アルゼンチン共和国杯は東京の2000mで行われる伝統のハンデ戦G2レースで、かつては一段下のG2だなぁと印象でしたが、近年はその価値、立ち位置が上がっています。
これは特に、ジャパンカップ、有馬記念の賞金額が大幅に増額された影響です。
総体的に、毎日王冠や京都大賞典の価値が下がっていることもあります。
緩いレースで、賞金を加算して、”余力を持って”ジャパンカップや有馬記念に迎えるというメリットがありますし、実際に天皇賞も1分57秒3の激しいレースでしたから、ここを2分30秒くらいで勝つほうがダメージが残らないというわけです。
そんな背景を踏まえ、今年のアルゼンチン共和国杯について予想していきましょう。
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アルゼンチン共和国杯(G2)2024概要
開催日時 | 2024年11月03日(日) 15時35分発走予定 |
グレード | G2 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
コース | 芝2,500m |
性齢 | 3歳以上 オープン |
1着賞金 | 5,700万円 |
アルゼンチン共和国杯はG2戦で、東京競馬場・2500mで行われます。
2着2300万円
3着1400万円
いわゆる、ハンデ戦のG2の設定です。
アルゼンチン共和国杯2024が行われる東京・芝1600mの特徴から予想
舞台は、東京・芝2500mで行われます。
東京芝2500mは左回りで、目黒記念とアルゼンチン共和国杯が行われるコースです。
過去には3歳未勝利戦も組まれていましたが、現在は1年で2回しか使用されません。
2400mのスタート地点を100m延ばしたところがスタートで、1コーナーまでの距離はおよそ450mあります。
スタンド前直線の坂下からスタートし、すぐに上りとなるため2400mよりもテンは落ち着く傾向となります。
直線の坂を2度上ることもあり、ゴール前は瞬発力に加え、スタミナも必要。
持久力勝負になりやすい。同じ競馬場で100m違うだけではあるが、異なる資質が求められることが特徴。
具体的にはスタミナが問われやすくなります。
なぜなら、スタンド前坂→向こう正面の坂→スタンド前坂と合計で3回も坂を駆け上がるからです。
もちろん、坂を駆け上がるだけのパワーも必要となります。
アルゼンチン共和国杯2024の全頭診断
ここまでのことを念頭に置いた上で、今年は登録馬が16頭ですので、出ようと思えば全員が出れますので、この16頭をみていきましょう。
アドマイヤハレー
55キロ
27戦4勝の6歳馬。
オープン入り後は目立った成績ではありませんが、着順よりは接戦している印象もあります。
55キロは妥当なところでしょう。
今回は3ヶ月ぶりとなるので、まだ少し重いかなと感じますが、3着になれる可能性はゼロとまでは言えないなと感じています。
アドマイヤビルゴ
57キロ
20戦5勝の7歳馬。
元値を考えれば7歳の秋にアルゼンチン共和国杯に出てきてほしくなかった馬。
当然、最盛期に及ぶ力はありません。
それでも、まだ57キロのハンデを課せられているのはかわいそうだと感じます。
クロミネンンス
58キロ
13戦4勝の7歳馬。
AJC3着、日経賞2着、目黒記念も3着とG2で安定しており、もちろん、G2を勝てるだけの力があります。
その目黒記念から0.5キロ増の58キロがどうなのか。
どこかで重賞を勝てる馬ですが、もちろん、それが今回でも驚きません。
サヴォーナ
57.5キロ
16戦3勝の4歳馬。
函館記念、オールカマーともに4着と期待通りに走れていませんが、そのぶん、57.5キロですんだなという印象ですね。
距離の適正云々を考えなければ、先週の天皇賞に出ていて欲しかったとさえ思っている馬なのですが、現状では、ここに出た方が良いのかなという感じ。
16戦して13回も負ける馬ではないと思うので、その部分が気になりますけども、期待込みで単勝を買いたい、買えると思っています。
ジャンカズマ
54キロ
30戦4勝の6歳馬。
長い距離のハンデ戦が主戦場の馬ですから、ここに出てくるのは必然と言えます。
ただ、戦績が示すように元値が足りませんし、現有戦力も足りません。
逃げれる可能性が高いので、馬鹿にされてスイスイ逃がせてもらえるならば…。
そこだけが一縷の望みとなります。
ショウナンバシッ卜
58キロ
17戦5勝の4歳馬。
札幌で連勝してここに臨みます。
オープン特別を2連勝したことで、ハンデが1キロ増やされて、なんと、サヴォーナよりも重い58キロを背負わされます。
皐月賞を5着しており、若葉Sも勝っていますので、ある意味では当然なのかもしれませんが、私は損させられたなと感じています。
セレシオン
57キロ
いろんな報道を考えると、この馬が一番人気に推されそうです。
新潟記念が惜しい2着でそこから1キロ増の形。
1800〜2200で良績を残している馬なので、東京の2500はどうなのかという気はしますが、センスの良さは大きな武器となりましょう。
タイセイフェリーク
52キロ
17戦3勝の4歳牝馬
3勝級に在籍なので、52キロで済んでいます。
ただ、どんなレースでも上位に来れているように、相手なりに走れるのがセールスポイント。
軽ハンデを追い風に、上位に食い込めてもおかしくはありません。
ハヤヤッコ
58.5キロ
41戦6勝の8歳馬。
さすがに8歳を迎えたことで、近走ではやはり歳のせいかなと感じさせることが多くなりました。
元々の地力は確かですから、ある程度の走りを今回もできるでしょう。
ただ、前走の3着は相手が弱かったせいでしょう。
フォワードアゲン
54キロ
38戦4勝の7歳セン馬。
近走は大きな着順が続きます。
だから54キロで走れるというメリットもありますが、純粋にこれがこの馬の現有戦力でしょう。
やはり、なかなか、いえ、相当に厳しいですね。
ペプチドソレイユ
55キロ
7戦4勝の4歳馬。
ダートで勝ってきている馬で、ここへは一応の登録。
ハンデは据え置きで、出てくるならば力試しの一戦となりますが、ダートでもオープンで通用しているわけではないので、普通に考えて相当に厳しいでしょう。
マイネルウィルトス
57.5キロ
42戦5勝の8歳馬。
目黒記念5着からハンデが据え置き。
目黒記念の内容を考えれば、8歳という年齢を考えることはないでしょう。
3戦続けてクロミナンスに後れを取ってはいますが、ハンデの差もありますので、この馬から買うという選択肢があっても良いと思います。
マイネルメモリー
55キロ
22戦4勝の4歳馬。
着実に力をつけています。
ただ、2000mを中心に使われている馬ですので、今回の2500mはどうなのか。
色んな意味での試金石となります。
ミクソロジー
58キロ
昨年の万葉S、ダイヤモンドSの内容を考えると58キロは当然で、それだけの力があります。
ただ、いかんせん、休養期間が長く、オールカマーを使ったもののレースになっていませんでした。
そこまでは折込済みとはいえ、だからといって期待ほど良くなってきているわけではありませんので、やはり…、厳しいですね。
メイショウブレゲ
56キロ
29戦4勝の5歳馬
京都大賞典は3着に好走しています(推奨し単勝万馬券だった)。
それでも、目黒記念の56キロから据え置きですから、これはありがたい要素。
春の天皇賞にもお出になられていますし、二番があっても何も驚きません。
ラーグルフ
58キロ
16戦5勝の5歳馬。
この馬の実績を考えると当然と言えますが、重賞に出続けています。
今のこの馬に58キロの強さがあるかは別ですが、他との比較で58キロは仕方がないのかもしれません。
ただ、取り立てて加点できるものがないことで、今回もそこまでの期待は出来ません。
アルゼンチン共和国杯2024 過去10年の傾向から予想
アルゼンチン共和国杯2024の過去10年からの傾向を解説していきます。
1着候補なら重賞で3着以内
まず重賞実績だが、1着候補に求められるのは重賞で3着以内があることで、この例外は1頭だけ。
ただ、2着には例外が4頭いて、3着には7頭も例外がいます。
なかには重賞で掲示板の経験がなかった馬も多く、相手候補については実績不問で良いでしょう。
最多連対はオールカマー組
ステップ別ではオールカマー組が最多の4連対。
また、3勝級の六社S組(今年は昇仙峡が該当)がしばしば上位に絡んでいるが、こちらは同レースを勝っていることが条件となる。
4歳が中心
年齢別成績は以下の通り。
3歳=5頭が出走、
【 2 0 2 1 】
4歳=33頭が出走、
【 6 3 3 21 】
5歳=52頭が出走、
【 1 4 5 42 】
6歳=38頭が出走し、
【 1 2 1 34 】
7歳=33頭が出走し、
【 0 1 0 32 】
成績を上げている3歳馬も見逃せませんが、今年のメンバーに3歳馬はおらず、やはり、中心は4歳馬だと考えていいでしょう。
馬単万馬券は1度だけ
意外に思いますが、10年で馬単で万馬券に届いたのは1度だけ。
そもそもオッズが割れがちだからという一面も大きいのでしょうが、意外に荒れていないという結果が残っています。
アルゼンチン共和国杯2024の予想買い目
今回が叩き3走目となる、4歳馬サヴォーナのみが魅力あふれる馬だと感じます。
セレシオンやクロミナンスよりもこちらの単勝かなと感じますね。
単勝:サヴォーナ
三連単フォーメーション(12点)
着順 | 馬名 | 馬名 | 馬名 | 馬名 |
1着 | サヴォーナ | |||
2着 | セレシオン | クロミナンス | メイショウブレゲ | ラーグルフ |
3着 | セレシオン | クロミナンス | メイショウブレゲ | ラーグルフ |
もっと当たりに近づくならば、3連複軸1頭の6点で購入するのもひとつの手です。