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施設設備

発馬機(はつばき)

スタートゲートのことで、単に「ゲート」と呼ぶことも多い。中央競馬では1975年から電動式の発馬機を使用しており、現行の機種「JSS30型」は2007年から採用されている。

ゴール板(ごーるばん)

競馬のレースにおけるゴール地点(決勝線)延長線上の内柵側に立てられた板状の鏡のこと。複数の馬が重なった状態でゴール(入線)した場合、内側の馬の鼻先が決勝写真に写らず判定が困難になることがあるが、ゴール板として鏡を置くことで内側からもゴール時の写真を確認できる。写真判定に用いられる決勝写真撮影カメラはゴール板に合わせて設置され、決勝写真撮影カメラとゴール板を結んだラインを通過したものしか写らない仕組みになっている。

馬場(ばば)

馬が競走したり調教したりする場所のことで、レースでは芝やダートのことを指す。用途別に分類すると本馬場、調教馬場、障害馬場、障害調教馬場、発走調教馬場、追馬場などがあり、築造材料別に分類すると芝、ダートの他にも、ウッドチップ馬場、ゴムチップ混合馬場、ポリトラック馬場などがある。また構造・形状別に分類すると平地馬場、坂路馬場、角馬場、丸馬場などがある。

ターフビジョン

競馬場内に設置された大型の映像ディスプレイ装置のことで、レース映像や払戻金などが表示されている。世界最大のターブジョンはドバイ・メイダン競馬場にあり、縦10.9m×横107.5mの大きさを誇る。

トレーニング・センター(トレセン)

競走馬を調教する施設で、中央競馬では関東の美浦トレセン(茨城県美浦村)と関西の栗東トレセン(滋賀県栗東市)の2ヶ所がある。それぞれ常時約2,000頭の競走馬が在厩しており、周回コースや坂路コース、競走馬スイミングプールなどの調教施設を利用し...

パークウインズ

競馬開催を行っていない競馬場が場外馬券売り場として営業しているときの愛称。例えば、中山競馬が開催しているときの東京競馬場は「パークウインズ東京」と呼ばれる。

パドック

出走前の馬の下見所のことで、レースの約30分前に装鞍所から入りスタッフに引かれて周回する。競馬ファンはパドックにて馬の状態(筋肉のつき方・発汗具合・毛ヅヤなど)を確認できる。レースの10〜15分前まで周回を行い、その後に騎手が騎乗して馬場入りを行う。

ハロン棒

ゴールから200m(1ハロン)ごとに立てられた標識のこと。ハロン棒に書かれた数字は残り何百mかを表しており、ハロン棒の数字が「2」なら残り200m、「4」なら残り400mとなる。

バンケット

障害コースにおける上がり下がりの急勾配の坂のこと。福島競馬場・小倉競馬場・京都競馬場の障害コースにあり、中山競馬場の障害コースにある急勾配の谷もバンケットと呼ばれることもある。

プール

いわゆるプールのことで、調教方法の1つに用いられる。脚の負担をかけずに強い負荷をかけられるので、特に骨折などの故障により十分にトレーニングを積めない馬が使うことが多い。JRAでは美浦・栗東の両トレセンの他、福島県いわき市の「競走馬リハビリテーションセンター」内にも設置されている。