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読売レディス杯2024 無料予想!過去傾向からレースを読み解く!

厳選地方重賞馬

秋シーズンのグランダムジャパン競走もいよいよ折り返し地点。
この後に待つ全国交流競走は2戦、グレード競走は3戦。
頂点を目指す馬、シリーズ競走を連戦してきている馬にとってここのポイントは重要度を増します。

読売レディス杯2024の基本情報

開催日時 2024年8月6日(火)
グレード 金沢重賞
開催競馬場 金沢競馬場 12R
コース ダート1,500m

コース解説

直線最奥からスタートし、1周するコース。
直線コースがやや通常のスタートより長い分、枠の有利不利が若干消えると考えてよいでしょう。
外枠の馬でもスピードがあれば通常時よりロスなく先行できる可能性が増えてきます。

出走表

馬名 性齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 前走 当該距離 当該距離+競馬場 寸評 短評
1 1 サーフズアップ 牝4 55 笠野雄大 船橋 山下貴之 園田 兵庫サマークイーン賞D1700 8着 0-2-0-0 初出走 下降線か 重賞好走もあるが前走はハクサンアマゾネスを倒しに行っての分。着狙いまで。
2 2 サエチ 牝5 55 平瀬城久 金沢 高橋俊之 金沢 金沢クイーン賞D1500 2着 3-6-0-10 3-6-0-10 上昇気配 ここ数戦は成長を見せる走り。とはいえ重賞レベルにはまだない感じ。
3 3 ヴェレノ 牝5 55 吉田晃浩 金沢 鋤田誠二 金沢 能登半島地震被災者応援MV公開記念特別(A1)D1500 4着 0-0-1-5 0-0-1-5 連下まで マークすべき7着→4着。3着までなら狙っても良し。
4 4 ホウオウジュレップ 牝6 55 中島龍也 金沢 加藤和宏 金沢 金沢競馬B1プレミアムD1500 1着 3-0-0-0 3-0-0-0 目下連勝 金沢転入後は連勝を決めているがメンバーレベルの上がっているここだとどうか。勝ちタイム的にはTRと遜色ないが
5 5 アンティキティラ 牝5 55 多田羅誠也 高知 別府真司 園田 兵庫サマークイーン賞D1700 2着 1-1-0-0 0-1-0-0 逆襲狙う 仕事人多田羅誠也の手腕が光る。勝ちパターンの前走を再現できれば逆転も。
6 6 ハクサンアマゾネス 牝7 55 𠮷原寛人 金沢 加藤和義 園田 兵庫サマークイーン賞D1700 1着 5-1-1-1 5-1-1-1 女王君臨 だれも止められない重賞連勝記録。地元でさらに連勝記録を伸ばすか。
7 7 サウスヴィル 牝3 52 魚住謙心 北海道 柳澤好美 門別 ツキミソウ特別D1700 1着 初出走 初出走 気性難癖 前走はほとんど真面目に走らず勝利。実力はあるがササリ癖がどうなのか
7 8 アキュートガール 牝5 55 廣瀬航 園田 尾林幸二 園田 兵庫サマークイーン賞D1700 4着 初出走 初出走 3連妙味 好位から踏ん張った前走。いかに道中折り合いがつけられるかどうかだが乗り替わりは果たしてプラスか。
8 9 ボヌールバローズ 牝4 55 笹川翼 大井 福永敏 川崎 スパーキングレディCD1600(Jpn3)9着 0-1-1-0 初出走 善戦マン 交流重賞はともかく地方重賞は好走。初の金沢がどう出るか。
8 10 ミルニュイ 牝5 55 本田正重 大井 田中正人 船橋 明鐘岬特別D1600 1着 初出走 初出走 テン速い 同型も多い中ここはメンバーイチのテンのような気も。ハクサンアマゾネスを抑えられれば一発あるか。

地元金沢の女傑、ハクサンアマゾネスが錦を飾るかに注目が集まります。
彼女以外にも同じ兵庫サマークイーン賞からの転戦や、スパーキングレディCから参戦するボヌールバローズとシリーズ競走からの転戦も目立ちます。

読売レディス杯の傾向

※2014~2023年のレースデータ使用。

人気傾向

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 3-3-1-3 30% 60% 70%
2 4-2-0-4 40% 60% 60%
3 0-0-2-8 0% 0% 20%
4 0-2-2-6 0% 20% 40%
5 2-1-1-6 20% 30% 40%
6 0-2-3-5 0% 20% 50%
7人気以下 1-0-1-49 1% 1% 3%

3番人気の好走率がかなり低いことには要注意です。
過去5年に絞ってみても3番人気の好走は1度のみ。簡単に固いまま決まることはなく、中穴以上を1頭は押さえておいた方が良いです。

過去5年の配当と傾向

2019年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 枠単 馬単 3連複 3連単
1着 ❷③ 5 1,310 440 7,020 7,260 2,000 11,240 20,370 45,820 240,760
2着 ❸③ 6 510 6,030
3着 ❹④ 8 1,360 5,570
2020年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 枠単 馬単 3連複 3連単
1着 ❽⑩ 2 540 140 230 220 150 190 750 770 4,170
2着 ❽⑪ 1 100 760
3着 ❼⑨ 5 230 310
2021年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 枠単 馬単 3連複 3連単
1着 ❷⑦ 1 190 100 220 170 130 390 360 540 1,340
2着 ❼⑦ 2 100 200
3着 ❻⑥ 4 230 320
2022年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 枠単 馬単 3連複 3連単
1着 ❺⑤ 1 170 100 240 270 140 390 420 300 1,050
2着 ❼⑨ 2 120 160
3着 ❻⑧ 3 120 210
2023年 馬番号 人気 単勝 複勝 枠連 馬連 ワイド 枠単 馬単 3連複 3連単
1着 ❷② 5 1,130 230 6,010 5,300 1,320 11,670 10,810 2,100 25,360
2着 ❼⑨ 6 370 340
3着 ❺⑤ 1 110 460

人気順の決着は2022年のみ。2019年は上位人気馬が軒並み飛んで大荒れ配当になりました。
今年はハクサンアマゾネスがおそらく一本かぶり。となればほかの馬にもオッズ妙味が出そうです。

◎ 荒れるときは荒れるが…しかし中穴以降は1頭抑えておいた方が良い。

枠傾向

読売レディス杯
枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1 1-0-0-9 10% 10% 10%
2 3-1-1-5 30% 40% 50%
3 0-1-1-8 0% 10% 20%
4 2-0-2-6 20% 20% 40%
5 1-3-1-8 7% 30% 38%
6 0-1-2-16 0% 5% 15%
7 2-3-2-12 10% 26% 36%
8 1-1-1-17 5% 10% 15%

過去5年に絞って見た際でも2,7枠の好走率はかなり高いです。
特に人気関係なく好走を遂げている2枠は注視した方が良いでしょう。

◎ 2枠に要注意。

脚質傾向

読売レディス杯
脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 4-3-1-7 26% 46% 53%
先行 4-3-4-17 14% 25% 39%
差し 1-3-3-36 2% 9% 16%
追込 1-1-2-21 4% 8% 16%

先行有利なのは間違いないですが、後方から進める馬は当然ですが他レース同様、4コーナー時点で先団には取り付けていないと馬券内入線は厳しいものになります。
軸として狙うのであれば確実に安定する3,4番手あたりからレースを進める馬を狙います。

◎ 軸で狙うのは先行馬。後方勢は捲り上げる馬を中心に。

年齢傾向

読売レディス杯
年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3 0-1-0-5 0% 16% 16%
4 8-3-3-37 15% 21% 27%
5 0-3-3-22 0% 10% 21%
6 1-3-5-11 5% 21% 42%
7 1-0-0-4 20% 20% 20%

出走母数が少ないものの、3歳馬はこのレース好走は1度のみ。
どちらかといえばアドバンテージは古馬勢にあり、その中でも4歳勢が優勢です。
競走馬として多くが円熟期を迎えるこの時期の馬は狙ってみていいでしょう。

◎ 4歳勢に着目。3歳、7歳はそれほど好走傾向になく。

前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース② 7/12 兵庫サマークイーン賞(兵庫重賞)

7/12 兵庫サマークイーン賞(兵庫重賞) 園田D1700m 曇:不
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ハクサンアマゾネス 牝7 55 𠮷原寛人 1.51.5 39.4 1
2 アンティキティラ 牝5 55 多田羅誠也 1.51.8 0.3 39.9 5
4 アキュートガール 牝5 55 鴨宮祥行 1.53.1 1.3 40.9 9
8 サーフズアップ 牝4 55 笠野雄大 1.54.9 3.1 42.7 3

女王はまだまだ健在をしかと我々に見せつけた。先行したハクサンアマゾネスが、逃げたアンティキティラの完全な勝ちパターンも一捻り。貫録の横綱相撲を見せつけた。
アンティキティラは勝ちに行っての、しかも通常なら完勝。人気は5番人気だったといえども実力通り。そしてやはり多田羅誠也は怖い。
最後まで食い下がり、後続馬群も離していることから、次走もしかするとの逆転劇があるかもしれない。

参考レース③ 7/9 金沢クイーン賞(A1)

7/9 金沢クイーン賞(A1) 金沢D1500 曇:稍
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
※1 ベニスビーチ 牝6 55 𠮷原寛人 1.35.2 39.3 1
2 サエチ 牝5 55 池田敦 1.35.7 0.5 39.5 5
7 ヴェレノ 牝5 55 魚住謙心 1.37.1 1.9 38.8 10

ベニスビーチが楽勝したレースだったが、ここ近走でサエチの成長ぶりは目を見張る。前進気勢が強くなってきて走りが変わってきた。中央2~3勝クラスレベル相手だとまだまだ厳しいが、着実な成長。昨年の同レースでつけられた着差1.8秒差をどこまで縮めることができるか。

参考レース③ 7/22 金沢競馬B1プレミアム

7/22 金沢競馬B1プレミアム 金沢D1500 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ホウオウジュレップ 牝6 54 中島龍也 1.35.5 37.4 2

元中央OP馬相手に完勝していたウェザーコックが人気の中心となっていたものの、ホウオウジュレップが速めに抜け出してウェザーコックを千切った。
勝ち時計はなかなか優秀で、前哨戦である金沢クイーン賞の勝ち時計と0.3秒差。

参考レース③ 7/4 ツキミソウ特別(C4)

7/4 ツキミソウ特別(C4) 門別D1700 曇:重
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 サウスヴィル 牝3 55 宮内勇樹 1.51.6 39.7 2

多頭数のレースだったものの、すんなりと好位につけ抜け出しを図る格好。
だが400~100m辺りまではソラを使って全く集中できていなかった。
軌道に戻すべく宮内勇樹騎手が何度も手綱を引き鞭も入れ、やっと前を向いた100m地点からはみるみるうちに差を広げ完勝。着差以上の強さを見せると同時に操縦性の難しさを露呈した。

参考レース③ 7/20 明鐘岬特別(B1B2)

7/20 明鐘岬特別(B1B2) 船橋D1600 雨:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ミルニュイ 牝5 55 本田正重 1.41.7 39.5 2

スタートから促されて先手を取ったミルニュイがマイペースで行き切り、4角手前で後続に迫られながら再度突き放して完勝。追い出しを待つ余裕差もあった。
サンタアニタトロフィーに出走したラストストーリー相手に完勝した経験もあり、先手を取れるようなら面白い存在になってきそう。

最終見解

8月の重賞のほとんどは1番人気が好走、中央の両重賞も1番人気が好走し配当妙味はなし…と思いきや王冠賞はプラセボ、レパードSはサトノフェニックスと超大穴の好走が目立っています。「夏は荒れる」という格言通り、やはり穴馬の好走が珍しくないこの頃。こういう時こそ穴党としては本領発揮したいところです。(皆さんは穴馬を推しているのに断然人気馬の単勝なんか買っちゃだめですよ。)
さて、ここは◎⑤アンティキティラで行きます。⑥ハクサンアマゾネスが強いのは百も承知。前走は勝ちパターンを展開されたにもかかわらず力の違いであっさり交わして完勝劇で下から、今回も逆転は難しいと踏んでいる人が大多数でしょう。
しかし、今回の当レースは同型が多く、ハクサンアマゾネスが前走よりも先手を取るのに苦労するような予感があります。昨年10着に負けた際も先手を取れずズルズルと後退。今年早くも6戦目となるここで、そろそろ疲労が見えるかもしれません。同型の出方次第では前走のように簡単にはいかないでしょう。なのでここは〇まで。寧ろ遠征に強い高知馬で、何かをやってくれそうな多田羅誠也騎手の騎乗するアンティキティラに期待します。
▲には意欲の遠征⑨ボヌールバローズを。以下オカルト要素のある③△ヴェレノ、変わり身を見せている☆②サエチまで印を回します。

◎ ⑤アンティキティラ
〇 ⑥ハクサンアマゾネス
▲ ⑨ボヌールバローズ
△ ③ヴェレノ
△ ②サエチ
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