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レディスプレリュード 2024 予想!過去傾向から読み解く有力馬を公開!

厳選地方重賞馬

このレースを境に大井は3日連続交流重賞開催。
第一弾はJBCレディスクラシックの前哨戦となるレディスプレリュードです。

レディスプレリュード2024の基本情報

開催日時 2024年10月1日(火)
グレード Jpn2 3歳以上牝馬限定
開催競馬場 大井競馬場 12R 20:10発走予定
コース ダート1,800m

コース解説

スタンド前から発走し、外回りコースを使用。
バックストレッチと直線の距離はやや長く、大きなコーナーを回ってきた各馬に、386mの地方最長の直線が待ち受けます。
逃げ馬は逆に目標となることが多く、勝ち切るのは難しいレースとなっています。

出走表

馬名 性別 馬齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 寸評 短評
1 1 ラブラブパイロ 5 55 西啓太 小林 荒井朋弘 成長見せ 北海道、盛岡と遠征を経て地元に帰還。ついていけるスピードがあれば。
2 2 アンティキティラ 5 55 多田羅誠也 高知 別府真司 地方代表 ハクサンアマゾネスにも勝った同馬。逃げて自分のペースに持ち込めれば。
3 3 グランブリッジ 5 56 川田将雅 栗東 新谷功一 実力十分 後方からの末脚が大きな魅力。先行争いが速まれば。
4 4 ライオットガール 4 55 岩田望来 栗東 中村直也 ヤネ戻り 前走は案外。延長で再度見直せるが相手は強い。
5 5 アイコンテーラー 6 57 松山弘平 栗東 河内洋 再度注目 エンプレス杯はオーサムリザルトに潰されたが、楽に追走できる今回は。
6 6 ヴィブラフォン 5 55 菅原明良 美浦 高木登 逃脚注目 Hペースでもばてない強さは魅力。数段強化される相手でどうか。
7 7 アーテルアストレア 5 56 武豊 栗東 橋口慎介 連覇狙う 昨年覇者。Jpn1連覇に向けてここは負けられないが、1年ぶりに騎乗する武豊騎手も追い風

マリーンC同様、こちらも7頭立てで中央馬の方が多いという異常事態。
ただその実層は厚く、予想はなかなか難解です。

レディスプレリュード2024 予想 過去傾向

※2014年~2023年の統計データ

人気傾向

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 3-4-1-2 30% 70% 80%
2 3-2-1-4 30% 50% 60%
3 2-2-1-5 20% 40% 50%
4 1-1-3-5 10% 20% 50%
5 0-0-2-8 0% 0% 20%
6人気以下 0-1-1-57 0% 1% 3%

2着まではほぼ3番人気以内で決まることが多く、荒れることはほぼありません。
5番人気以下の好走もなく、基本的には固いレースです。

過去5年の配当と傾向

2019年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 3 520 150 570 1,890 710 300 1,810 1,620 8,850
2着 1 130 580
3着 5 180 420
2020年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 1 230 110 720 1,220 710 310 1,120 1,100 3,950
2着 3 140 280
3着 4 140 310
2021年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 3 540 160 630 1,470 940 300 2,150 700 5,420
2着 1 110 260
3着 2 110 190
2022年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 2 670 130 2,530 4,860 1,980 380 4,040 460 10,010
2着 4 150 160
3着 1 100 190
2023年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 6 1,100 270 400 1,180 1,260 410 4,150 1,950 17,650
2着 1 120 920
3着 5 210 360

連単万馬券は2度のみ。ですが馬単は意外とつき、10倍以上の配当が多いです。
絞って勝負を1点でかけられればハイリターンも見込めます。

買うなら「単」系がいい。複勝は基本的には跳ねないためおいしくはない。

枠傾向

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 0-0-1-11 0% 0% 8%
2 1-1-1-9 8% 16% 25%
3 2-4-0-9 13% 40% 40%
4 0-0-1-14 0% 0% 6%
5 1-2-2-12 5% 17% 29%
6 2-1-3-11 11% 17% 35%
7 2-3-1-14 10% 25% 30%
8 2-0-0-18 10% 10% 10%

枠による大きな差異は見受けられません。
1枠、4枠の馬券圏内は1度のみ。
JRA勢でも着外に飛ぶ枠のため、この2つの不振には警戒が必要です。
一方、その2つに挟まれている2,3枠は平均的にもやや高めの値のため狙ってもよしでしょう。

内枠のうち2,3枠は〇。1,4枠は要警戒。

脚質傾向

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-3-2-12 0% 17% 29%
先行 6-3-4-19 18% 28% 40%
差し 4-4-1-41 8% 16% 8%
追込 0-1-2-26 0% 3% 10%

逃げ、先行の複勝率が高く、基本的には前目につけた馬がねらい目なのは確かです。
ただ、後方一気も届く馬場といってよく、前でやりあってペースが速くなった結果、思わぬ伏兵が差し切るといった展開も往々にして見受けられます。
先行する馬は上りタイムに注目。前から速い脚を使えるかで後続を抑えられるかどうか変わってきます。

脚質+上りタイム

年齢傾向

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4 4-4-0-26 11% 23% 23%
5 4-7-4-33 8% 22% 31%
6 1-0-0-20 4% 4% 4%

4~6歳までに絞った際、6歳以上は明らかに好走率が落ちています。
JRA勢も多いこのレースでは若馬を狙う方が賢明でしょう。

古豪より脂ののっている4,5歳の狙い撃ち。

レディスプレリュード2024 予想 前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース① スパーキングレディーC

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
7 3 川崎 スパーキングレディーC Jpn3 ダート 1600 稍重
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 アーテルアストレア 5 57 菱田裕二 1.41.5 38.4 1
3 ヴィブラフォン 5 55 菅原明良 1.41.8 0.3 39.6 4
5 ライオットガール 4 57 松山弘平 1.42.6 1.1 40.1 3

逃げたボヌールバローズ、フーリッシュホビーによりかなりペースが速かった。それでいて息を入れる暇もなく後方勢に有利な展開。その展開をしっかり差し切った末脚を見せたアーテルアストレアは強かった。ライオットガールは中団からのペースアップについていけずに置かれた印象。マイルが若干忙しかった感もあるため延長で見直し。
今回の出走メンバーでは速い流れに最後までバテずに追走したヴィブラフォンが一番強い競馬をしたか。神奈川記念もそうだったが速いペース向きの馬。競りかけてくる馬がいれば輝くだろう。

参考レース② エンプレス杯

※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走無し

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
5 8 川崎 エンプレス杯 Jpn2 ダート 2100 稍重
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 オーサムリザルト 4 55 武豊 2.14.5   39.3 1
2 グランブリッジ 5 55 川田将雅 2.14.6 0.1 38.4 3
4 ライオットガール 4 55 岩田望来 2.15.2 0.8 39.5 5
6 アーテルアストレア 5 55 菱田裕二 2.15.9 1.4 40 4
10 アンティキティラ 5 55 多田羅誠也 2.20.1 5.4 42 9

早め先行策を取ったライオットガールとアーテルアストレアだが、1週目の直線から先手を取り力強いラップを刻んだオーサムリザルトには及ばず、最後は中団から捲ってきたキャリックアリードの伸び脚に屈して完敗。アーテルアストレアは兵庫女王盃とは打って変わって先行策をとったものの伸びず。やはり後方から進める競馬が合っているか。
グランブリッジの強襲は川崎記念同様かなりのもので、末脚自体は一番だろう。

参考レース③ JBCレディスクラシック

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
11 3 大井 JBCレディスクラシック Jpn1 ダート 1800
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 アイコンテーラー 5 55 松山弘平 1.52.9 38.6 1
2 グランブリッジ 4 55 J.モレイラ 1.53.7 0.8 38.8 2
3 アーテルアストレア 4 55 M.デムーロ 1.53.8 0.9 38.8 3
6 ライオットガール 3 53 森泰斗 1.55.2 1.3 40.6 5
8 ラブラブパイロ 4 55 藤田凌 1.55.8 1.5 39.7 9

スタートからマイペースで逃げたアイコンテーラーがテリオスベルの捲りにも屈することなく実力を証明したJpn1初制覇を決めたレース。向こう正面でテリオスベル同様進出を開始していたアーテルアストレアだったがここは伸びきれず3着まで。スピーディキックはじりじりとしか伸びず4着。ライオットガールは3角でテリオスベルから不利を受けたノーブルシルエットが下がった際接触気味。これが痛かったか。

参考レース④ 神奈川記念

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
12 14 川崎 神奈川記念 重賞 ダート 1600 稍重
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ヴィブラフォン 4 54 H.ドイル 1.42.9 40.3 5

ポリゴンウェイヴを先に行かせて3角付近で先頭に代わると迫るキャリックアリード以下を封じ込めて重賞初制覇。
後ろで追走していたユティタムも最後はバテており、改めて速い流れへの適応力を示した形となった。控えるよりは行き切ってしまった方がいいタイプか。

参考レース⑤ 読売レディス杯

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
8 6 金沢 読売レディス杯 重賞 ダート 1500
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 アンティキティラ 5 55 多田羅誠也 1.33.3 38.3 4

完全無欠の女傑だったハクサンアマゾネス、実に9戦ぶりに敗退。夏場に初めて休まず出走したことによる疲労もあったか、いつもの上がりっぷりではなかった。
アンティキティラはしっかり前走の借りを返してのジャイアントキリング。高知所属で揉まれてきた強さは発揮した。逃げて自分のペースに持ち込んでしまえばそう簡単にバテないが、反面競られるとそこまで強いタイプでもないことは次走で露呈。単騎逃げが理想だが今回果たして。

レディスプレリュード2024予想の最終見解

オーバルスプリント、マリーンCに続いて1か月で3度目の少頭数交流ダートグレード。こう続いてしまうとさすがに寂しく映ります。この先の大舞台で大集合、という形も確かに悪くはないのですが、中央馬に立ち向かう地方馬という構図をどのダートグレード競走でも長年見てきた身としては時代の流れとは言えなんだかなあとも思います。
ともあれ、今回は中央馬も層が厚いです。本番につながるレースを期待しましょう。

◎は③グランブリッジを。絶好と呼べる3枠入枠に、鞍上は引き続き川田将雅騎手。川崎記念、帝王賞と牡馬相手に好走を続けた実力は確かで、昨年2着に惜敗したレディスクラシックへのリベンジに向けて仕上げているはずです。
実力は間違いなく昨年以上。大いに期待していいでしょう。
〇には⑤アイコンテーラーを。こちらは昨年のレディスクラシック覇者で、川崎記念も好走。エンプレス杯は5着でしたが、オーサムリザルトに競ったところで脚が上がった感じ。ほぼ同じメンバーとなるここならヴィブラフォンを目標にしながら進められそうで逆襲は可能でしょう。
▲に期待を込めて①ラブラブパイロを。昨年より成長した姿を中央勢に見せてもらいたいものです。

◎ ③ グランブリッジ
〇 ⑤ アイコンテーラー
▲ ① ラブラブパイロ

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