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施設設備

バンケット

障害コースにおける上がり下がりの急勾配の坂のこと。福島競馬場・小倉競馬場・京都競馬場の障害コースにあり、中山競馬場の障害コースにある急勾配の谷もバンケットと呼ばれることもある。

ハロン棒

ゴールから200m(1ハロン)ごとに立てられた標識のこと。ハロン棒に書かれた数字は残り何百mかを表しており、ハロン棒の数字が「2」なら残り200m、「4」なら残り400mとなる。

パドック

出走前の馬の下見所のことで、レースの約30分前に装鞍所から入りスタッフに引かれて周回する。競馬ファンはパドックにて馬の状態(筋肉のつき方・発汗具合・毛ヅヤなど)を確認できる。レースの10〜15分前まで周回を行い、その後に騎手が騎乗して馬場入りを行う。

パークウインズ

競馬開催を行っていない競馬場が場外馬券売り場として営業しているときの愛称。例えば、中山競馬が開催しているときの東京競馬場は「パークウインズ東京」と呼ばれる。

トレーニング・センター(トレセン)

競走馬を調教する施設で、中央競馬では関東の美浦トレセン(茨城県美浦村)と関西の栗東トレセン(滋賀県栗東市)の2ヶ所がある。それぞれ常時約2,000頭の競走馬が在厩しており、周回コースや坂路コース、競走馬スイミングプールなどの調教施設を利用し...

ターフビジョン

競馬場内に設置された大型の映像ディスプレイ装置のことで、レース映像や払戻金などが表示されている。世界最大のターブジョンはドバイ・メイダン競馬場にあり、縦10.9m×横107.5mの大きさを誇る。

ゴール板(ごーるばん)

競馬のレースにおけるゴール地点(決勝線)延長線上の内柵側に立てられた板状の鏡のこと。複数の馬が重なった状態でゴール(入線)した場合、内側の馬の鼻先が決勝写真に写らず判定が困難になることがあるが、ゴール板として鏡を置くことで内側からもゴール時の写真を確認できる。写真判定に用いられる決勝写真撮影カメラはゴール板に合わせて設置され、決勝写真撮影カメラとゴール板を結んだラインを通過したものしか写らない仕組みになっている。

ウッドチップコース

走路の基盤の上に粉砕された木片を敷きつめた馬場のことで、脚への負担が少なく馬場の管理・維持がしやすいのが特徴。主に競走馬の調教用コースとして用いられ、JRAでは美浦(関東)・栗東(関西)どちらのトレーニングセンター(トレセン)にも採用されている。

ウインズ(WINS)

場外馬券売り場の名称で、JRA競馬開催日に営業。館内には多数のモニターも設置されているので馬券購入だけでなくレース映像などもリアルタイムで視聴できる。原則入場無料だが「エクセル」と呼ばれる会員制または定員制の有料指定席型の施設も存在する。2024年1月時点で、全国に20ヶ所のウインズ・エクセルを運営している。

ウイナーズ・サークル

競馬のレースに勝利した馬・騎手・調教師・馬主などの関係者の表彰式を行う場所。JRAの競馬場では、スタンド前のコースに面した位置に設けられている。