みやこステークスは京都のダート１８００ｍで行われる、次のＧ１チャンピオンズＣの戦勝戦で、勝馬には優先出走権が与えられます。
簡単に言えば、シリウスＳから続く路線で、そこの対抗格として大阪スポーツ杯が割り込んでくるという構図です。
このレースは、私の表現で言う、”格別定”ですが、そこまで気にする斤量を背負う馬はいません。
それではそんなみやこSについて過去の傾向などから徹底的に予想していきましょう。
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| 中央競馬成績 | 57戦49勝8敗(トリガミ2回) |
|---|---|
| 的中率 | 87% |
| 回収率 | 361% |
| 馬券代 | 570,000円 |
| 配当額 | 2,057,700円 |
| 収支 | 1,487,700円 |
| 利用料金 | 無料 |
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みやこステークス2024追い切り
みやこステークス(G2)2024概要
| 開催日時 | 2024年11月03日(日) 15時45分発走予定 |
| グレード | G3 |
| 開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
| コース | ダ1,800m |
| 性齢 | 3歳以上 オープン |
| 1着賞金 | 4,000万円 |
みやこＳはＧ３戦で、京都競馬場・ダート１８００ｍで行われます。
２着１６００万円
３着１０００万円
勝てば４０００万円ですので、有力馬にとっては、確実に勝っておきたいところですね。
みやこステークス2024が行われる東京・芝1600mの特徴から予想
京都競馬場ダート１８００ｍは、ぐるっとほぼ一回りするダート１８００ｍ。
そのスタート地点はスタンドの眼の前にあり、第１コーナーまでたったの３００ｍしかありません。すぐに急カーブとなっているため、激しい先行争いが予想されます。
第１，２コーナーは第３，４コーナーと比べて小回りなため、カーブがきつくてスピードに乗ることができません。向正面に入ると徐々に上り坂になるため、ここでもスピードをあげづらいです。
下り坂でかつ曲がりやすいカーブの第3コーナー以降はずっと平坦なので、後半から速くなりやすいコースです。ダート１８００ｍの日本レコードが出ているように、どの競馬場よりも速い時計が出るスピードトラックだ。
となれば、やはり内枠の逃げ・先行馬が有利。
ポンと出てすぐにコーナーに入ってしまえば、コーナリングで更に前へ。馬場が軽いのもあり、その分の貯金は大きく、結果的に最後まで持たせてしまうものとなっている。
人気薄でも逃げ馬には注意を払いたい。ペースが緩んだときには一気のマクリが決まることもあり、ジョッキーの腕の見せどころとなる。外枠の馬はかなりの確率で外を回されることになり苦戦の傾向が出ています。
みやこステークス2024の全頭診断
ここまでのことを念頭に置いた上で、今年は登録馬が１７頭ですので、トウセツ以外は全員出れます。
流動的な部分もありますので、ここではトウセツを含めた全１７頭をみていきます。
アウトレンジ
１０戦５勝の４歳馬。
ラジオ日本賞を１番人気で勝っています。
当然、今回の方が相手が強いですので、正攻法のレースをしないほうが良いのではないのか。
期待はできますが、今回が試金石となります。
オメガギネス
９戦４勝の４歳馬。
もう十分に重賞を勝てる所まで来ていることは明白。
２着の東海Ｓも、圧勝した三宮Ｓともども、京都のダート１８００ｍですから、このコースの適正が高いことは明白。
思い返せば、大敗したとは言え、Ｇ１フェブラリーＳで１番人気に推されていた馬ですので、やはり、十分すぎるほどに、モノサシで、中心となるべき存在です。
ゲンパチルシファー
４１戦５勝の８歳馬。
京都は速いダートですから８歳を迎えた同馬にとっては、不利な舞台です。
ＢＳＮ賞で２着しているように、目下好調なことはセールスポイント。
なんとか立ち回りで、少しでも見せ場をという感じ。
サンライズジパング
１０戦３勝の３歳馬。
１秒２離されたとはいえ、フォーエバーヤングの３着したほどなので、単純にいうとＧ３で足りておかしくありません。
また、今年の３歳馬は強い世代ですからこの馬が通用したとしてもなんの不思議もありません。
ゼットリアン
１６戦４勝の４歳馬。
戦績からも重賞では足りないのが現状。
ワンターンの東京ダート１６００の方が良い印象で、１周する京都ダート１８００ｍでは割引。
内枠を引いて、直線まで死んだふりができるかどうかで着順は大きく変わってくるでしょう。
ダンテバローズ
１４戦４勝の４歳馬。
前走を勝ったことでオープン入りとなりました。
いきなり重賞に挑戦となるわけですから、そこまでの大望を臨んで良いことか。
デリカダ
８戦４勝の５歳牝馬。
大阪スポーツ杯を差し切って勝っています。
中２週と間隔が詰まっていることで、状態はせいぜい維持まででしょうということもあって、展開が向くかどうか。
それと、やはり、今回はメンバーが強力です。
トウセツ
２２戦４勝の５歳馬。
出走馬決定順の最下位なので、確実に出れるとは言えませんが、出れたとしても現有戦力が足りません。
ドゥラエレーデ
１５戦２勝の４歳馬
前走は芝のＧ２札幌記念でしたので参考外で良いでしょう。
強い相手と戦ってきていますし、元値は高い。
改めてここで仕切り直し。
強いパフォーマンスをしてほしいと思います。
ハピ
１８戦３勝の５歳馬。
前走では崩れましたが、それまでは安定した成績を残していた馬です。
前走はトップハンデの５８キロもあったのでしょうが、披露の蓄積もあったように感じます。
それが、今回払拭できているかどうか。
２，３着ならば買えなくはないですが、単勝は買いづらいですね。
プロミス卜ウォリア
１０戦６勝の７歳馬。
この馬も強い馬です。
前走はさすがに休養期間が長かったことで動けなかったわけですが、これでどのくらい変われるか。
行きっぷりさえ良くなれば、大きな変わり身があってもなんの不思議もありません。
ミッキーヌチバナ
２０戦５勝の６歳馬。
アンタレスＳの勝ち馬で、平安Ｓでは６着でした。
勝ったアンタレスＳはやっとこさの勝ち、平安Ｓは明確な負けですので、それがこの馬の立ち位置でしょう。
やはり２０回やって、１５回も負けてる馬ですからね。
ミトノオー
１２戦５勝の４歳馬。
平安Ｓの勝ち馬で、その後エルムＳを使っています。
前に行ける馬なので、展開のカギを握る馬です。
素軽い走りをする馬なので、京都のダートは合っているはず。
メイショウカズサ
３３戦７勝の７歳馬。
短い距離を使ってきた馬なので、ここでどうこうは望み辛い。
ただし、熱心な調教を行っており、状態自体は良いと断言できる。
リプレーザ
２２戦３勝の６歳馬。
芝とダートを交互に使っているようにチグハグな馬。
そうするしかないという一面もあるのでしょうが、今回は連続ダートとなります。
ただ、このような現状で強い相手に伍して戦えるかどうか、大いに疑問です。
ロコポルティ
２７戦５勝の６歳馬。
シリウスＳは５着に終わっていますが、内容は良かった。
メンバーは今回の方が強いですけども、２着とか、３着に食い込んでもなんの不思議もない。
それだけの力はありますし、思い切ってドゥラエレーデとのワイド１点でも良いかなと思えます。
ロードアヴニール
８戦４勝の４歳馬。
枠にもよりますが、逃げることが見込めますし、元値も十分に足りています。
この馬も相手の１頭には買うべきだと思いますね。
みやこステークス2024 過去10年の傾向から予想
１８年は、この週のＪＢＣクラシック開催に伴って休止になっています。
そのため、過去１０年、９回のみやこＳを検証します。
６歳以下なら
３歳＝１７頭が出走し、
【 １ ２ ０ １４ 】
４歳＝３１頭が出走し、
【 ４ ２ ０ ２５ 】
５歳＝４５頭が出走し、
【 ２ ３ ４ ３６ 】
６歳＝１９頭が出走し、
【 ２ １ １ １５ 】
７歳上＝２０頭が出走し、
【 ０ １ ４ １５ 】
４歳は４頭以上が出走した年は必ず連対馬を出してきましたが、成績が極端。
６歳以下なら、そこまでのマイナスはないと言えるでしょう。
昇級戦は割引
条件戦組は、【 １ １ ０ １３ 】
昨年のセラフィックコールはキャリア無敗で挑んだ唯一のパターン。
例外だと思ったほうが良く、基本はオープン馬から。
重賞で連対程度の実績は必要
１９年以降の５年の１〜３着馬１５頭のうち、重賞勝ちがある馬は６頭にとどまります。
ただし、１１頭には、重賞で連対か、オープン特別勝ちの実績があった。
オープンでの出走歴がなかったのは昨年のセラフィックコールだけです。
ステップ別の目安
１〜３着馬２７頭中２２頭の前走が「１着か、勝ち馬から０秒９差以内の２〜５着」
レース別の目安は、太秦Ｓ＝１着か勝ち馬から０秒４差以内の２〜５着、エルムＳ＝１〜３着、ブラジルＣ＝一桁弱順の３歳か４歳。
シリウスＳ組＝【 １ １ ３ １５ 】
みやこステークス2024の予想買い目
安定感はオメガかもしれぬが、私はドゥラエレーデを上に取りたい。
ドゥラエレーデは単勝というタイプではないので、単勝は買いづらいのだが、それでも単勝を買っても良いかなと思えますね。
軸：ドゥラエレーデ
相手：ロコポルティ、ロードアヴニール、オメガギネス、プロミス卜ウォリア
※2024年11月1日最新追い切り情報更新！下記の記事もチェックして下さい↓
みやこステークス2024追い切り
