6月30日(日)にはラジオNIKKEI賞(G3)が開催されます！
この記事では開催直前のラジオNIKKEI賞(G3)無料予想を大公開！
現地記者による、全頭追い切り診断と、追い切り後の予想をご連絡ください。
ラジオNIKKEI賞(G3)2024概要
| 開催日時 | 2024年6月30日(日)15時45分発走予定 |
| グレード | G3 |
| 開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
| コース | 芝1,800m |
| 性齢 | 3歳 オープン ハンデ |
| 1着賞金 | 4100万円 |
ラジオNIKKEI賞(G3)2024追い切り
ここからは出走予定馬の追い切り診断を見ていきましょう。
アレグロブリランテ B+
1週前は3頭併せで5F66秒4ー3F36秒5ー1F11秒1。追われる2頭に対して余力を持って応戦。手応え、脚勢で上回る鋭い走りを披露。今週は坂口を背に2頭併せ。出走馬唯一の木曜追いを行ったが、掛かり気味の僚馬をうまく誘導すると、直線は持ったままシャープな伸び脚。5F66秒6ー3F37秒8ー1F11秒6。体も膨らんだ状態で、皐月賞のダメージを残さずにうまく立て直された。
ウインマクシマム A+
函館でレースに騎乗している松岡だが、水曜日はこの馬の追い切りのために美浦に戻ってくる。6月6日から4週連続でコンタクトを取って、1週前追い切りでは3頭併せの内からあっさりと抜け出して5F64秒9ー3F35秒6ー1F10秒9の好時計をマーク。中の馬に3馬身、外の馬に4馬身の先着を果たした。今週はしまいの伸びを確かめる内容だったが、馬場の外に持ち出すとグングンと加速。手応えをたっぷりと残したまま、1F11秒1をマーク。脚力に磨きが掛かり、青葉賞当時とは明らかに出来が違う。
オフトレイル(A)
坂路を単走で駆け上がり、楽な手応えのままシャープな末脚を披露。前走時よりも加速がスムーズで、馬体の張りツヤも良化した。重賞でも期待の持てる迫力だ。
サトノシュトラーセ(B)
先週のCウッドが実質的な本追いであり、直前は坂路でサラッと微調整。重心が高く、走り方はかっこよくないが、筋肉の付き方など馬体は迫力十分だ。仕上がり良好。
ジュンゴールド(B)
Cウッドコースを馬なりでサッと。ほぼほぼしまいだけの内容だが、加速がスムーズで馬体の張りなんかも良好だ。攻め駆けしないわりには動いた感。
ショーマンフリート B+
1週前は先週の宝塚記念で2着に追い込んだソールオリエンスと併せて、最後まで食らいついて見せた。6F83秒4ー3F37秒9ー1F11秒4。今週は2歳馬2頭を追いかけたが、直線は並ぶ間も抜き去る鋭い伸び脚。フットワークにバネがあり、覇気も旺盛。6F83秒8ー3F37秒6ー1F11秒6。心身ともに着実に成長中だ。
シリウスコルト A+
1週前は三浦を背に6F80秒8ー3F37秒6ー1F11秒9の好タイム。スタートからハイラップを刻んだうえ、馬場の大外を回す負荷の掛かる内容だったが、持ったまま鋭く伸びきった。今週も三浦が感触を確かめたが、全身バネのようなフットワークは数字以上のスピード感。直線も外ラチに沿ってブレのない伸び脚を見せた。6F82秒9ー3F38秒4ー1F11秒5。馬体も柔らかく、張り、ツヤも申し分なし。良化は著しい。
セットアップ B+
1週前は追われる古馬を手応えで圧倒。5F69秒4ー3F38秒2ー1F11秒9。相手に合わせなければ時計は詰めていた。今週は戸崎騎乗で3頭併せ。押さえきれないほどの手応えのまま内に潜ると、抜群の手応えのまま威力満点の伸び脚。6F83秒4ー3F38秒5ー1F11秒6。海外遠征の疲れはすっかりと抜けて、馬体もひとまわり大きくなっている。成長を見せる仕上がり。
ミナデオロ(B)
ポリトラックで半マイル追い。ごくごく軽い内容だが、輸送が控えているし、1週前の芝でしっかり負荷もかかっている。一連のデキはキープできているだろう。
メイショウヨゾラ B+
追って並び掛けた相手を逆に突き放す味な内容。5F66秒1ー3F36秒9ー1F11秒8と数字も速く、いかにも逃げの実戦を意識させたような調整だった。体の使い方にまだぎこちなさは残すが、活気は前走以上。暑くなっても体調は上向き。
ヤマニンアドホック B+
1週前は3頭併せ。促すとしっかりと反応して2頭をあっさりと突き放した。6F82秒7ー3F37秒8ー1F11秒2。直前は調教師自ら手綱を取って感触を確かめたが、柔らかく、しなやかな伸び脚を披露。5F69秒1ー3F38秒9ー1F11秒7。無駄な動きがなくなり、数字以上に速さと切れを感じさせる。前走からさらに調子を上げた。
ログラール(B)
本数は多くないものの、太め感なくスカッとした体つき。直前のCウッドでもなかなかシャープな反応を見せていた。迫力満点という感じではないが、前走程度のデキにはあるだろう。
ラジオNIKKEI賞2024の予想
◯オフトレイル
▲ウインマクシマム
△ヤマニンアドホック
△セットアップ
ハンデを考えてもシリウスコルト◎は外せない。追い切りでみせた伸び、ハリ、ツヤを考えても申し分ないだろう。オフトレイル◯もかなりの出来で、ウインマクシマム▲とは僅差か。斤量1kgの差を考えると悩ましくはあるが、オッズも加味するとこちらを上にしたいという部分もある。セットアップ△、ヤマニンアドホック△は追い切りでの動きを評価、上がり調子の2等がどこまで食い込めるかも見もの。斤量を考えるのであればヤマニンアドホックを優先してもいいだろう。
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