時的な成功がほとんどで、現実は回収率100%を超えている人はほぼ居ないということを念頭に置きましょう。

競馬の回収率を上げるために欠かせない基礎知識

競馬の回収率を上げるために欠かせない基礎知識のサムネイル

必要な知識 対策方法
トリガミに注意する
(馬券代が払戻し金を上回ること)
当てるための買い足しをしない。
的中時の想定配当を意識する。
相手馬を絞り点数を減らす 単勝や複勝を1点で買う。
三連系を多用して点数を増やさない。
的中率の高い券種を選択する 複勝やワイドがおすすめ。
配当を上げるなら馬連がおすすめ。
勝負レースを見極める 情報量の多い重賞レースがおすすめ。
3着内に入る馬を絞りやすいレースから選ぶ。

競馬で回収率を上げるためには、単に運に任せるのではなく、基礎知識を身につけ、それに基づいた戦略的な馬券購入を心掛けることが不可欠です。

特に競馬で稼げていないという方は、基礎知識を学んで必要な対策を行うことで自然と回収率をさせることが可能です。

競馬の回収率100%超えを目指すための7つのコツ

競馬の回収率100%超えを目指すための7つのコツのサムネイル

  • 券種ごとの最適な買い方を覚える
  • 単勝・複勝を1点で予想する
  • 馬連・ワイドで中穴を狙う
  • 勝負するレースを絞る
  • 平均配当の高い会場を選ぶ
  • 回収率が高い騎手を選ぶ
  • 期待値が1を超える馬を見つける
  • AI予想を活用する

競馬で回収率100%の壁を超えることは、決して不可能ではありません。

そのためには、運任せの馬券購入から脱却し、戦略的なアプローチを取り入れることが重要です。本項では、回収率100%超えを目指すために役立つ7つの具体的なコツを解説します。

券種ごとの最適な買い方を覚える

券種 上手な買い方 理由
単勝 1点買い トリガミがない
複勝 1点買い 的中率が最も高い
枠連 流し 穴馬の枠
ワイド 4頭ボックス(6点) 的中率が高く配当も高い
馬連 2頭-4頭(5点)
フォーメーション
人気×穴馬で回収率を高くできる
馬単 4頭ボックス(12点) 穴馬の好走をカバーして回収率も上げる
3連複 2頭-4頭-8頭(24点)
フォーメーション
点数を抑えつつ中穴〜穴馬を含められる
3連単 3頭-3頭-7頭(30点)
フォーメーション
1・2着には実力馬。3着には好走しそうな穴馬。
2頭以上の実力馬がいる際に使える。

馬券にはさまざまな種類があります。しかし。券種によって最適な買い方が異なるので、それを把握しなければいけません。

予算を抑えつつ、回収率を向上させたい場合はこちらの記事を参考にしてみてください。

単勝・複勝を1点で予想する

単勝や複勝は一点買いが原則。これらの券種は最低オッズが1.0倍(元払い)ですが、JRAプラス10という制度により的中時は1,1倍の払い戻しとなります。

つまり、的中してもトリガミになる可能性はゼロです。万馬券を狙うのは難しいものの、堅実に稼ぎたい場合は単勝や複勝がおすすめといえます。

単勝・複勝で勝つコツは、それぞれこちらの記事で解説しています。

馬連・ワイドで中穴を狙う

券種 的中率
(18頭立)
2023年平均配当 (JRA)
単勝 約5.5% 870円
複勝 約16.7% 280円
枠連 約3.1% 2,190円
馬連 約0.65% 4,990円
馬単 約0.33% 10,200円
ワイド 約4.9% 1,710円
3連複 約0.11% 18,860円
3連単 約0.02% 124,730円

参考:JRA年度別全成績表(2023年)引用

2023年のJRAデータによると、ワイドは的中率4.9%と全体の2番めに高いです。これに点数を増やしたり出走数が減れば的中率も大幅に上がります。

馬連はワイドに比べれば的中率は若干低いですが、平均配当が4,990円と高いのが魅力です。

いずれも2頭を当てる券種で、中穴を上手く絡めれば回収率もかなり期待できます。

馬連・ワイドのコツはそれぞれこちらの記事で解説しています。

平均配当の高い会場を選ぶ

競馬場 三連単平均配当(2020〜2024年)
札幌競馬場 約103,208円
函館競馬場 約103,194円
福島競馬場 約155,719円
新潟競馬場 約155,345円
東京競馬場 約153,157円
中山競馬場 約148,310円
中京競馬場 約151,304円
京都競馬場 約147,668円
阪神競馬場 約136,874円
小倉競馬場 約148,758円

参考:JRAレース成績データ

回収率を意識するならば、一般的に平均配当が高い傾向にある競馬場や、荒れやすいとされるレースが行われやすい会場を選んで勝負することも一つの戦略です。

2020年からの過去4年間のデータで平均配当が高いのは、福島競馬場、新潟競馬場、東京競馬場でした。

反対に平均配当が低い会場は、札幌競馬場、函館競馬場です。主に夏競馬で使われる北海道の2会場は平均配当が低いので特別な理由がない限り、予想するレースに入れないほうが賢明です。

地方競馬の平均配当が高い会場

競馬場(地方) 三連単平均配当(2020〜2024年)
門別競馬場(北海道) 約35,330円
盛岡競馬場(岩手) 約38,951円
水沢競馬場(岩手) 約35,303円
浦和競馬場(南関東) 約54,974円
船橋競馬場(南関東) 約59,719円
大井競馬場(南関東) 約111,623円
川崎競馬場(南関東) 約66,788円
金沢競馬場(北陸) 約35,378円
笠松競馬場(東海) 約27,448円
名古屋競馬場(東海) 約31,732円
園田競馬場(兵庫) 約45,987円
姫路競馬場(兵庫) 約41,130円
高知競馬場(高知) 約33,857円
佐賀競馬場(佐賀) 約33,403円
帯広競馬場(ばんえい) 約30,289円

地方競馬の平均配当が高い会場は、圧倒的に大井競馬場でした。特に南関競馬の競馬場が平均配当が高い傾向にあります。

地方競馬で回収率を意識するなら、大井競馬場を中心に南関競馬で馬券を購入するようにしてみましょう。

勝負するレースを絞る

手当たり次第に多くのレースに手を出していては、回収率100%に届くことはないでしょう。というのも全てのレースで高い精度で予想を的中させ続けることはプロでも不可能です。

そこで、自分が得意とする条件や、自信を持って予想できる「勝負レース」を厳選することが極めて重要です。

例えば「ダートの短距離戦」の予想が得意。「東京競馬場のマイル戦」の予想が得意。などの自分の予想しやすいパターンを見つけましょう。

これによって、1日に参加するレース数を厳選し、無駄な投資を減ることで、結果として回収率を高めることに繋がります。

回収率が高い騎手を選ぶ

順位/名前 単回収率 成績 騎乗回数
1位/水口優也騎手 278% 【9-7-12-112】 140回
2位/石田拓郎騎手 248% 【7-8-7-221】 243回
3位/上野翔騎手 149% 【18-10-7-66】 101回
4位/長岡禎仁騎手 138% 【14-14-7-204】 239回
5位/高杉吏麒騎手 134% 【48-24-22-362】 456回
6位/藤懸貴志騎手 133% 【16-15-20-257】 306回
7位/国分優作騎手 130% 【10-11-14-265】 320回
8位/岩田康誠騎手 126% 【41-23-33-303】 400回
9位/津村明秀騎手 116% 【44-52-41-418】 555回
10位/角田大和騎手 113% 【18-25-30-346】 419回

参考:net keiba

2024年騎手の回収率ランキング1位は水口優也騎手です。

リーディングジョッキーを獲得したルメール騎手や競馬界のレジェンド武豊騎手などをイメージした人も多いのではないでしょうか?

そんな水口騎手ですが、セカンドキャリアを考えて2025年6月をもって引退を宣言されています。ここまで好成績を残しているにも関わらずターフを去るのは悔やまれますね。

もし、これから騎手で選んで買うのであれば、2位で「単勝回収率248%」とこちらも好成績を記録している石田拓郎騎手を狙ってみるのがおすすめです!

AI予想サイトを利用する

競馬予想にAIを活用する人もたくさん増えています。X(旧Twitter)等で配信している人やAI予想サイトというものも増えつつあります。

当サイトも様々なAI予想を検証していますが、最も成績が良かったのが「えーあいNEO」というサイトです!

レース名 券種 的中金額
高松宮記念 ワイド5頭BOX×100円 ¥2,370的中
大阪杯 ワイド5頭BOX×100円 ¥3,180的中
阪神牝馬S ワイド5頭BOX×100円 ¥10,620的中
桜花賞 ワイド5頭BOX×100円 ¥1,580的中
皐月賞 ワイド5頭BOX×100円 ¥2,050的中
天皇賞春 ワイド5頭BOX×100円 ¥630的中
NHKマイルC ワイド6頭BOX×100円 ¥4,690的中
ヴィクトリアマイル ワイド5頭BOX×100円 ¥550的中
オークス ワイド5頭BOX×100円 ¥900的中
日本ダービー ワイド5頭BOX×100円 ¥2,210的中

特に重賞レースの予想が素晴らしく、2025年春シーズンのG1レース予想は全レース的中をしています。それも、単純にAI指数の数値が高い馬をボックスで買っただけです。

さらにこのAI予想は無料で利用することができます。競馬予想サイトと胡散臭いイメージもありますが、AIの最先端技術は嘘を付きませんね。

LINEで登録するだけで、予想を見ることができるので、回収率を上げるためにもこの機会にぜひお試しください。

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まとめ

競馬で回収率を向上させるためには、まず「回収率」を正しく理解しすることが必要です。本記事で解説してきたように、競馬の回収率は平均すると約75%であり、100%を超えている人は3%とごくわずかです。

しかし、今回ご紹介した7つのコツの中から実践していくことで回収率を高めていくことは可能です。勝ち組になるためには、まず最低基準である回収率100%超えを達成することを目指しましょう。

当たらない、稼げないと感じても焦らず、今回紹介したような競馬予想サイトなどを活用し、100%と言わず200%、300%超えを狙っていきましょう。

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