本記事ではJBCレディスクラシックを徹底分析して予想しています。
過去10年のデータ分析、参考レース考察をしているのでぜひ最後までご覧ください。
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地方競馬成績 | 45戦37勝8敗(トリガミ2回) |
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配当額 | 1,543,500円 |
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JBCレディスクラシック2024の基本情報
開催日時 | 2024年11月4日(日)佐賀9R 発走 16:40 |
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グレード | Jpn1 3歳以上牝馬限定 指定交流競走 |
開催競馬場 | 佐賀競馬場 |
コース | ダート1860m |
いよいよ史上初の佐賀JBCが幕を開けます。
JBC競走の最初を飾るは例年通りレディスクラシック。
ここを目標に戦い抜いてきた淑女たちの頂上決戦が幕を開けます。
JBCレディスクラシックのコース解説(佐賀1860m)
スタートはスタンド前。従来の1800m競走に比べて直線距離が少し伸びたため、若干ではありますが先行争いの窮屈さが解消されたといえます。
コーナー6回は1800mと変わりません。逃げ・先行有利です。
出走表
印 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 馬齢 | 斤量 | 騎手 | 所属地区 | 調教師 | 寸評 | 短評 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
△ | 1 | 1 | ドライゼ | 牝 | 5 | 55 | 石川倭 | 大井 | 真島大輔 | 輸送次第 | 叩いて戻した前走はしっかり3着好走。深い砂も米国血統で間違いなく合う。 |
2 | 2 | コスモポポラリタ | 牝 | 5 | 55 | 石川慎将 | 佐賀 | 真島元徳 | 相手強い | 佐賀では女王になり得るが南関東凡走の傾向からも狙いづらい。 | |
3 | 3 | ライオットガール | 牝 | 4 | 55 | 岩田望来 | 栗東 | 中村直也 | 絞れれば | 恐らくもう少し絞ってきた方が向く。力量差はそれほどなく連なら。 | |
△ | 4 | 4 | テンカジョウ | 牝 | 3 | 53 | 国分優作 | 栗東 | 岡田稲男 | 末脚一閃 | 今回も展開は恐らく向く。Jpn1のペースに対応できれば。 |
5 | 5 | リネンファッション | 牝 | 7 | 55 | 田中純 | 佐賀 | 濱田一夫 | 下降線か | 3年前の同レース3着馬も成績下降。掲示板で御の字。 | |
◎ | 6 | 6 | キャリックアリード | 牝 | 5 | 55 | 御神本訓史 | 大井 | 藤田輝信 | 本格化か | 秋桜賞は金沢の女帝を置き去り。ここも十分勝機あり。 |
▲ | 6 | 7 | グランブリッジ | 牝 | 5 | 55 | 川田将雅 | 栗東 | 新谷功一 | 末脚随一 | 牡馬相手にも通用する末脚は本物。ただ佐賀記念での負けが引っかかる。 |
7 | 8 | ミヤノウッドリー | 牝 | 4 | 55 | 山口勲 | 佐賀 | 東眞市 | 厳しいか | 2歳時から活躍はするものの善戦止まり。ここだと相手は格上で… | |
〇 | 7 | 9 | アイコンテーラー | 牝 | 6 | 55 | 松山弘平 | 栗東 | 河内洋 | 同型注意 | 絡まれると勝ち切れないのが現状。アンモシエラの出方次第になるか。 |
8 | 10 | アンティキティラ | 牝 | 5 | 55 | 多田羅誠也 | 高知 | 別府真司 | いけるか | 交流ダートグレードでは毎回見せ場なし。今度こそ頑張ってほしいが。 | |
☆ | 8 | 11 | アンモシエラ | 牝 | 3 | 53 | 横山武史 | 栗東 | 松永幹夫 | 汚名返上 | 前走は大暴走。ダメージが残っていないのなら狙いたいが…武史の起用は熟慮。 |
中央5頭に対する地方勢は大井2頭、高知1頭に佐賀2頭。うち2頭は中央経験ありです。
牝馬の交流ダートグレードでおなじみとなったライバルたちに、3歳からアンモシエラとテンカジョウが参戦してきました。果たして彼女たちは通用するか。
過去10年の人気別データ傾向
※2014~2023年データ 枠番傾向は競馬場が違うため記載なし。
従来は1800m競走。だが例外として2016年は川崎1600m、2019年は浦和1400m、2021年は金沢1500mで施行されている。
尚本年は佐賀1860mで施行される。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 3-2-4-1 | 30% | 50% | 90% |
2 | 2-3-0-5 | 20% | 50% | 50% |
3 | 2-2-2-4 | 20% | 40% | 60% |
4 | 1-2-1-6 | 10% | 30% | 40% |
5 | 1-0-1-8 | 10% | 10% | 20% |
6人気以下 | 1-1-2-76 | 1% | 2% | 5% |
JBC競走の中でも最も荒れにくいこのレースは、1番人気が複勝率9割超。
6番人気以下の好走は数えるほどしかなく、基本的には上位人気のみで決まります。
ただ、勝利は最多の1番人気でも3勝、以下2,3番人気で2勝ずつのため、頭は確実に固いというわけではありません。
過去5年の配当傾向
ワイドは上から1-2 1-3 2-3 の入線順
※年度横に当該年度の開催地記載。
2019年(浦和) | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 枠単 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | ❸ | ③ | 3 | 450 | 120 | 610 | 1,180 | 1,010 | 320 | 2,280 | 570 | 5,080 |
2着 | ❺ | ⑤ | 2 | 140 | 160 | |||||||
3着 | ❽ | ⑪ | 1 | 100 | 220 | |||||||
2020年(大井) | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 枠単 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | ❼ | ⑫ | 2 | 820 | 130 | 380 | 440 | 1,970 | 470 | 4,250 | 660 | 9,910 |
2着 | ❷ | ② | 3 | 150 | 190 | |||||||
3着 | ❼ | ⑬ | 1 | 100 | 210 | |||||||
2021年(金沢) | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 枠単 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | ❺ | ⑥ | 1 | 290 | 130 | 1,940 | 3,300 | 1,970 | 610 | 3,070 | 2,380 | 10,730 |
2着 | ❸ | ③ | 6 | 280 | 300 | |||||||
3着 | ❹ | ④ | 4 | 160 | 720 | |||||||
2022年(盛岡) | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 枠単 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | ❽ | ⑫ | 3 | 690 | 160 | 910 | 発売なし | 1,730 | 470 | 3,630 | 980 | 10,570 |
2着 | ❼ | ⑨ | 2 | 140 | 260 | |||||||
3着 | ❷ | ② | 1 | 100 | 200 | |||||||
2023年(大井) | 枠番 | 馬番 | 人気 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 枠単 | 馬連 | ワイド | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
1着 | ❹ | ④ | 1 | 280 | 120 | 510 | 950 | 480 | 200 | 890 | 780 | 3,020 |
2着 | ❷ | ② | 2 | 110 | 330 | |||||||
3着 | ❽ | ⑫ | 3 | 150 | 280 |
荒れにくいレースとは記載しましたが、3連単は少し例外です。
なぜなら前述した勝率の通り、頭は人気馬でも固定されていないレース。
となると連複系が安くとも順番を当てる必要のある連単系は配当がつくことがよくあります。
こういうレースこそ点数はかかるもののBOXで買うのがおすすめです。
4頭3連単BOXは2400円。例年通りであれば回収できます。
◎ おすすめはBOX買い。軸が決まっているなら1頭軸マルチもあり。
過去10年の脚質別データ傾向
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 2-4-0-14 | 10% | 30% | 30% |
先行 | 5-4-3-22 | 14% | 26% | 35% |
差し | 3-2-4-42 | 5% | 9% | 17% |
追込 | 0-0-3-28 | 0% | 0% | 9% |
ダートグレード競走らしく中団からも差し届きます。
ただ、今年は例年以上に差しが決まりにくい佐賀での開催になります。
前目に行く馬を抑える方が無難でしょう。直線も短く、坂もない佐賀だと差し損ねる危険性がかなり出てきます。
◎ 開催地を考慮して前残り予想。中団以降も何頭かチェック。
過去10年の年齢別データ傾向
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3 | 2-1-0-12 | 13% | 20% | 20% |
4 | 2-7-4-37 | 4% | 18% | 26% |
5 | 5-1-5-26 | 13% | 16% | 29% |
6 | 1-1-1-23 | 3% | 7% | 11% |
7 | 0-0-0-8 | 0% | 0% | 0% |
最も勝利が多いのは5歳馬。5勝でトップです。
3歳馬は好調に見えますが、好走馬はいずれも古馬との対戦で勝利を収めたのちここに参戦してきています。古馬初対戦、または古馬相手に完敗した馬は少し疑った方がいいかもしれません。
また7歳を超す高齢馬は圏内入線できていないため、6歳までの押さえがベターでしょう。
◎ 3歳馬は罠の可能性も。7歳以上は消しても可。
過去10年の所属別データ傾向
所属 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
栗東 | 7-6-7-29 | 14% | 26% | 40% |
高知 | 0-0-0-7 | 0% | 0% | 0% |
大井 | 0-0-1-14 | 0% | 0% | 6% |
佐賀 | 0-0-0-0 | 0% | 0% | 0% |
JRA勢が圧倒しており栗東が7勝、美浦が2勝で合計9勝です。
地方馬の好走は中央馬相手に好走した経験があるかが必須になってきます。
◎ JRA勢ベタ買いでもいいくらい。
JBCレディスクラシック:予想のキーポイント
ポイント① ねらえ!ブリーダーズゴールドCからの直行組!
前走条件 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ブリーダーズゴールドC | 0-2-1-1 | 0% | 50% | 75% |
基本的にレディスプレリュードからの転戦が上位を占めるこの競走ですが、もう一方のトライアルと言われているブリーダーズゴールドCも見逃してはなりません。
こちらをステップに使ってきた馬の戦績は勝利こそないものの【0-2-1-1】とかなりの良績。
一昨年のグランブリッジもここからの転戦でした。人気を落とすようなら狙ってみてもいいでしょう。
前走ブリーダーズゴールドC
- ドライゼ
前哨戦回顧・考察
参考レース① レディスプレリュード(Jpn2)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 1 | 大井 | レディスプレリュード | Jpn2 | ダート | 2000 | 晴 | 良 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❸ | ③ | グランブリッジ | 牝 | 5 | 56 | 川田将雅 | 1.53.2 | 36.6 | 1 | |
2 | ❺ | ⑤ | アイコンテーラー | 牝 | 6 | 57 | 松山弘平 | 1.53.2 | 0 | 37.2 | 2 |
5 | ❹ | ④ | ライオットガール | 牝 | 4 | 55 | 岩田望来 | 1.54.4 | 1.2 | 38.1 | 4 |
7 | ❷ | ② | アンティキティラ | 牝 | 5 | 55 | 多田羅誠也 | 1.55.8 | 2.6 | 38 | 7 |
ラップタイムが残り1000m以降は12秒台を継続するといった、ダート戦、しかも小頭数にしてはそこそこ速めのタイム。
先行したヴィブラフォンとライオットガールの脚色が鈍って後退していく中、びたり2番手につけたアイコンテーラーが抜け出すものの、最後は追い込んできたグランブリッジが僅かに捉えてゴールイン。
エンプレス杯はオーサムリザルトを負かしに行った結果の敗退だったが、このくらいのペースであればアイコンテーラーには朝飯前のラップ。それを図ったように差し切るのだからグランブリッジの末脚はやはり相当な切れ味だ。控えれば確実に伸びるこの末脚は引き続き警戒が必要。
古馬混合のJpn1で幾度も好走している実績を侮ってはいけない。
参考レース② エンプレス杯(Jpn2)
赤文字は該当レース優勝馬で今回出走なし
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 8 | 川崎 | エンプレス杯 | Jpn2 | ダート | 2100 | 雨 | 稍重 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❼ | ⑩ | オーサムリザルト | 牝 | 4 | 55 | 武豊 | 2.14.5 | 39.3 | 1 | |
2 | ❹ | ④ | グランブリッジ | 牝 | 5 | 55 | 川田将雅 | 2.14.6 | 0.1 | 38.4 | 3 |
3 | ❶ | ① | キャリックアリード | 牝 | 5 | 55 | 御神本訓史 | 2.15.0 | 0.5 | 38.8 | 7 |
4 | ❺ | ⑤ | ライオットガール | 牝 | 4 | 55 | 岩田望来 | 2.15.2 | 0.7 | 39.5 | 5 |
5 | ❻ | ⑦ | アイコンテーラー | 牝 | 6 | 55 | 松山弘平 | 2.15.9 | 1.4 | 40 | 2 |
8 | ❺ | ⑥ | コスモポポラリタ | 牝 | 5 | 55 | 笹川翼 | 2.18.9 | 4.4 | 40.6 | 8 |
10 | ❸ | ③ | アンティキティラ | 牝 | 5 | 55 | 多田羅誠也 | 2.20.1 | 5.6 | 42 | 9 |
ここで初めて逃げの手に出たオーサムリザルトだが、12秒後半から13秒前半の緩やかなラップを刻んでマイペースで進めた。
アイコンテーラーが並びかけてきた3角で2秒近くピッチを上げて抜かせず振り切ると、川崎記念同様怒涛の勢いで詰め寄るグランブリッジも余裕綽々の走りで封じ込めて重賞初制覇を飾った。
このレースはオーサムリザルトにラップを操られての敗北だったアイコンテーラー。
一方で追い込んできたキャリックアリードにも要注意。このメンバー相手に3着は実力の証明だ。
参考レース③ マリーンC(Jpn3)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 26 | 船橋 | マリーンC | Jpn3 | ダート | 1800 | 晴 | 良 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❻ | ⑥ | テンカジョウ | 牝 | 3 | 55 | 国分優作 | 1.53.5 | 39.7 | 2 | |
4 | ❷ | ② | アンモシエラ | 牝 | 3 | 55 | 坂井瑠星 | 1.55.1 | 1.6 | 41.7 | 1 |
アンモシエラとアンデスビエントがスタート後400mでかっ飛ばし、その間のラップタイムは1ハロン10.9を記録。
芝でもなくダート、しかも地方でこれはやりすぎともとれるラップタイムで、案の定アンデスビエントの逃げは向こう正面で壊滅。アンモシエラも息を入れたいタイミングでザオの吉原寛人騎手に並びかけられ抵抗するすべなく4角で脚が終わった。それでもあのペースで残り300m近くまで先頭争いを繰り広げられていたのだから実力はあるだろう。
一方、制したテンカジョウは実力通りの差し切り勝ち。3歳世代でもハビレの3着があった同馬なら、世代限定戦では上位の実力だろう。
但し、この末脚が一線級相手に通じるかはまた別。加えて佐賀の直線は船橋より短い。溜めすぎて不発もあり得そうで過信は禁物。
参考レース④ 秋桜賞(SP1)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 5 | 名古屋 | 秋桜賞 | SP1 | ダート | 1700 | 晴 | 良 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❻ | ⑦ | キャリックアリード | 牝 | 5 | 56 | 御神本訓史 | 1.46.3 | 37.1 | 1 | |
6 | ❼ | ⑧ | アンティキティラ | 牝 | 5 | 56 | 多田羅誠也 | 1.48.7 | 2.4 | 39.6 | 3 |
好位から進めたキャリックアリードが3角で進出するとそのまま抜け出して完勝。
金沢の女王ハクサンアマゾネス以下を置き去りにしての圧勝劇だった。
抜け出してからのギアの上げ方がかなりのもので、上り3Fは1頭だけ37.1を記録。まさに異次元の末脚だ。
佐賀同様内が深いと言われている名古屋の砂で勝ったのも大きな収穫だろう。
前年暮れから転厩しての狙いは恐らくレディスクラシック。最大の目標に向けてこれ以上ない予行演習だった。
参考レース⑤ 兵庫女王盃(Jpn3)
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 4 | 園田 | 兵庫女王盃 | Jpn3 | ダート | 1870 | 曇 | 重 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❻ | ⑦ | ライオットガール | 牝 | 4 | 55 | 岩田望来 | 2.00.8 | 37.7 | 3 | |
4 | ❻ | ⑧ | キャリックアリード | 牝 | 5 | 54 | 御神本訓史 | 2.02.3 | 1.5 | 39.1 | 5 |
7 | ❸ | ③ | アンティキティラ | 牝 | 5 | 54 | 多田羅誠也 | 2.05.3 | 3.5 | 41.2 | 8 |
好スタートから逃げの手を打ったライオットガールがアーテルアストレアのまくりにも怯むことなくそのまま快勝。自分のペースを乱されることなく先行できれば牝馬ダート戦線では強いところを見せた。
反面、ハイペースになると弱い。飛ばす馬がいると控えざるを得なくなり、切れる脚もなくジリ貧になりがち。できれば自身でレースをコントロールしたいところだろう。
JBCレディスクラシック2024予想の最終見解
◎ ⑥ キャリックアリード
〇 ⑨ アイコンテーラー
▲ ⑦ グランブリッジ
△ ④ テンカジョウ
△ ① ドライゼ
☆ ⑪ アンモシエラ
いよいよJBC佐賀が開幕します。2001年から始まったJBC競走の中で開催がなかった数少ない競馬場の一つに挙げられていた佐賀。中津・荒尾の廃止など経営難もあったことを考えると、関係者の並々ならぬ努力には頭が下がります。ぜひ成功で終えてもらい、次回以降の開催にも期待したいものです。
そんなJBC競走の開幕戦になるここの本命は、すっかり南関東の女傑として定着した⑥キャリックアリードを推します。前走の秋桜賞の完勝もさることながら、昨年から一貫して交流ダートグレード競走を使われ続けてきた経験を買います。
恐らく昨年の移籍後から狙い続けたのはこのJBCレディスクラシック。エンプレス杯、スパーキングレディCと悔し涙を飲んできましたが、大舞台のここでまとめてその鬱憤を晴らしてもらいましょう。鞍上もコンビを組み続けている御神本訓史騎手で何の心配もありません。舞台は整いました。
対抗には⑨アイコンテーラーを。佐賀で先行し、粘り切ることができる能力はかなりの強みです。多少のハイペースになら屈しない彼女であれば佐賀の舞台は好都合のはず。仁川Sでは牡馬相手にトップハンデタイで3着だったこともプラスにとらえます。
▲に⑦グランブリッジを。実績的には上位ですが春先の佐賀記念で負けたことが引っかかります。もしかすると佐賀の砂が合わない可能性も否定できないため、少し評価を下げました。
△に3歳馬④テンカジョウとBGCから転戦してくる大井の①ドライゼ。⑪アンモシエラは前走のダメージを考えて☆まで。