ローレル賞2024予想！過去傾向から読み解く有力馬を公開！

本記事ではローレル賞を徹底分析して予想しています。

過去10年のデータ分析、参考レース考察をしているのでぜひ最後までご覧ください。

ローレル賞の基本情報
ローレル賞のコース解説（川崎1600ｍ）
ローレル賞の出走表
ローレル賞の過去10年の人気別データ傾向
ローレル賞の過去5年の配当傾向
地方競馬予想の無料予想が見れるおすすめの予想サイト
ローレル賞の過去10年の枠番別データ傾向
ローレル賞の過去10年の脚質別データ傾向
ローレル賞の過去10年の所属別データ傾向
ローレル賞：予想に大事なキーポイント
ローレル賞の前哨戦回顧・考察
ローレル賞2024予想の最終見解・印

ローレル賞の基本情報

開催日時	2024年11月12日（火）川崎11R 発走 20:10
グレード	S2　2歳牝馬　全国交流競走
開催競馬場	川崎競馬場
コース	ダート1600ｍ

2歳戦もいよいよ終盤。川崎では年末に控える全日本2歳優駿と同じ舞台で2歳牝馬が激突。

大晦日の東京2歳優駿牝馬に向けて重要なステップレースです。

ローレル賞のコース解説（川崎1600ｍ）

スタンド前の直線をいっぱいに使った最奥からスタートし、500ｍの先行争い。

長い直線のためそこまでポジション争いに枠が左右されることはありませんが、川崎のコーナーはスパイラルカーブ。

外にいればそれだけコースロスを被ることとなり、結局は内枠有利となります。

外枠の先行馬はなるべく早く内に潜り込みたいところ。差し、追い込み馬はインに進路を取れば直線しっかり伸びきれます。

ローレル賞の出走表

※出馬表を横にスクロールすると寸評、短評が出てきます。

印	枠	番	馬名	性別	馬齢	斤量	騎手	所属地区	調教師	寸評	短評
	1	1	プラウドフレール	牝	2	54	御神本訓史	船橋	川島正一	枠順不安	前走は内で包まれ見せ場なし。再度の内枠で買いづらい。
△	2	2	ピンクタオルチャン	牝	2	54	M.ミシェル	川崎	山田質	実力上位	モンゲーキララに0.1で前走は突き抜け。1600までなら対応できそう。
	3	3	オリコウデレガンス	牝	2	54	今野忠成	川崎	安池成実	末あるが	内枠に入ったのが痛い。揉まれはOKもマイルがどうか。
◎	3	4	リオンダリーナ	牝	2	54	吉原寛人	北海道	小国博行	威風堂々	唯一の長距離遠征も不安なし。左回りに対応さえできればここも盤石。
	4	5	モンゲーキララ	牝	2	54	矢野貴之	川崎	鈴木義久	展開次第	先行して抜け出した前走だがヤギリが飛ばした3走前は着外。早くなり過ぎないことが理想。
〇	4	6	ザゴリ	牝	2	54	藤江渉	川崎	山田質	見直せる	内枠で揉まれて戦意喪失の前走は度外視でいい。新馬戦はモンゲーキララ相手に圧勝。
☆	5	7	チャチャハツゴウ	牝	2	54	笹川翼	川崎	林隆之	善戦だが	3連続2着で未勝利。当日の天候次第では上がり目も。
	5	8	サティスファイア	牝	2	54	森泰斗	船橋	山下貴之	素質十分	デビュー戦は船橋の不良を勝利。血統的にもこのくらいがベストで馬場は渋ってほしいが。
	6	9	ウィルシャイン	牝	2	54	本田正重	船橋	佐藤裕太	不気味だ	一気に400ｍ延長。こういう時のジャスタウェイ産駒は恐ろしいため抑えるのもありか。
	6	10	ピーチブロッサム	牝	2	54	本橋孝太	船橋	坂本昇	安定する	デビュー以降4連隊。良馬場続きだが一度道悪でも見たい感。
▲	7	11	ランベリー	牝	2	54	和田譲治	大井	赤嶺本浩	折合い鍵	前走負けたスマイルマンボは先日重賞圧勝。ゴールドジュニア勝利が評価されないのなら狙っても。
	7	12	グレアネオンライト	牝	2	54	張田昴	船橋	張田京	良が疑問	Mウォリア×スペは道悪特化型か。良馬場になって人気するようなら嫌ってみても。
△	8	13	ドナギニー	牝	2	54	鷹見陸	大井	中道啓二	連戦連勝	若手鷹見陸に素質馬が回ってきたか。マイル経験は大きな魅力で下した相手にハイセイコー記念3着馬。
	8	14	シナノラビット	牝	2	54	佐野遥久	川崎	佐藤博紀	出脚注目	前に行けず後方一辺倒。母親譲りの瞬発期待もここでは流石に。

ゴールドジュニアを制したランベリーに、前哨戦である小町特別からの転戦馬が多数。

北海道から大物と噂高いリオンダリーナも参戦しています。

ローレル賞の過去10年の人気別データ傾向

※2014～2024年のデータ使用。

人気	着別度数	勝率	連対率	複勝率
1	3-1-2-4	30%	40%	60%
2	2-0-4-4	20%	20%	60%
3	3-3-1-3	30%	60%	70%
4	2-1-0-7	20%	30%	30%
5	0-2-0-8	0%	20%	20%
6	0-1-2-7	0%	10%	30%
7	0-2-0-8	0%	20%	20%
8以下	0-0-1-67	0%	0%	1%

勝率は4番人気までほぼ変わらず、複勝率も極端に低いところが7番人気まではありません。

2歳牝馬の戦いはほぼ例外なく荒れます。広めに抑えるのがよいでしょう。

ローレル賞の過去5年の配当傾向

ワイドは上から1-2　1-3　2-3　の入線順

2019年	枠番	馬番	人気	単勝	複勝	枠連	枠単	馬連	ワイド	馬単	３連複	３連単
1着	❻	⑩	1	370	140	820	1,330	2,930	730	4,430	3,730	19,560
2着	❹	⑤	7		380				310
3着	❺	⑦	2		140				1,440
2020年	枠番	馬番	人気	単勝	複勝	枠連	枠単	馬連	ワイド	馬単	３連複	３連単
1着	❹	⑤	3	890	200	1,280	2,210	4,450	980	8,150	2,460	25,500
2着	❺	⑧	6		250				370
3着	❼	⑪	1		120				500
2021年	枠番	馬番	人気	単勝	複勝	枠連	枠単	馬連	ワイド	馬単	３連複	３連単
1着	❹	⑥	4	750	290	3,580	9,090	2,560	870	5,830	6,820	46,180
2着	❶	①	3		330				1,350
3着	❸	③	2		210				890
2022年	枠番	馬番	人気	単勝	複勝	枠連	枠単	馬連	ワイド	馬単	３連複	３連単
1着	❹	⑥	1	330	150	1,160	1,940	970	460	1,860	4,880	18,990
2着	❷	②	3		220				760
3着	❺	⑦	6		230				1,270
2023年	枠番	馬番	人気	単勝	複勝	枠連	枠単	馬連	ワイド	馬単	３連複	３連単
1着	❺	⑦	1	170	110	480	790	490	250	730	600	2,030
2着	❷	②	3		160				210
3着	❸	③	2		140				420

昨年こそ平穏でしたが、それ以外の年は3連単はオール万馬券、馬単や馬連でもそこそこの配当です。

エーデルワイス賞などに比べると少し安めですが、それでも穴目は比較的来やすいレース。

大穴は期待できなくとも、中穴から流してもそれなりの配当は見込めるでしょう。逆に人気馬から流し過ぎると危険かもしれません。

◎　大荒れより中波乱傾向。4~6番人気から流して遊ぶのもあり。

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ローレル賞の過去10年の枠番別データ傾向

枠番	着別度数	勝率	連対率	複勝率
1	0-1-0-9	0%	10%	10%
2	0-3-0-7	0%	30%	30%
3	1-2-4-12	5%	15%	36%
4	3-1-1-14	15%	21%	26%
5	1-1-2-16	5%	10%	20%
6	2-0-0-17	10%	10%	10%
7	2-1-2-15	10%	15%	25%
8	1-1-1-17	5%	10%	15%

3着以内まではそこまで好走率に変わりはありません。2勝のみの6枠も人気馬が順当に好走し、それ以外の着外は全て人気薄。

そこまで気にし過ぎない方が賢明でしょう。

◎　枠はそこまで気にしなくてよし。強いて言うなら10年間3勝の4枠か。

ローレル賞の過去10年の脚質別データ傾向

脚質	着別度数	勝率	連対率	複勝率
逃げ	5-2-4-10	23%	33%	52%
先行	4-4-2-20	13%	26%	33%
差し	1-4-4-47	1%	8%	16%
追込	0-0-0-30	0%	0%	0%

好走率だけ見ても、基本は逃げ先行マークです。

特に前走単騎で逃げられているような馬は要注意。ただ重賞となると単に飛ばすよりは後続を引き付ける逃げがんで来ている馬を選んだ方がいいでしょう。

◎　逃げマーク。道中の進み方までチェックを。

ローレル賞の過去10年の所属別データ傾向

所属	着別度数	勝率	連対率	複勝率
北海道	3-2-3-10	16%	27%	44%
大井	0-0-1-10	0%	0%	9%
小林	1-0-0-3	25%	25%	25%
川崎	4-3-3-43	7%	13%	18%
浦和	1-1-3-12	5%	11%	29%
船橋	1-4-0-25	3%	16%	16%

地元川崎が4勝、道営が3勝で上位争い。意外に大井、小林所属の成績は芳しくありません。

仕上がりの早い道営勢はここでも注意する必要があります。

◎　北海道所属にはやはり注意。地元勢の奮起も注視。

ローレル賞：予想に大事なキーポイント

ローレル賞を予想するためのキーポイントを解説していきます。

ポイント①　やはりコース経験は生きる！？狙うなら川崎からの転戦馬！

経験の少ない2歳馬にとって、やはりコースを経験しているかは重要。

前走川崎からの転戦は3勝で、トップの門別4勝に次いでの良績を記録しています。狙うならここでしょう。

なお、たとえ川崎であっても1400ｍ以下からの延長は全て馬券圏外。延長で好走しているのは大井1200ｍと門別1200ｍからの転戦のみです。

　　川崎からの転戦馬

プラウドフレール
ピンクタオルチャン
オリコウデレガンス
モンゲーキララ
ザゴリ
チャチャハツゴウ
グレアネオンライト
シナノラビット

ローレル賞の前哨戦回顧・考察

ローレル賞の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①　園田プリンセスC（重賞）

月	日	場名	レース名	グレード	コース	距離	天候	馬場
9	12	園田	園田プリンセスC	重賞	ダート	1400	晴	良
着順	枠	番	馬名	性別	性齢	斤量	騎手	走破タイム	1着とのタイム差	上り3F	人気
1	❻	⑦	リオンダリーナ	牝	2	54	下原理	1.30.6		39.2	1

まずまずのスタートからそのまま先手を取りに行き先陣を切ったリオンダリーナがそのまま逃げ切り。競りかけてきたリヴェルベロも競り落とし、最終コーナーで加速すると後続を全く寄せ付けなかった。コーナーリングもうまく小回りは向いていそう。

良馬場開催の当競走では歴代3位の好タイム。大物の予感。

参考レース②　小町特別（準重賞）

月	日	場名	レース名	グレード	コース	距離	天候	馬場
10	8	川崎	小町特別	準重賞	ダート	1500	雨	重
着順	枠	番	馬名	性別	性齢	斤量	騎手	走破タイム	1着とのタイム差	上り3F	人気
1	❽	⑬	モンゲーキララ	牝	2	55	矢野貴之	1.39.6		40.7	3
2	❻	⑩	チャチャハツゴウ	牝	2	54	笹川翼	1.39.7	0.1	40.5	6
3	❹	⑤	オリコウデレガンス	牝	2	54	今野忠成	1.39.8	0.2	40.7	1
4	❼	⑪	グレアネオンライト	牝	2	55	張田昴	1.40.1	0.5	40.8	2
5	❽	⑭	シナノラビット	牝	2	52	佐藤翔馬	1.40.9	1.3	41.3	9
14	❷	②	ザゴリ	牝	2	55	藤江渉	1.43.8	4.2	44.7	4

3番手から進めたモンゲーキララ。4角で外に持ち出すと内から伸びるオリコウデレガンス、チャチャハツゴウらの追撃を振り切って勝利を収めた。番手から競馬をするとしっかり伸びる印象。

チャチャハツゴウは＋23㎏で2着に突っ込んできた。成長分と捉えてよさそう。

道中は12.0から14.0-14.1で一息入ったラップタイムになっており、先行した馬達に大きな利があった。内枠で包まれたザゴリは度外視で良し。当日立て直せていれば買い。

参考レース③　ゴールドジュニア（S3）

月	日	場名	レース名	グレード	コース	距離	天候	馬場
9	10	大井	ゴールドジュニア	S3	ダート	1400	晴	良
着順	枠	番	馬名	性別	性齢	斤量	騎手	走破タイム	1着とのタイム差	上り3F	人気
1	❹	④	ランベリー	牝	2	54	矢野貴之	1.28.6		38.8	8

好発から飛ばしたラブミーメアリーの刻んだラップタイムは13.0-11.5-11.9と、この時期の2歳馬にしては相当速いと言っていいラップタイム。残り200ｍまでは先頭だったものの脚は上がっておりやはり厳しいペースだった印象。

一方、差し込んできた3頭は後方待機勢で速い上がり。3着のシビックドリームはハイセイコー記念でも3着しており、ランベリーの実力もそれ相応かあるいは上とみていい。千切られたスマイルマンボがいないのなら上位は固そうだが、道中落ち着いて乗れるかはひとつの鍵だろう。

ローレル賞2024予想の最終見解・印

印
◎　④　リオンダリーナ
〇　⑥　ザゴリ
▲　⑪　ランベリー
△　②　ピンクタオルチャン
△　⑬　ドナギニー
☆　⑦　チャチャハツゴウ

川崎マイルで行われる2歳牝馬重賞となると、この後控えている全日本2歳優駿の地方牝馬版と捉えることもできます。果たしてここからはばたく馬はいるのか。

ローレル賞の◎は北海道からの遠征馬④リオンダリーナを。前走の園田プリンセスCの勝ち方もさることながら、門別で見せた2戦の強さも圧巻でした。ゼロアワー、ベラジオドリーム、ジャイヴトークといった2歳一線級の馬達を子ども扱いしているのですから大したものです。ここを勝って東京2歳優駿牝馬にはばたいていってもらいたい所です。

対抗は⑥ザゴリで。人気を集めそうなモンゲーキララを新馬戦で下しており、実力はあるでしょう。前走は内枠で包まれやる気をなくして早々に後退していましたが、中枠に入った今回ならスタートからある程度は動けそうで注目です。

▲にゴールドジュニアを制した⑪ランベリー。前走で負けたスマイルマンボがあれだけのパフォーマンスでハイセイコー記念を勝利したのならこの馬もやれるはず。△に②ピンクタオルチャン、⑬ドナギニー、☆に前走惜しいところまで詰め寄った⑦チャチャハツゴウで。