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病気ケガ関係

挫跖(ざせき)

走行中に後肢の蹄の先端で前肢の蹄底を打撲した場合や石などの硬いものを踏んだ場合などに蹄底におきる炎症(内出血)のこと。肢勢の悪い馬、蹄底の浅い馬、時として踏み込みの良い馬に起こりやすく、発症すると蹄に熱を持ち重度の跛行になることもある。

寝ちがい(ねちがい)

寝起きの際に発生する事故の総称。寝ワラのかたまった場所や馬房壁の近くで寝た場合は不自然な姿勢となり、無理に起きようとすると関節や筋肉に故障を起こしやすく、外傷を負う可能性もある。

心房細動(しんぼうさいどう)

心房が規則正しいリズムを失う不整脈の一種でレース中に発症することが多く、発症すると急激に失速してしまう。人間の心房細動とは異なり、健康な馬でも突如発症することもある。ほとんどは一過性のため、自然治癒して再発しないことが多い。

鼻出血(びしゅっけつ)

いわゆる鼻血のことで、外傷性のものと内因性のものがある。外傷性の鼻出血は短期間で治るが、内因性の鼻出血は習慣化することもある。鼻出血を発症すると呼吸が十分にできないため、レース中に発症すると競走能力を発揮できず失速していくことが多い。中央競馬の場合、内因性の鼻出血を初めて発症すると1ヶ月間、2回目は2ヶ月間、3回目からは3ヶ月間の出走停止となる。

蹄叉腐爛(ていさふらん)

蹄底の下面にある蹄叉の凹部につまった汚物が原因で蹄叉角質が腐食し、悪臭を放つ状態のこと。ひどくなると跛行や他の蹄病を誘因することもある。蹄の手入れを小まめに行い、蹄に糞尿などが詰まったままにしておかないことが重要。

蹄葉炎(ていようえん)

馬の蹄の内部にある葉状層の病気のこと。肢に故障を発症し動けない状態で他の肢で長時間負重し続けると蹄の内部の血液循環が阻害され、蹄の内部に炎症を起こし激しい疼痛を伴うのが原因の1つとされる。発症すると病勢の進行を止めることは難しく、予後不良になるケースも多い。