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菊花賞2024予想 中央競馬予想
菊花賞2024予想

菊花賞は私にとって、思い出に残る、そして特別なレースです。

もう古い話になってしまいますが、マヤノトップガン。

私が競馬人生において初めて勝負したと言えるレースです。

当時は天皇賞の翌週に行われていたのですが、その天皇賞の週に、新潟メインだった二王子岳特別で馬連4080円を2万円(当然1点買い)当てていたからというのもあったのですが、丸々80万円をマヤノトップガンの単勝に買いました。

当時は若かったからというのもありますが、マヤノトップガンが負けるわけがないと迷いなく買うことが出来ました!

京都新聞杯の後から、菊花賞では最低10万円買うと周りに対して吹聴していたので、引くに引けなかったというのもありましたが。

今年もジャスティンミラノ(結果として天皇賞も回避)が菊花賞を目指していないように、当時と比べ、菊花賞の重みが薄れていることが寂しいのですが、それでも、現在では3000mの嵐山Sもありませんので、全馬が初めて走る距離となるため、少しでも穴の要素があれば狙える。

今年で言えば、マヤノトップガンに似ているのはコスモキュランダかと思いますが、十分に単勝を買って良いのかどうか。

力の入るレースです!

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菊花賞(G1)2024概要

開催日時 2024年10月20日(日) 15時40分発走予定
グレード G1
開催競馬場 京都競馬場 11R
コース 芝3,000m
性齢 3歳以上 オープン
1着賞金 2億円

菊花賞は3歳限定のG1戦で、京都競馬場、淀の坂超え2回、外回りの芝・3000mで行われます。

1着賞金は2億円
2着8000万円
3着5000万円
4着でも3000万円
5着でも2000万円

勝つのが最良なのは言うまでもありませんが、2着でも阪神カップや札幌記念よりももらえて、3着でもG2を勝つのと遜色ありません。

もっといえば、4着でG3と同等、5着でもオープン特別と同じくらいと、これだけの賞金額になると、真面目にやらない方がどうかしています。

菊花賞2024が行われる京都・芝3000mの特徴から予想

舞台は、京都・芝3000mで行われます。

かつてはメジロデュレン、メジロマックイーンの兄弟が菊花賞の前に走った嵐山Sというのがこの距離で行われていたが、現在は菊花賞と万葉Sの年2回しかレースが組まれていません。

向正面の上り坂途中からスタートし、外回りを1周半します。

6つのコーナーを回ることになります。

最初のコーナーまで208mと距離は短いが、長丁場とあってペースは速くならない。

コーナーが6回あるため、内をロスなく運んだ馬が有利。

スタートしてすぐにコーナーを迎えることからも最初のポジション取りが重要になりますね。

豊富なスタミナが必要なのはもちろん、近年は折り合いと瞬発力も試される。

コース形態からの展開予想

外枠の馬もポジション争いに加わりたいところですが、長距離戦なので無理して前を狙う騎手はほとんどいません。

じっと耐えながら仕掛けどころをうかがうことが必然的に多くなります。

スタートからしばらくは上り傾斜となり、3コーナーの途中で一気に下り傾斜を駆け降ります。

この坂は【淀の坂】と呼ばれるもので、のちにもう一回この坂を駆け抜けます。

前半から中盤にかけてほとんどの騎手は無理に前を行かず、馬なりでコースを周回します。

レースが動き出すのは2周目の向こう正面、ちょうどスタート地点を過ぎたあたりです。

このあたりから中団以降で脚を溜めていた馬が進出を開始します。

これに合わせて動き出す馬もいれば、まだまだ脚を溜める馬もいて騎手の駆け引きが楽しめます。

2周目の淀の坂のてっぺんを過ぎると、レースも終盤です。

下り坂の慣性をフルに活かして各馬は一気にペースアップします。

最後の直線は約404mで勾配はありません。

スピードを最高地点まで引き上げながら各馬はゴールを目指すのです。

京都の芝3000mは長距離レースなのでスタミナが重要なのはいうまでもありませんが、それ以上に大事なのが騎手の力量です。

ペース配分や仕掛けどころを誤ってしまったらどんなに強い馬でも一杯になってしまうので短距離戦や中距離戦と比較しても騎手の腕が試されやすいです。

ちなみに騎手の見分け方はベテラン騎手ほどペース配分がうまいといわれています。

 

菊花賞2024の全頭診断

ここまでのことを念頭に置いた上で、今年は登録馬が18頭ですので、出ようと思えば全員が出れますので、この18頭をみていきましょう。

アスクカムオンモア

7戦3勝でプリンシパルSの3着馬です。

セントライト記念6着 → その後 → TVK賞を勝っての参戦(出れば)という異例のローテーションです。

個人的には出ないほうが良い、ちょっと間隔を開けるべきだと感じています。

アドマイヤテラ

6戦3勝で若葉S、京都新聞杯ともに4着です。

2勝級茶臼山特別を勝っての参戦となります。

一部で穴人気をしているようですが、本当の一線級とはまだ未対戦なので、やはり格下感が拭えません。

アレグロブリランテ

スプリングSの2着馬です。

このレースでシックスペンスとのワイドを1点で獲っていますので思い入れのある馬なのですが、ここでは完全に力が足りません。

アーバンシック

セントライト記念の覇者で、京成杯2着、皐月賞4着とセントライト記念がまぐれだったわけではありません。

当然、ここも有力、人気の一頭となりますし、ファンだったら単勝を買っても良いかなと思えますが、私はコスモキュランダを上に取っています。

ウエストナウ

京都新聞杯2着、神戸新聞杯11着。

神戸新聞杯はやはりというべきかキャリアの浅さを露呈した形。

もちろん、見限ることが出来ない素質があるのですが、ただ、あの内容を見る限り、ここでの変わり身は厳しいですね。

エコロヴァルツ

朝日杯の2着馬で、先のセントライト記念も3着。

ワンパンチ足りないと言われればそれまでなのですが、いつも一生懸命に自分の力は出していると言えます。

ただ、常識的には、この馬が3着以内に入るにはずいぶん高いハードルだなと感じます。

コスモキュランダ

弥生賞馬で皐月賞2着、セントライト記念も2着。

ダービーが6着だったことで,「距離が延びるのは良くない」という人が多いですが、そのダービーは押せ押せでお釣りがなかったこと、そもそも出遅れていることでそこまで神経質になる必要はないと考えています。

結論を言えば、”この馬の単勝を買って、ダノンデサイルが強ければ仕方がない”というレースだと思っています。

シュバルツクーゲル

6戦2勝で弥生賞5着、青葉賞10着に過ぎませんが、古馬3勝級ワールドオールスタージョッキーズを勝っていることに価値があります。

距離が良いかどうかはやってみないとわかりませんが、良いレースが出来てもおかしくありません。

《穴の資格あり》

ショウナンラプンタ

青葉賞2着、神戸新聞杯3着。

もっといえば、ホープフルSにもダービーにもお出になられていますので、下地はあります。

前に行けるイメージがないので、混戦の3着争いでスッと出ているというシーンはあり得ます。

ダノンデサイル

5戦3勝のダービー馬。

もちろん、終わってみればやはり強かったという結末はあるでしょうが、やはり、3000mの菊花賞でダービーからの直行というのはどうなのか。

昨年はタスティエーラが同じローテーションで2着と一応の結果はみせましたけども、2着はあくまでも2着でしかなく、この馬が2着だったとしたら、それは頑張ったではなく、負けたと言われますので、やはり、少なくとも、オッズに見合う馬ではありません。

ノーブルスカイ

9戦2勝の叩き上げ。

8月31日、札幌での1勝級を逃げて勝ってきています。

そのまえに若葉Sの8着馬ですので、逃げるかもしれないことはセールスポイントでも、やはりご都合主義ということになってしまいます。

ハヤテノフクノスケ

8戦2勝、2勝級を4、2着ですから、いずれ2勝級を勝てるでしょう。

ただ、やはり、京都新聞杯の11着馬であり、それと比べても相手が格段に強いですから、この馬が3着以内に入れる確率がどれくらいあるのか?と、問われると、とてつもなく低いとしか言いようがありません。

ビザンチンドリーム

きさらぎ賞は鮮やかでしたが、冷静に考えれば相手も強くなく、皐月賞、ダービー、神戸新聞杯の成績は妥当なところ。

いずれもが1秒以上の差をつけられておりますので、「この馬の末脚が魅力」というには、ちょっとご都合主義につきます。

また、不器用で、結局は外を廻すしかありませんから、それも厳しいところです。

ピースワンデュック

4戦3勝で、現在3連勝中。

デビューからずっと、ベテラン・柴田善臣騎手が乗り続けていることもロマンの一つ。

「心臓が強い馬」と評される馬で、ハナの差とはいえ、前走を勝っていることが大きい。

一線級との対戦がないことで、未知の魅力がありますが、タイムとか戦ってきた相手を考えると、やはり、ちょっと足りないですね。

ヘデントール

6戦4勝で、前走の日本海Sの馬単を取っているので(当然、1点)、思い入れのある馬です。

青葉賞は8着とはいえ、1番人気に推されてもいましたから、下地はあります。

ミスタージーティー

7戦2勝で若葉Sの勝ち馬。

皐月賞、ダービー、神戸新聞杯ともにお出になられています(成績は芳しくありませんが)。

その成績が全てを物語っており、大望は酷。

メイショウタバル

私の評価の高い馬で、神戸新聞杯で復活という走りでした。

が、私には、そのパフォーマンスが物足りませんでした。

陣営は、サイレンススズカのような逃げ馬にしたいのかもしれませんが、現状では抑える競馬にまで手が廻っていない印象を受けます。

おそらくはこの馬が逃げることになるのでしょうが、そのぶん、惨敗の可能性が高いのではと危惧しています。

メリオーレム

プリンシパルSの2着馬で、神戸新聞杯の5着です。

その神戸新聞杯は1番人気でした。

西部スポニチ杯の内容が優秀ですので、まだ見限れませんが、やや足りないと思っています。

菊花賞2024 過去10年の傾向から予想

クラシック出走馬の取捨

皐月賞にもダービーにも出走していた馬は、

【 5 4 5 35 】

そのうち、

【 5 2 2 11 】

がどちらか一方、あるいは両方で1〜3着があった馬。

4,5着まで網を拡げると、

【 5 3 4 16 】

となります。

一方、春二冠のどちらかだけに出走した馬は、

【 0 3 0 43 】

と、ずいぶん成績が落ちます。

興味ふかいのは、この2着3頭は、いずれもがダービーに出走した馬です。

1,重賞1〜3着が2回以上

2,6着以下が通算1回以下

3,前走がトライアルで1〜3着。

この3点をクリアすることで、【 0 2 0 3 】に絞られますが、クラシック出走歴があれば、勝ち馬候補は、二冠皆勤でその1〜3着馬となります。

ステップ別の成績

前走神戸新聞杯組=65頭が出走。

【 5 4 4 52 】

前走セントライト記念組=47頭が出走

【 3 3 2 39 】

他のOP組=17頭が出走

【 1 2 0 14 】

条件戦から=50頭が出走

【 1 1 4 44 】

連対馬20頭中15頭の前走がトライアルですから、今年もトライアルからどれも絡まないというのはちょっと考えづらいですね。

3着馬も半分以上はトライアル組でした。

A)神戸新聞杯

1〜3着馬13頭中12頭が神戸新聞杯で1〜3着。

残る一頭も神戸新聞杯の5着馬だった。

B)セントライト記念

1〜3着馬8頭中6頭がセントライト記念の1〜3着馬。

あとの2頭は皐月賞4着のクリンチャーと皐月賞2着のタイトルホルダーでした。

クラシックで1〜5着ならば、ここでの着順は不問で良いでしょう。

C)神戸新聞杯、セントライト記念以外のОP

勝ったのは18年のフィエールマン、2着は16年のレインボーラインと昨年のタスティエーラ。

ただし、

フィエールマンは重賞で連対経験あり+連対率は100%でした。

レインボーラインは前走が古馬混合G2で3着でした。

タスティエーラはご存知、ダービー馬。

そう考えると、この項目はそもそものハードルが高いですね。

D)条件戦

前走で2200m以上の2勝級を勝った馬は、【 1 1 4 16 】

春にリステッドに出走していた馬ならば、【 0 1 4 8 】

距離実績の目安

1〜3着馬30頭のうち、2200m以上で1〜3着がなかったのは4頭。

出走経験すらなかったのはフィエールマンだけ。

2400m以上で1〜3着の実績があったのは17頭にとどまるが、出走経験があったのは25頭。

目安は、「2200m以上で1〜3着があり、かつ2400m以上で出走経験がある」

重賞1〜3着は欲しい

重賞の勝ち馬は、1〜3着に13頭止まり。

重賞1〜3着の実績がなかった馬は、勝ち馬に1頭、2着に2頭、3着に4頭。

昨年の勝ち馬、ドレッツアは重賞未経験でしたが、重賞未経験馬の菊花賞制覇は1990年のメジロマックイーン以来だったので、やはり、これは例外的であって、基本的には、重賞1〜3着がない馬は、2,3着までの狙いとして良いでしょう。

菊花賞2024の予想買い目

先に述べましたが、

◎コスモキュランダ

ダノンデサイルが強ければ仕方がない。

コスモキュランダの人気ならば、単勝でも十分に美味しいので、単勝勝負!

3連単なら、あえてダノンデサイルを切って、

3連単フォーメーション

1着コスモキュランダ
2着ショウナンラプンタ
アーバンシック
ピースワンデュック
3着も同様の6点、ダノンデサイルを2、3着に入れて12点。

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