2月29日(木)にはかきつばた記念(G3)が開催されます！
この記事では開催直前のかきつばた記念無料予想を大公開！
現地記者による、開幕直前予想となりますので、是非ご覧ください。
かきつばた記念(G3)2024概要
| 開催日時 | 2024年2月29日(木) 19時35分発走予定 |
| グレード | G3 |
| 開催競馬場 | 名古屋競馬場 10R |
| コース | ダート1500m |
| 性齢 | サラ系４歳以上 |
| 1着賞金 | 280万円 |
かきつばた記念の注目ポイント
４年振りの２月２９日木曜に交流重賞、Ｊｐｎ３かきつばた記念が名古屋競馬場、ダート１５００ｍで行われます。
１着賞金は２８００万円、２着でも９８０万円と中央のリステッド競走よりも高額な賞金を手にすることが出来ますし、中央馬から見たときに、地方交流重賞の美味しいところがあります。
１、出走頭数が少なくなる点
↑中央競馬に比べれば地方競馬は箱そのものが小さいことで、必然的にフルゲートが少なくなります。
出走頭数が少なければ、例えば１０頭立てならば、最低でも１０着は確定するわけですし、負かす相手は９頭で良いわけですから、これまた必然的に楽なレースが出来る可能性が高まるわけです。
２、相手関係がラクになる
中央馬＝強い、地方馬＝弱い
必ずしもそうでもないですけども、概ねはそういうことです。
先日の中央Ｇ１フェブラリーステークスがそうでしたが、中央競馬は層も厚いことで、チャンスだと思っても、ペプチドナイルとかガイアフォースとかが出てきて簡単に勝てるわけではないわけです。
◆ただしマイナス面もあります。
一番は、小回りでコーナーがきついことで簡単に対応できない。
二番は砂の質が違うことで戸惑う可能性も考えないといけない。
そんななか、４コーナー奥からスタートして１週し、最後の直線は２４０ｍという中央競馬でたとえれば、函館ダート１４００ｍ（そんなコースはありませんが）のような条件でレースが行われます。
出走馬全頭評価
今年のかきつばた記念の登録馬は12頭。
出走馬全頭評価を順にご紹介。
１枠１番【ファルコンウイング】
地元名古屋の馬で４３戦９勝の７歳馬、愛知の大畑雅騎手が騎乗します。
３秒負けるということはないでしょうが、戦績が示す通りに大望は酷。
２枠２番【スマイルウィ】
船橋の馬で１５戦１０勝、矢野貴騎手が騎乗します。
地方の雄と呼べる存在で、この馬が中央に行ったらどうなのかは別として、地方の馬場ならば計算できる存在。
単勝が１０倍程度つくのならば、オイシイと言って良いでしょう。
３枠３番【ラプタス】
２８戦１０勝、中央の８歳セン馬です。
中央馬とはいっても、地方交流重賞をドサ廻りしている馬なので、実質地方馬といっても差支えのない馬なのですが、３年前の勝ち馬、２年前の３着馬ですので、このコースが合っていないわけはありません。
あとは現有戦力がいかほどか？に尽きます。
４枠４番【サンライズホーク】
１０戦６勝で現在Ｊｐｎ３を２連勝中。
当然ながら格は足りていますしメンバーの中で一番勢いもあります。
前に行ける脚質なので、やはり地方競馬向き。
コースも交えて調教量は十分なので、「走れる態勢」にあります。
５枠５番【ロードランヴェルセ】
２６戦７勝で愛知県競馬の所属。
中間軽めなのと、やはり、格が明らかに足りないことで、馬券圏内突入への方程式が見えません。
５枠６番【ヒロシゲウェーブ】
８歳のセン馬。５８戦１５勝
昔は速い馬でしたが、近走は年齢なり。
いわゆる連闘で、状態面での上積みもありません。
６枠７番【セイヴァリアント】
８歳牡馬で５９戦７勝。
中１週ですから軽い調整とこの馬も強調点がありません。
６枠８番【ヘリオス】
中央馬で〝レジェンド”武豊騎手での参戦。
フェブラリーＳは登録だけにとどめ、根岸Ｓとのセットでの騎乗依頼からも、ここでの勝負気配は高い。
懸念材料は、やや過剰人気となってしまうかなぁという点。
７枠９番【メルト】
３７戦６勝で５歳の牡馬。
テンに行ける脚がないことで、成績が安定しない。
今回も前には行けないでしょうから、苦戦必至。
７枠１０番【ハディア】
４９戦１１勝、ここに３頭が出走する１月１９日のガーネットＯＰの勝ち馬で、この組の中ではこの馬が最上位。
中１週でも意欲的な時計を出しており、相手で買っても良いかなと感じさせる。
８枠１１番【シャマル】
１８戦８勝、６歳牡馬。
中央所属ですが、この馬も地方競馬を中心に使われている、〝隠れ地方馬”ですね。
昨年の黒船賞以来勝てていないですが、毎回、そこそこ以上に納得のいく走りをしており、力の衰えはないと言えます。
８枠１２番【ペリエール】
８戦４勝でＵＡＥダービーにまでお出になられた馬がここに出てきます。
１番人気で９着に敗れた武蔵野Ｓ以来となりますが、元値一番は明らかにこの馬ですし、走れる状態にあるため、あとは、名古屋の小回りに対応できるかだけです。
Ｊｐｎ３かきつばた記念２０２４無料予想！コースの特徴
地方競馬の平均的なコース幅が２０ｍ台なのに対して、３０ｍとかなり余裕のある作りで中央競馬が開催されるコースに匹敵する広さとなっています。
コース幅が広いことで各馬がポジション取りをしやすく馬群も固まりづらいため、事故が起きにくいというメリットもあります。
さらに、外からの差しも決まりやすく末脚を生かしたレースを得意とする馬には大きなメリットと言えるでしょう。
このレースが行われる、ダート１５００ｍでは、コーナーがスパイラルカーブになっているためペースが落ちずにレースが進む印象。
枠順としては外枠の勝率が高く、逃げ・先行馬を中心とした買い目にすべきでしょう。
Ｊｐｎ３かきつばた記念の有力馬２頭
８枠１２番【ペリエール】
５頭が出走する中央馬の中で、明らかに元値が一番上。
相手云々よりも自分との戦いで、ここに出てくる以上は負けられない。
４枠４番【サンライズホーク】
勢い一番で、前に行けるのも強み。
安全策なら馬連４－１２
その他の有力馬
ここからはその他の有力馬をご紹介します。
ヘリオス
３番手評価としましたが、過剰人気になりそうな感じで、消えてくれることを期待したい存在。
シャマル
ここに照準を合わせてきたなを感じさせる。
この馬の２着の目は買って良いように思う。
Ｊｐｎ３かきつばた記念の穴馬２頭
スマイルウィ
地方馬の中では、やはりこの馬が一番。
良い調教を重ねることが出来ているし、ここに向けての意気込みも伝わる。
ハディア
実際にここまで手が回るかどうか考えどころだが、余裕がある人ならば。
Ｊｐｎ３かきつばた記念の予想買い目
◎１２ペリエール
〇４サンライズホーク
▲８ヘリオス
△１１シャマル
△２スマイルウィ
△１０ハディア
１２ペリエールを信じる以上、１着固定。
単勝１２
馬単１２→４
３連単フォーメーション
１着１２
２着４
３着２．８．１０．１１
（４点）
この買い方なら大穴でハディアを買っても十分に合います。
