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瑞穂賞 2024 予想!過去傾向から読み解く有力馬を公開!

厳選地方重賞馬

1968年、岩見沢競馬場で行われたのが最初という歴史ある競走です。
過去、10歳から13歳までの間4連覇を成し遂げたオースミダイナーや、道営の雄スーパーステションなどが勝ち馬に名を連ねています。

瑞穂賞2024の基本情報

開催日時 2024年9月26日(木)
グレード H2 3歳以上
開催競馬場 門別競馬場 12R 20:35発走予定
コース ダート1,800m

コース解説

スタートして1コーナーが待ち構えており、先行争いはやや窮屈になる印象。
真ん中以降の枠は少しポジション取りが難しいコースです。
直線は330mと長く、差し馬も台頭するコースとなっています。

出走表

馬名 性別 馬齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 寸評 短評
1 1 ナムラゴロフキン 7 57 宮内勇樹 北海道 小国博行 雪辱窺う 重賞では結果が出ていないものの圏内は十分。先団に行ければ。
2 2 ドテライヤツ 7 57 阿部龍 北海道 角川秀樹 今度こそ 3走前は2着。前走は前が止まらず出番なし。展開次第。
3 3 ベルピット 4 58 桑村真明 北海道 角川秀樹 王者不動 最早アグネスタキオンの弥生賞状態。無双の強さはどこまで続くか。
4 4 ボルゲリ 6 56 金山昇馬 北海道 斉藤正弘 なんとも 完全に厳しいとは言えないが展開の利が他の馬より必要で。
5 5 スコルピウス 8 57 石川倭 北海道 米川昇 ここでも 前走は3着だが強豪相手だと1枚落ちる。何とも言えず。
6 6 ダイメイコリーダ 7 57 岩橋勇二 北海道 岡島玉一 どうなの 安定とみるかムラ駆けとみるか。Jpn1・2着の実力はあるが。

道営の王者、ベルピットが道営記念に向けて出走してきます。
最早「どのようにして勝つか」その1点に焦点は集まります。

瑞穂賞2024 予想 過去傾向

※2014年~2023年の統計データ

人気傾向

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 3-1-3-3 30% 40% 60%
2 4-1-4-1 40% 50% 90%
3 1-4-1-4 10% 50% 60%
4 0-2-1-7 0% 20% 20%
5 1-0-1-8 10% 10% 10%
6人気以下 1-2-0-35 2% 7% 7%

基本的には5番人気までの好走割合が多いですが、絞るのであれば上位人気2頭の好走はほぼ間違いなしです。
2番人気に至っては複勝率9割ですので、まず間違いなく好走すると踏んでいいです。

過去5年の配当と傾向

2019年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 2 330 120 570 590 210 1,110 260 1,870 1,860
2着 3 120 160
3着 1 100 140
2020年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 2 310 140 発売なし 210 130 450 660 2,630 13,020
2着 1 110 390
3着 4 290
2021年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 5 790 280 4,730 3,430 1,140 5,540 5,620 44,140 12,640
2着 3 220 910
3着 2 160 580
2022年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 8 2,580 400 4,690 25,830 6,250 66,090 25,520 427,540 820
2着 10 820 930
3着 2 160 2,250
2023年 枠番 馬番 人気 単勝 複勝 枠連 枠単 馬連 ワイド 馬単 3連複 3連単
1着 1 220 120 1,840 1,500 480 1,980 1,620 9,300 610
2着 7 210 220
3着 2 150 700

クインズサターンが消えた2022年以外はほぼ平穏な決着となっていますが、やはりこの中でも2番人気の好走は目を引きます。
連複系の軸で買うのが間違いないような気もします。

狙うは2番人気。今年はベルピットとの2頭軸でも。

枠傾向

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 1-1-0-8 10% 20% 20%
2 2-0-1-7 20% 20% 20%
3 2-3-1-4 20% 50% 60%
4 0-0-4-5 0% 0% 22%
5 2-3-0-6 18% 45% 45%
6 0-1-1-10 0% 8% 16%
7 2-0-3-7 16% 16% 41%
8 1-2-0-11 7% 21% 21%

門別の1600mや1700mと比べ、1800mはスタートしてからすぐ1コーナーというコース形態上、外に行けば行くほどかなり不利になってきます。
逆に内枠はコーナーの利でスッと位置取りを選択できる分かなり有利です。
4,6枠はその例に漏れず不振です。
ただ、今年のこのレースに限っては6頭立てのため、そこまで枠にこだわらなくていいような気もします。

中枠不振だが今年は6頭立て。そこまで気にせずとも。

脚質傾向

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2-1-1-6 20% 30% 40%
先行 4-4-2-12 18% 36% 40%
差し 2-5-6-23 5% 19% 30%
追込 2-0-1-17 10% 10% 15%

他場に比べて差しが届きやすいこのコースは、他の競馬場と比べて特段前残りが強いということはありません。
しっかり伸びきる脚を持っている馬であれば3コーナーからまくりをかけてそのまま先団に食い込むということも往々にして見受けられます。
先団がそのままなだれ込むといった展開も当然ありますが、後方勢の上りには着目すべきです。

行った行ったでは決まり切らない。

年齢傾向

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4 2-1-1-13 11% 17% 23%
6 6-1-1-10 33% 38% 38%
7 0-2-4-12 0% 11% 27%
8 0-1-0-8 0% 11% 11%

基本的に平均ですが、7歳以上は勝利がありません。
馬券内好走まで絞るなら8歳は1度のみの好走です。

高齢馬は軽視でも。

瑞穂賞2024 予想 前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース① 旭岳賞

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
7 31 門別 旭岳賞 H3 ダート 1600 稍重
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ベルピット 4 57 桑村真明 1.41.3 39.1 1
2 ドテライヤツ 7 57 阿部龍 1.42.5 1.2 39.6 5
4 ボルゲリ 6 57 阿岸潤一 1.43.3 2 39.8 8

ただただベルピットの強さが際立った一戦だった。
追われることなく3コーナーあたりから進出すると、勝ちに行く逃げを放ったジャスパードリームを馬なりのまま交わし、4コーナーでは逆にそのジャスパードリームがつけていたような差をつけて千切りにかかる。
ノーステッキ、ノーアクションで突き放すその姿は、圧巻というほかない。
2番手以降は今回も入れ替わりといった形。今回はジャスパードリームが飛ばした分での後方勢有利だったが、今後も展開次第ではいくらでも着順は入れ替わるだろう。

参考レース② キズナ・プレミアム

※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走なし

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
7 16 門別 キズナ・プレミアム A1 ダート 1700
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ハセノパイロ 9 57 服部茂史 1.49.2   38 1
2 ナムラゴロフキン 7 58 宮内勇樹 1.50.4 1.2 39.6 6
4 スコルピウス 8 56 石川倭 1.50.6 1.4 39.8 4
5 ドテライヤツ 7 57 阿部龍 1.50.8 1.6 39.7 2

捲って言ったナムラゴロフキンが先頭に立つところで、さらに外から進出したハセノパイロが外から交わしていった。
しかし2着は死守しており、削り合いの根性勝負になると強い。
逆に競り負けて4着となっていたスコルピウスはこういう展開になると少し弱いか。
ドテライヤツは勝負所で遅れており、彼向きの展開ではなかった。

参考レース③ 教養センター騎手候補生特別

場名 レース名 グレード コース 距離 天候 馬場
8 14 門別 教養センター騎手候補生特別 A3 ダート 1700
着順 馬番 馬名 性別 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ボルゲリ 6 54 △阿岸潤一 1.50.7 40.2 5

逃げた3頭が他を大きく突き放して逃げ、ハイラップを刻んでいく。
その後ろの4番手でしっかり脚を溜めたボルゲリが気を逃さず脚を伸ばして勝利。
彼より後ろにいた馬たちは伸びていなかっただけに、前にいないと厳しいレース。
ボルゲリの好走は漁夫の利的な展開が必要か。

瑞穂賞2024予想の最終見解

道営最強馬、というと誰を思い浮かべるでしょう。
このレースを勝ったオースミダイナーやスーパーステション、牝馬初の3冠を成し遂げたクラキンコ、北海道から中央へ挑戦を続けたコスモバルク、一時代を築いたオヤコダカらの名前がまずは出てくるでしょうか。いずれも今も色あせない名馬たちで、ホッカイドウ競馬を知るうえで絶対に外せない馬達でしょう。

そんな歴代の名馬に間違いなく比肩する存在となる③ベルピットがここに出走します。もちろん印は◎。シルトプレが今年4着に好走したエルムSですが、もし彼が出走していたならペイシャエス、ドゥラエレーデの叩き合いに割って入っていたくらいに思えるほど、彼の勝ち方は鮮烈でした。この後の道営記念まで連勝を続けるようだと、今シーズンを無敗で終えることになります。今年の勝ちぶり的に十分にそれもあり得るような気がしますが、まずはここを盤石の勝ち方で次につなげてもらいましょう。
相手ですが、ここは②ドテライヤツで。前走のエピファネイア・プレミアムは完全に展開が不向き。幾度もベルピットと戦い抜いてきたうえ、2年前の覇者です。前走の敗北で人気を落とすならベルピットとの1点勝負で妙味も十分でしょう。
小頭数のため、印は2頭で。

◎ ③ ベルピット
〇 ② ドテライヤツ

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