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珊瑚冠賞 2024 予想!過去傾向から読み解く有力馬を公開!

厳選地方重賞馬

JBC指定競走として開催れる高知の伝統重賞。
とはいえ35回開催中34回が他地区デビューかJRAからの未出走転入馬が勝利しており、今年は2017年のフリビオン以来となる高知デビュー馬の勝利に期待がかかります。

珊瑚冠賞2024の基本情報

開催日時 2024年9月29日(日)
グレード 高知重賞 3歳以上
開催競馬場 高知競馬場 7R 18:15発走予定
コース ダート1,900m

コース解説

2コーナー終わりからスタートし、馬場を1周半します。
向こう正面の登りが激しい分、ここでどのように立ち回るかが勝敗のカギです。
ただ、内枠が強いわけでもないこのコース。砂の深い内側をずっと走らされるよりは、馬場のいい外を通りたいのが各騎手の本音。有力馬は包まれにくい枠外の方が寧ろいいかもしれません。

出走表

馬名 性別 馬齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 寸評 短評
1 1 グリードパルフェ 8 57 野畑凌 高知 田中守 仕切直し 鳥栖大賞中止の影響がどこまで出ているか。調整自体は問題なさそう。
2 2 ガルボマンボ 5 57 林謙佑 高知 細川忠義 もう一度 二十四万石賞はあと一歩。交流重賞で好走しており力はまだまだある。
3 3 ナムラボス 7 57 多田羅誠也 高知 工藤真司 粘り込み Hペースの前走で前から粘りこんだ。元々力は拮抗しておりチャンス十分。
4 4 グラティアスグー 4 57 永森大智 高知 川野勇馬 脚溜めて 後方から鋭い脚を使える馬。ただ今回は前残りな展開も…
5 5 アヴァンセ 8 57 山崎雅由 高知 雑賀正光 ここでは 近走は完全に力不足。狙えない。
5 6 ユメノホノオ 4 57 吉原寛人 高知 田中守 王者盤石 白山大賞典は無念の回避。地元じゃ負けられないが懸念は前残り。
6 7 ダノンロイヤル 9 57 小杉亮 高知 別府真司 再度延長 距離短縮だった前走は惜しい競馬。再度延長となるとどうか。
6 8 ニシノキントウン 9 57 妹尾浩一 高知 打越勇児 狙えない 前走も大敗で見せ場なし。ここでも。
7 9 ヒカリオーソ 8 57 畑中信司 高知 別府真司 近走不振 重賞となると格落ち感も。条件戦で狙うべき馬か。
7 10 ジョウショーモード 6 57 岡村卓也 高知 雑賀正光 無理難題 見せ場がまったくない。掲示板で御の字か。
8 11 ウインヴェルデ 5 57 宮川実 高知 打越勇児 評価微妙 1900の好走は中央時代にあるが…前走は切れず。
8 12 トランセンデンス 6 57 郷間勇太 高知 田中守 下降線か ダートグレード含めて戦い抜いて久しぶりの地元。疲労も垣間見え。

高知古馬王者ユメノホノオが参戦。白山大賞典の回避は残念でしたが、その無念をここにぶつけます。
そしてガルボマンボ、グリードパルフェといった交流重賞常連馬も参戦し、面白い戦いになりそうです。

珊瑚冠賞2024 予想 過去傾向

※2014年~2023年の統計データ

人気傾向

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 5-3-1-1 50% 80% 90%
2 4-3-0-3 40% 70% 70%
3 1-1-3-5 10% 20% 50%
4 0-0-2-8 0% 0% 20%
5 0-1-3-6 0% 10% 30%
6人気以下 0-2-1-51 0% 3% 5%

1番人気の複勝率は9割を超えており、馬券外に消えたのは昨年のガルボマンボのみ。
勝率も5割越えで上々の成績です。またオッズが1倍台であればオール好走というデータからも、大きく荒れることはあまりないと考えてよいでしょう。

過去5年の配当と傾向

2019年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 1 160 110 180  – 200 140 280 360 730
2着 2 100 200
3着 3 140 220
2020年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 2 250 110 190  – 190 140 410 620 2,130
2着 1 110 440
3着 5 240 440
2021年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 1 130 100 200  – 220 130 310 580 920
2着 2 110 210
3着 5 180 470
2022年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 2 350 130 430  – 1,770 550 3,430 1,760 9,050
2着 5 210 200
3着 1 120 440
2023年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 3 430 170 8,430  – 8,430 2,080 10,390 10,630 61,530
2着 8 620 460
3着 4 200 2,240

前述した通り大荒れは昨年のみで、あとは万馬券がない平穏な決着。
基本的には固めから流して取る、といった考え方でよいでしょう。

枠傾向

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 0-0-1-8 0% 0% 11%
2 0-1-0-9 0% 10% 10%
3 0-0-0-10 0% 0% 0%
4 2-3-0-5 20% 50% 50%
5 2-1-1-11 13% 20% 20%
6 1-1-1-13 6% 12% 18%
7 4-1-2-9 25% 31% 43%
8 1-3-5-9 5% 22% 50%

内枠の成績は芳しくありません。ただ、人気馬の入枠は2014年のマウンテンダイヤ(3枠)のみで、成績は悪いものの人気馬が入っていないことからあまり疑いすぎるのもよくないかもしれません。事実、今年の高知優駿は不利な1枠からマジックセブンが3着に好走しています。

内枠は揉まれない所をチェック。成績は悪いが実力があればひっくり返すかも。

脚質傾向

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 5-1-2-7 33% 40% 53%
先行 2-6-4-14 7% 30% 42%
差し 3-0-3-31 8% 8% 16%
追込 0-3-1-22 0% 11% 15%

黒潮菊花賞は逃げ先行が少し落ち込んでいましたが、古馬混合戦となるここはいつも通り逃げ先行有利に戻ります。ユメノホノオが負けるとしたら先行馬の前残り。
この傾向は少し気にしましょう。

逃げ先行有利。ハナを切りそうな馬には注意。

珊瑚冠賞2024 予想 前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース① 二十四万石賞

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
4 14 高知 二十四万石賞 重賞 ダート 1900 稍重
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ユメノホノオ 4 57 吉原寛人 2.05.3 39.5 1
2 ガルボマンボ 5 57 林謙佑 2.05.5 0.2 39.9 2
5 ヒカリオーソ 8 57 畑中信司 2.07.0 1.7 40.6 5
9 アヴァンセ 8 57 永森大智 2.08.2 2.9 41.4 10
11 ダノンロイヤル 9 57 多田羅誠也 2.08.8 3.5 41.7 8

1世代下の王者ガルボマンボVSユメノホノオは、再びユメノホノオに軍配。
だが、「誰かをマークする」ことで輝くヒットマン戦法であるガルボマンボの強さ自体は見せた。イヌワシ賞でもこの戦法で3着に食い込んでおり、まだまだ力は衰えていないと考えていいだろう。
ユメノホノオ自身はガルボマンボをしっかり競り落としての完勝。逃げ馬に大きく離されて逃げない限りは盤石だろう。捲るタイミングを間違えなければほぼ確勝。

参考レース② 建依別賞

※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走無し

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
9 16 高知 建依別賞 重賞 ダート 1400 不良
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ヘルシャフト 7 57 吉原寛人 1.28.3   39.1 1
4 グラティアスグー 4 57 林謙佑 1.29.1 0.8 39.7 9
5 ナムラボス 7 57 多田羅誠也 1.29.2 0.9 39.7 5
6 ダノンロイヤル 9 57 小杉亮 1.29.5 1.2 38.7 11
7 ウインヴェルデ 5 57 宮川実 1.29.6 1.3 39.6 3
9 ヒカリオーソ 8 57 畑中信司 1.30.2 1.9 40.6 6
10 ニシノキントウン 9 57 妹尾浩一 1.30.7 2.4 40.8 12
12 ジョウショーモード 6 57 岡村卓也 1.31.9 3.6 40.6 10

ヘルシャフトが盤石の強さを見せる一方で、2着以下は大混戦。
ハイペースの中着差のそれほどない5着に残ったナムラボスは評価できるとしても、それ以下の馬達も展開と位置取り次第でどうとでも入れ替わりそうな着順。
大きな実力差はないとみてよく、序列をつけるのは危険。
ただ、ニシノキントウン以下はさすがにこのクラスでは厳しそうか。

参考レース③ はがくれ大賞典

※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走無し

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
3 24 佐賀 はがくれ大賞典 重賞 ダート 2000 不良
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 トランセンデンス 6 56 吉原寛人 2.08.5   36.4 1
2 グリードパルフェ 8 56 赤岡修次 2.09.0 0.5 37.2 3
8 トランセンデンス 6 56 本橋孝太 2.11.6 3.1 38.9 4

不良馬場の中から2着に突っ込んだグリードパルフェの強さが目立ったレース。流石は前年覇者といったところ。
休養明けでも順当に走れば間違いなく実力上位。トランセンデンスは案外だったが、この亜走っているのはいずれも交流ダートグレード。地元に戻ってきた今回は少し警戒の必要もありそう。

珊瑚冠賞2024予想の最終見解

ユメノホノオの白山大賞典遠征はかなり楽しみにしていましたが、やはり高知から石川となるとかなりの長距離遠征のため難しかったようです。その分、来年の黒船賞を待つ楽しみが増えたとポジティブに捉えます。しかし、吉原寛人騎手は何人いれば足りるんでしょうね一体。

ここはその⑥ユメノホノオが本命。前走は少し着差が足りなかったようには感じますが、高知の中ではやはり最上位の実力。年末の高知県知事賞に向けても負けられません。幾度も下してきたメンバーが相手なら再度その実力を証明してもらいましょう。

〇は妙味を考えて②ガルボマンボ。恐らくグリードパルフェが人気しますが、前走のイヌワシ賞で見せた走りはガルボマンボ本来の姿でした。まだまだやれる力が残っているとみて、ユメノホノオとのし烈なデッドヒートを期待します。

▲に前走好位から粘った③ナムラボスを。実質はがくれ大賞典以来となる①グリードパルフェは△まで。

◎ ⑥ ユメノホノオ
〇 ② ガルボマンボ
▲ ③ ナムラボス
△ ① グリードパルフェ
☆ ④ グラティアスグー

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