阪神ジュベナイルフィリーズ現地記者の追い切り&無料予想を公開！

2024年12月8日(日)に開催される阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)の出走馬の最新状況をご紹介いたします。

現地で取材した記者からの追い切り状況を情報をリアルタイムにお伝えしますので、ぜひ予想の参考にして下さい！

アルマヴェローチェ（B）

CWで併せ馬を行い、オープン古馬に追走→先着。ラスト1ハロン11秒2と数字も速く、仕上がりの良さをアピールしていた。

カワキタマナレア（A）

坂路でラスト1ハロン12秒0とシャープな末脚を披露した。しかもまだまだ余力もたっぷり。小柄なりに馬体もふっくらと見せていて非常にいい雰囲気だ。

クリノメイ（B）

CWで併せ馬を行い先着。ラストの伸びもシャープだったし、2カ月ぶりでも運動量は豊富だ。力の出せるデキに仕上がった。

コートアリシアン（B）

1週前追い切りでは戸崎を背に6F81秒8ー3F36秒9ー1F11秒3の好時計。古馬を寄せつけず、ラストは持ったままスパッと切れた。今週も戸崎を背に併せ馬。気合を前面に出した走りは鞍上が抑えるのに苦労するほどで、直線は勢いそのまま伸びて最後は半馬身前に出てフィニッシュ。6F84秒3ー3F37秒3ー1F11秒3。重心を低く構えて回転力のあるフットワーク。馬体もたくましくなって、順調な成長がうかがえる。

ジャルディニエ（B）

CWで古馬と併せ、図ったように追走→同入。持ったままでラスト1ハロン11秒4なら時計的にも上々だ。プールも併用して仕上がり良好。

ジューンエオス（B）

坂路で併せ馬を行い、しっかりと先着を果たした。内容はソフトでもスピード感があったし、馬体の張りも上々。好調キープと見て大丈夫。

ショウナンザナドゥ（A）

今週の坂路は馬なりでサッとだが、1週前にビシッと意欲的に追われて猛時計。馬体も前走より大きく見せているし、前走よりも気配は着実にアップしている。

スリールミニョン（B）

坂路を単走でサッと。目立つほどの動きではないが、キビキビとしてスピード感のある登坂。馬体も小柄なりにふっくらと見せている。

ダンツエラン（A）

CWで楽な手応えのまま一気の伸び脚を披露。ラスト1ハロン11秒1と目の覚めるような末脚を繰り出した。やれば動く馬だが、落ち着いていて非常にいい雰囲気だ。

テリオスララ（A）

1週前追い切りはレースで手綱を取るM・デムーロが跨がって併せ馬。前に馬を置いて行きたがるところをしっかりと我慢させて、最後も意識的に抜かせなかった。今週は対照的に大きく追走して前を抜き去る調教。直線は並ぶ間もなく抜き去って最後は5馬身の大差先着。5F66秒4ー3F37秒6ー1F11秒3をマーク。芯の入ったフットワークは加速してもブレがなく、ゴールを過ぎてもまだまだ伸びる脚勢。大型牝馬ながら馬体、動きの重苦しさは一切なし。さらに調子を上げている。

ビップデイジー（B）

1週前にショウナンザナドゥと併せて劣勢だったが、もともと稽古は地味なタイプ。脚さばきはなかなか素軽いし、毛ヅヤも冴えて見た目に状態はいい。

ブラウンラチェット（A）

1週前は大きく先行した外の僚馬3頭を目標に進むと、直線は気合を入れてグイッと加速。ゴール前はまとめて抜き去ろうかという勢いで5F65秒3ー3F37秒1ー1F11秒4。今週は大外を回る僚馬を追いかけて馬体を並べると、回転ピッチを上げて相手が来れば来るだけ伸びる脚力を披露。バネの利いた走りはスピード感にあふれ、外を回って6F83秒6ー3F38秒0ー1F11秒6と十分な数字をマーク。細身ながら体幹が強く、フットワークは躍動感にあふれている。ここ目標に万全の仕上げ。

ミストレス（B）

この時期の2歳馬としてはパワフルでダート感も漂うが、走り出すとなかなかスピーディ。坂路で持ったままこの時計なら文句なしだろう。併せ馬でも先着。

ミーントゥビー（C）

松岡を背に直前坂路で単走は予定通り。ただ、ピッチ走法の割にはスピード感がひと息で、4F56秒4ー3F40秒8ー1F12秒2と数字も平凡。幼さを残す馬体からも良化は遅く、全体的なパワーアップが必要。

メイデイレディ（B）

京都のダートコースでしまいだけ強めに。思った以上にしなやかさがあり、バネの効いたフットワークも印象的だ。馬体の張りツヤも良くてスピード競馬にも対応できそう。

モズナナスター（B）

馬なりのまま坂路を単走で駆け上がる。地味な時計でもキビキビとしっかり動けているし、馬体の張りも良好。好調キープだ。

ランフォーヴァウ（B）

CWで半マイルから。ビシッと一杯に追われ、ラスト1ハロン11秒1と鮮やかな末脚を披露した。併せ馬でも先着。適距離はもっと短めでもデキは文句なし。

リリーフィールド（B）

坂路で楽な手応えのままシャープに脚を伸ばしてラスト12秒1。やや間隔があくものの、馬体の張りも良く、いい状態をしっかりキープできている。
（以上）

阪神ジュベナイルフィリーズの最終予想

阪神ジュベナイルフィリーズの出走予定の全出走馬の追い切りを現地確認した全頭診断を公開していきます。

どこよりも確かな情報をお届けしていますので、ぜひ予想の参考にして下さい。

◎ブラウンラチェット

前走はラスト2F11秒1ー11秒0のラップを難なく突き抜けての完勝劇。2番手でピタッと収まり、また直線は追い出しを待たされるロスをモノともしなかったように、センスの高さを感じさせる内容だった。これでデビューから2連勝。兄にフォーエバーヤングがいる血筋からもGⅠ級のポテンシャルは間違いなし。1週前追い切りでは鋭い伸び脚。当週も相手を圧倒したように、さらなる上昇気配。最も2歳女王に近い存在だ。

〇テリオスララ

デビュー戦はレコード決着の2着。2戦目の未勝利を逃げ切って勝ち上がると、続く前走も少頭数の競馬だったとはいえ、逃げてメンバー最速の上がりでのV。大型馬ながら身のこなしが柔らかく、楽に先手を奪えるようにセンスも十分に感じ取れる。距離短縮にも不安がなく、中間の動き、気配からも上積みも感じさせる出来。◎を脅かす存在。

▲ビップデイジー

2戦2勝。ともにメンバー最速の上がりをマークしており、とりわけ前走はスローペースを外から一気に差し切ったように、着差以上の好内容。このメンバーに入っても決め手は最上位の存在で、流れる展開ならまとまて差し切るシーンも十分。

△ミストレス

大型馬でまだ体を持て余している現状ながら①②。今回は同型との兼ね合いがカギとなりそうだが、馬体から醸し出す雰囲気はGⅠレベル。ケイコの動きも良化しており、上位争いに加わる。

△コートアリシアン

前走は折り合いに苦労しながらも、直線は勝ち馬と接戦の末の2着。また、3着以下は3馬身離していたように、現時点での能力の高さは疑いようがない。中間のケイコの動きも良く、あとは当日平常心で臨めれば上位争いは可能だ。　（以上）

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