本記事ではMRO金賞を徹底分析して予想しています。
参考レース考察をしているのでぜひ最後までご覧ください。
MRO金賞の基本情報
開催日時 | 2024年10月27日(日)金沢11R 18:15発走 |
---|---|
グレード | MRO金賞 3歳 金沢所属馬限定 |
開催競馬場 | 金沢競馬場 |
コース | ダート1400m |
かつては廃止された福山競馬の所属馬も交えた4地区交流戦だったこの競走ですが、現在は金沢所属馬のみの限定競走。
昨年からは距離も1400mに短縮して行われています。
MRO金賞のコース解説(金沢1400m)
スタンド前からスタートし、コーナーを4周するコース。
当然、内枠有利に加えて先行争いが激化することにはなりますが、その場合はコーナーの利分内枠の先行勢が有利です。
外枠は無駄にロスがある分、逆に後方待機勢の方が有利となります。
出走表
印 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 馬齢 | 斤量 | 騎手 | 所属地区 | 調教師 | 寸評 | 短評 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
〇 | 1 | 1 | ダブルアタック | 牡 | 3 | 57 | 青柳正義 | 金沢 | 金田一昌 | 世代代表 | 3歳の中では2番手以降の実力だがここでも通用する力は十分ある。 |
2 | 2 | サンヨウラフェスタ | 牝 | 3 | 54 | 甲賀弘隆 | 金沢 | 田嶋弘幸 | さすがに | 名古屋・金沢と惨敗。古馬を交えて一変があるようにも思いづらかったためここでは… | |
3 | 3 | ショウガフクキタル | 牝 | 3 | 54 | 栗原大河 | 金沢 | 高橋俊之 | 同型注意 | 控えると凡走傾向が高いのがこの馬。好走には逃げ必達だが同型も多く。 | |
4 | 4 | コパノアマンダ | 牝 | 3 | 54 | 魚住謙心 | 金沢 | 井樋一也 | 疲労考慮 | 3走前の時計だけ見ればもう少しやれてもいいが連闘が引っかかる。 | |
5 | 5 | ハクサンツキミテイ | 牡 | 3 | 56 | 加藤翔馬 | 金沢 | 加藤和義 | 過信禁物 | 転入して3連勝だが速い流れの経験がゼロ。こちらも連闘で果たして。過信は禁物。 | |
5 | 6 | スペリオルパンサー | 牡 | 3 | 56 | 鈴木太一 | 金沢 | 加藤和義 | 間隔空き | 昨年のネクストスター3着馬。休養明けの影響がなければ連は。頭は厳しそう。 | |
☆ | 6 | 7 | ショコラエクレール | 牝 | 3 | 54 | 吉田晃浩 | 金沢 | 田嶋弘幸 | 成長見込 | プラス14キロの影響もなく完勝した前走。余裕残しでここ目標と捉えるなら疲労もそこまでか。 |
◎ | 6 | 8 | プレストマーヴェル | 牝 | 3 | 55 | 吉原寛人 | 金沢 | 堀場裕充 | 横綱相撲 | 好位から抜け出せる競馬も板についてきた。加賀友禅賞で2着だったのならここは最上位。 |
7 | 9 | ドンリュウスター | 牡 | 3 | 56 | 平瀬城久 | 金沢 | 高橋俊之 | 厳しいか | 後方から前走は良く追い込んでるもののここまでが限界感。着が拾えれば御の字。 | |
△ | 7 | 10 | ガガヒャクマンゴク | 牡 | 3 | 56 | 中島龍也 | 金沢 | 加藤和義 | 侮れない | 連闘は気にかかるがダブルアタックやドンリュウスターには勝利。舐めてかかると危険。 |
▲ | 8 | 11 | メイショウベル | 牝 | 3 | 54 | 松戸政也 | 金沢 | 井樋一也 | 連戦連勝 | 転入後2戦はどちらも楽勝。まだまだ奥がありそうで一気戴冠も。 |
3歳クラシックを戦ってきたダブルアタックやプレストマーヴェルに、他路線で力をつけてきたショウガフクキタルらが立ち向かいます。
ナミダノキスやロックシティボーイこそ不在ですが、最後の3歳限定競走として熱い戦いが期待できそうです。
データ傾向:昨年距離短縮競走のためなし
MRO金賞 前哨戦データ傾向
参考レース① オッズパーク杯
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 23 | 金沢 | オッズパーク杯 | B2 | ダート | 1400 | 晴 | 重 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❷ | ② | ダブルアタック | 牡 | 3 | 56 | 栗原大河 | 1.29.7 | 38.9 | 1 |
中団で脚を溜めたダブルアタックが4コーナー手前から段違いの手ごたえで進出すると、勢いそのままに後続を突き放してゴール。
初の古馬相手でも全くひるまず自身の実力を出し切っているあたり、やはり持っている能力は高い。
金沢3歳トップクラス相手だと一枚落ちるが、混合のB級であれば楽勝クラス。今後も期待できそう。
参考レース② C23
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 1 | 金沢 | C23 | C | ダート | 1400 | 晴 | 良 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❼ | ⑨ | メイショウベル | 牝 | 3 | 54 | 松戸政也 | 1.29.8 | 39 | 1 |
先頭争いがスタートからやや混戦模様だった中、抜けてハナを取ったメイショウベルがそのまま後続を一気に突き放してぶっちぎりの圧勝劇。
最後は流す余裕も見せており、C級は通過点といった印象だった。
転入後は連勝を決め、勝ち方と走破時計的にもう少し上のクラスでも通用するのは間違いない。
参考レース③ 祝★80歳 くにひこ誕生日記念
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 20 | 金沢 | 祝★80歳 くにひこ誕生日記念 | C1 | ダート | 1400 | 晴 | 重 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❻ | ⑥ | ハクサンツキミテイ | 牡 | 3 | 56 | 加藤翔馬 | 1.30.7 | 37.5 | 1 |
ハナを叩いたハクサンツキミテイがそのまま逃げ切り勝ちを決めた。
このレースの上位陣は元々JRAの1勝クラスの条件馬たちで決着。
その馬達を倒したのだから2勝クラス相当と言いたいところではあるが、彼らはJRA時代に比べてピークも過ぎており、簡単に評価はしづらいところ。
人気するようなら逆に嫌ってもいいか。
参考レース④ 10月20日は金沢農業まつり賞
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 20 | 金沢 | 10月20日は金沢農業まつり賞 | B1 | ダート | 1400 | 晴 | 重 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❸ | ③ | プレストマーヴェル | 牝 | 3 | 53 | 吉原寛人 | 1.28.9 | 38.4 | 1 |
ジャックトマメノキを行かせて番手マークを取ったプレストマーヴェル。
4角では先行集団と共に一瞬競り合う形になるかと思われたが、結果的にそのまま抜け出して勝利を決めた。加賀友禅賞で2着だった実力をしっかりと見せた印象。上り3Fも悪くはない。
参考レース⑤ 緋色にきらめく海の宝物加能ガニ金沢賞
月 | 日 | 場名 | レース名 | グレード | コース | 距離 | 天候 | 馬場 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 30 | 金沢 | 緋色にきらめく海の宝物加能ガニ金沢賞 | B1 | ダート | 1500 | 曇 | 良 | |||
着順 | 枠 | 番 | 馬名 | 性別 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破タイム | 1着とのタイム差 | 上り3F | 人気 |
1 | ❷ | ② | ショウガフクキタル | 牝 | 3 | 53 | 栗原大河 | 1.35.2 | 38.3 | 1 |
逃げたショウガフクキタルがそのままマイペースに持ち込み、そのまま後続を突き放しての圧勝劇。勝ち方だけ見れば強いのだが、この馬は逃げられないと凡走しやすいという脆さを孕んでいるため重賞でいきなり通用するかは微妙な印象も。
同型の存在には気を配った方がいいかもしれない。
MRO金賞:最終見解
◎ ⑧ プレストマーヴェル
〇 ① ダブルアタック
▲ ⑪ メイショウベル
△ ⑩ ガガヒャクマンゴク
☆ ⑦ ショコラエクレール
白山大賞典も終わり、そろそろ金沢競馬も今年の終わりが見え始めてきました。JBCの前日には北國王冠も控えており、2600mの長距離王者決定戦が待っています。
今年の金沢、サイト予想は当たっていても自身で買っている馬券は的中率がおぞましいことになっているのでそろそろ何とかしておきたいです。
ここの本命は⑧プレストマーヴェルで。鞍上吉原寛人の安定感に託します。馬自体も好位から抜け出せる競馬ができるようになっており、新潟の芝に遠征した後はスピードにも乗れるようになってきたような感じがします。同世代の金沢3冠組とは久々の激突ですが、しっかりと勝ち切ってくれるでしょう。〇には金沢3冠を戦った①ダブルアタックを。ナミダノキス、リケアマロン、ロックシティボーイがいないのならここは世代代表として凡走は許されません。前走の勝ち方は盤石だっただけに、ここもすんなり行けるかもしれません。
▲に連勝中の⑪メイショウベル、⑩ガガヒャクマンゴクは連闘ですが△を。西日本3歳優駿でも6着で今回の出走メンバーの中では再上位の実績を買います。☆に⑦ショコラエクレールを添えて。