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更新日:2026.02.10

【サウジカップ2026】出走馬の特徴や過去戦績から有力馬を予想

サウジカップ2026予想記事のサムネイル画像 蒼井の“爆穴”の一撃

本記事では、競馬ライター蒼井が番外編として2月15日(日)にキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催予定の海外G1・サウジカップを予想!

賞金総額2000万ドル(日本円では約20億以上!!!)と、世界最高の賞金額を誇るビッグレース。

創設されてから歴史は浅いですが、毎年、中東に眠る宝を求めて多くの日本馬が挑戦しています。

競馬歴20年の確かな目で海外のビッグレースの考察をしておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

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AI予想:サウジカップの最終見解と予想印

2/13(金)発表いたします。

サウジカップの基本情報

開催日時 2026年2月15日(日)キングアブドゥルアジーズ9R  発走(日本時間) 2:40
グレード G1 4歳以上 定量
天候・馬場 当日更新
開催競馬場 キングアブドゥルアジーズ競馬場
コース ダ1800m

サウジカップのコース解説

2コーナ出口の奥に引込線があり、そこからスタートを切るコース。
日本で言うのなら、新潟競馬場の芝1800m(外回り)、ダートなら盛岡競馬場の1600mが似ているといえるでしょう。(コーナーなどの幅は違いますが)

サウジカップを予想するにあたって、日本と違う考えでいなければいけないのは『砂の質』です。
粘土質といわれているこの砂は、日本の軽いダートとは全く違います。

適性の高さも求められるため、日本で好走しているからと言って簡単に馬券を買うのは控えましょう。

サウジカップ出走馬想定

AI印 蒼井印 ゲート番 馬名 性齢 斤量 騎手 所属 調教師
アミーラトアルザマーン 牝4 55 沙国 S.アルハラビ
サンダースコール 騙7 57 沙国 M.アルムラワ
サンライズジパング 牡5 57 O.マーフィー 日本 前川恭子
スターオブワンダー 牡5 57 沙国 S.アルジェナド
タンバランバ 騙6 57 華国 H.アルジェハニ
ナイソス 牡5 57 米国 B.バファート
ネバダビーチ 牡4 57 米国 B.バファート
バニシング 騙6 57 米国 D.ジェイコブソン
ビショップスベイ 牡6 57 米国 B.コックス
フォーエバーヤング 牡5 57 坂井瑠星 日本 矢作芳人
ムハリー 騙4 57 沙国 A.アルシダラニ
ラトルンロール 牡7 57 米国 K.マクピーク
ルクソールカフェ 牡4 57 J.モレイラ 日本 堀宣行

サウジカップの出走馬と過去戦歴からの考察

注目馬 所属 ポイント
フォーエバーヤング 日本 ディフェンディングチャンピオン。迎え撃ってレース史上初の連覇へ
ルクソールカフェ 日本 府中マイル専用機?いやいや、そんなことはないはず
ネバダビーチ 米国 バファート多頭出しのガチ感。妙味が出るのはこちらの方か
スターオブワンダー 沙国 素質を見込まれての移籍パターンは走ることが多い。地元の惑星候補なら

サウジカップに出走を予定している全頭の特徴や過去の戦績をふまえて考察を行っていきます。

日本からの出走馬はもちろん、海外の出走馬の情報も国別にご紹介していきますので、的中率を上げたい方はぜひ最後までご覧ください。

日本馬

まずは、我らが日本から出走する馬たちをご紹介していきます。

フォーエバーヤング

血統 リアルスティール×フォエヴァーダーリング
(Congrats)
騎手 坂井瑠星
厩舎 栗東:矢作芳人
馬主 藤田晋
生産者 ノーザンファーム
前走 BCクラシック(G1・デルマーダ2000m) 1着

前走のBCクラシックを制し、日本競馬にとって悲願とも言える快挙を達成したフォーエバーヤング。(寝坊してその瞬間を見逃したバカは誰ですか。はい、私です)

名実と共に日本では史上最強のダート馬にたどり着いたと言っても過言ではない成績で、今年は日本にいながらワールドディフェンディングチャンピオンとして各地のダート路線に挑んでいきます。成績次第では凱旋門賞や有馬記念の参戦も視野に入っているというこの馬が、果たしてどんなロードを歩んでいくか楽しみです。

当然、昨年制したサウジカップは連覇を狙う舞台。メンバーレベルもロマンチックウォリアーはおらず、一枚落ちたような印象も受けます。ここは楽勝といきたいところでしょう。

唯一懸念点があるとしたらBCの疲労か。激闘から3か月経ったとはいえ、極限まで仕上げた反動は大きそうです。とはいえ、チャンピオンであり続けるならそんな逆境にも勝たなければいけません。いずれにせよ、今回のレースは今年を占う大きな試金石となるでしょう。

サンライズジパング

血統 キズナ×サイマー
(Zoffany)
騎手 O.マーフィー
厩舎 栗東:前川恭子
馬主 ライフハウス
生産者 追分ファーム
前走 有馬記念(G1・中山芝2500m) 5着

前走の有馬記念は久々の芝ながら鋭く追い込んで5着。芝、ダートどちらの舞台でも好走できるというのは、1個上の先輩ドゥラエレーデを思い出すところもあります。

グランプリで好走できるのは器用さの証明でもあります。重馬場の芝でも勝利があるように、基本的にどんな馬場でもオールラウンダーにこなせる力を持つ馬。今回は初の海外遠征とはなりますが、そこをクリアさえできれば好勝負があってもいいです。

管理する前川恭子師も技術調教師時代は矢作芳人師の下で学んでおり、厩舎スタッフも前任の音無厩舎から引き継いだサンライズジパングを良く知る人たちが多いというのは好材料のはず。遠征先において見知った人が多いというのは、馬にとっても精神安定剤となります。

鞍上に名手、オイシン・マーフィー騎手を迎えられたのもプラス。かつては日本へ来るたびに無双しまくっていた腕の持ち主です。

ルクソールカフェ

血統 American Pharoah×Mary’s Follies
(More Than Ready)
騎手 J.モレイラ
厩舎 美浦:堀宣行
馬主 西川光一
生産者 Orpendale/Chelston/Wynatt & Westerberg Ireland ULC(米国)
前走 チャンピオンズカップ(G1・中京ダ1800m) 15着

もうすっかりおなじみになったアメリカ血統。上にG1・2勝馬のカフェファラオがいる血統で、自身も兄同様府中マイルで【3-0-0-0】とパーフェクトな成績を残しています。

しかし正直、札幌でのデビュー時はここまでの馬になるとは思っていませんでした。当時現地で見ていましたが、兄より全然切れないなという印象を抱き、いってもオープンで頭打ちかな…。なんて考えていた浅はかなバカをどうぞぶっ叩いてください。

その実ルクソールカフェはレースを経験するたびに進化するタイプと言って良く、伏竜ステークスをぶっちぎった時には札幌で見せていた甘さはすっかり抜けきっていました。そして秋にはジャパンダートクラシックで3着、武蔵野ステークス勝利と堂々たる戦績。さすがにチャンピオンズカップは疲労もあったか15着と敗れましたが、一息いれて遠征する今回はさらに期待できるでしょう。

中京では最終コーナーでおかしくなったとジェルー騎手が語っていましたが、ワンターンとなるサウジカップは絶好の舞台。兄の3着を超えられるか。

アメリカ

続いて、アメリカから参戦する出走馬をご紹介します。

ナイソス

血統 Nyquist×Zetta Z
(Bernardini)
騎手 未定
厩舎 米国:B.バファート
馬主 Baoma Corp., Magnier, Lessee, Mrs. John, Smith, Lessee, Derrick and Tabor, Lessee, Michael B.
生産者 Atkins Susie(米国)
前走 ラフィットピンカイジュニアステークス(G2・サンタアニタダ1700m) 1着
父のナイキストは無敗でケンタッキーダービーを制した快速馬。日本でも有名なUncle Moが父系にいます。ナイソス自身もここまで8戦7勝2着1回と連対率はパーフェクトを維持しており、ブリーダーズカップダートマイルを勝利している実力馬です。
血統的に気難しい面が日本では散見されるUncle Moの血がどこまで作用するかという懸念はありますが、インのポケットから砂を被るような位置で進めても全く問題ないような走りを見せているだけに、そこまで影響は無さそうです。
名伯楽であるボブ・バファート師が「ここを目標に調整してきた、まだ勝っていない唯一の大レースだから、勝ちたいという思いは強い」とコメントしているように、熱の入り方はかなりのモノです。フォーエバーヤングにとっては最大のライバルとなりそうな予感も。

ネバダビーチ

血統 Omaha Beach×Morrow Cove
(Yes Its True)
騎手 未定
厩舎 米国:B.バファート
馬主 Michael E Pegram, Karl Watson & Paul Weitman
生産者 Paul Tackett Revocable Trust, Phil Tackett Estate & Christy(米国)
前走 ラフィットピンカイジュニアステークス(G2・サンタアニタダ1700m) 2着
昨年のBCクラシックにも出走していたネバダビーチ。前走のラフィットピンカイジュニアステークスでは直線でナイソスと激しい叩き合いを演じ、僅かに先着を許しました。
とはいえタイム差はなく、そこまで力量に開きはありません。ブリーダーズカップクラシックでは私が穴馬として指名した馬ですが、結果として2000mの距離がやや長かったような感じも。
今回は200m短縮してくるうえ、G1勝ちのある距離でのレースとなります。この馬もボブ・バファート厩舎の馬のため、勝負駆けと考えるのが妥当か。ブリーダーズカップ当時と同じ状況と考えるのは危険です。馬券的には抑えるべき存在と言えるのではないでしょうか。

バニシング

血統 Ghostzapper×Dowager
(A.P. Indy)
騎手 未定
厩舎 米国:D.ジェイコブソン
馬主 Michael E Pegram, Karl Watson & Paul Weitman
生産者 Godolphin
前走 ペガサスワールドカップ(G1・ガルフストリームパークダ1800m) 6着

天下のゴドルフィン生産馬。ここまで27戦を消化しており、昨年の6月にはチャーチルダウンズとJRAの交換競走である阪神ステークス(L)で2着に好走している実績もある馬です。こういう字面を見るとちょっと親しみもわいてきますね。

昨秋は1200mのブリーダーズカップスプリントに挑戦して12着と敗れていますが、再度距離を延長したペガサスワールドカップでは6着。距離短縮がいい刺激となっていれば、今回も好走があっても良さそうです。

ビショップスベイ

血統 Uncle Mo×Catch My Drift
(Pioneerof The Nile)
騎手 未定
厩舎 米国:B.コックス
馬主 KAS Stables
生産者 Winstar Farm LLC
前走 シガーマイルハンデキャップ(G2・アケダクトダ1600m) 1着

G1への挑戦はこれが2度目ですが、前走のシガーマイルハンデキャップは勝利しており、重賞タイトル自体は既に4つ獲得しています。

というか、シガーマイルハンデキャップってG1じゃなかったっけ…と思って調べてみたら、2023年にG2へ降格していたようです。昔はウイポで年末の行き場に困ったダート馬をよく出走させてたな…。アメリカ競馬は最近グレードが降格となっているレースも多く、ちょっと心配です。
そのシガーマイルH、逃げたいミカを先に行かせて番手から追走すると、直線で徐々に差を詰めて勝ち切り。バテることなく最後まで長く良い脚を使えているのは好材料です。キングアブドゥルアジーズでは直線が長い分ひっくり返りやすく、間違いなく有利に働くでしょう。1800mという距離も2回走って2着2回ならこなせる範囲のはず。惑星候補となるならこの馬か。

ラトルンロール

血統 Connect×Jazz Tune
(Johannesburg)
騎手 未定
厩舎 米国:K.マクピーク
馬主 Sharaf Mohamad AlHariri and Lucky Seven Stable
生産者 St. Simon Place
前走 ティンセルステークス(L・オークローンパークダ1800m) 1着

昨年は唯一の米国代表としてここに臨んできたラトルンロール。強豪相手に5着へ突っ込んできたように、力自体はある馬です。

しかし、地元米国に帰ってからはクラークステークスで5着と敗れたようにそこまで実力を発揮しきれていないのも事実。昨年以上の上積みがあるかと言われると微妙な感じも…。

カタール

次に、カタールから参戦する出走馬をご紹介します。

タンバランバ

血統 Oscar Performance×Naive Enough
(Street Sense)
騎手 未定
厩舎 華国:H.アルジェハニ
馬主 Wathnan Racing
生産者 Coteau Grove Farms LLC(米国)
前走  アルマクトゥームチャレンジ(G1・メイダンダ1900m) 2着

昨秋のブリーダーズカップマイル4着後、カタールに移籍して2戦。初戦のアルマクトゥームマイルは8着に終わりましたが、続くアルマクトゥームチャレンジでは巻き返して2着に好走しています。ちなみにこの馬もバニシング同様昨年の阪神ステークスに出走し4着、その前の年は2着という結果です。

しかし、先着を許した相手が昨年のドバイワールドカップでは11着だったインペリアルエンペラーということを考えると若干役不足感も。

2年前のブリーダーズカップマイルでは4着に来ていたことを踏まえるなら評価を上げても良さそうですが…。安定感は[7-8-4-8]という通算成績が物語るようにかなりある馬。取捨には頭を悩ませそうです。

サウジアラビア

最後に、地元サウジアラビアから参戦する出走馬をご紹介します。

アミーラトアルザマーン

血統  Ghaiyyath×Influent
(Shamardal)
騎手 未定
厩舎 沙国:S.アルハラビ
馬主 Prince Faisal Bin Khaled Bin Abdulaziz
生産者 Minster Stud(英国)
前走 二聖モスクの守護者杯(G3・キングアブドゥルアジーズダ1800m) 2着

3代母の兄にはパート1国時代のイタリアダービーや、G2時代の香港ヴァーズを連覇したルソーがいる血統のアミーラトアルザマーン。

デビュー以来サウジの条件戦をひた走り、前走で重賞初挑戦。それでも最後は内を捌いてきたムハリーと叩き合いに持ち込むだけの力を持っています。

ただ、ムハリーに対して懐疑的な見方をするなら、この馬も当然疑わないといけません。お互いに強みは持ちつつも、国際G1の舞台でどこまでやれるのか。

サンダースコール

血統 Dubawi× Pleascach
(Teofilo)
騎手 未定
厩舎 沙国:M.アルムラワ
馬主 Prince Saud Bin Salman Bin Abdulaziz
生産者 Godolphin(英国)
前走 二聖モスクの守護者杯(G3・キングアブドゥルアジーズダ1800m) 4着

2走前の二聖モスクの守護者杯は4着でしたが、続戦したキングアブドゥルアジーズレーストラックチャンピオン(L)は勝利。

とはいえ、上位勢との差が見受けられた2走前の内容を考えるなら、前走を制して一変したとも考えづらいのが事実。ここは経験を積む場と考えてもいいか。

スターオブワンダー

血統 Uncle Mo×Starship Warpspeed
(Congrats)
騎手 未定
厩舎 沙国:S.アルジェナド
馬主 King Abdullah Bin Aaziz Sons
生産者 Winstar Farm LLC(米国)
前走 キングファイサルカップ(L・キングアブドゥルアジーズダ1600m) 1着

姉には米国G1を3勝したShedaresthedevilがいる血統馬。デビューはアメリカで、3歳秋にサウジアラビアへと移籍してきたお決まりのパターンとも言えます。

そして、こういう馬はやはり素質を見定められての移籍も多いため、いきなり活躍することも十分に考えられます。事実、移籍後2戦は完勝とも言える競馬。

特に前走は勝負所で先頭に並びかけ、そのまま後続も寄せ付けずに突き放すというパフォーマンスでした。姉の活躍を考えるならこの馬ももっと上でやれていい地力は持っています。展開次第でダークホースとなる資格は十分に持っていると考えて良いでしょう。

ムハリー

血統 Sergei Prokofiev×Greatestshowgirl
(Showcasing)
騎手 未定
厩舎 沙国:A.アルシダラニ
馬主 Sheikh Abdullah Almalek Alsabah
生産者 K A Bartlett & J M Beever(英国)
前走 二聖モスクの守護者杯(G3・キングアブドゥルアジーズダ1800m) 1着

昨年のサウジダービーでは3着に好走。優勝争いを繰り広げたゴールデンヴェコマやシンフォーエバーからは3馬身程離されたものの、日本のミストレスやミリアッドラヴ相手には先着しています。

休養明けの2戦は凡走したものの、10月からは4戦3勝2着1回。このレースの前哨戦となる二聖モスクの守護者杯は後方から捲るような競馬で徐々にポジションを上げ、最後まで長く良い脚を使って勝ち切っています。馬群の間に突っ込んでも怯まない精神力の強さは注目すべきポイントでしょう。

とはいえ、今回はG1級初挑戦。ひとつの試金石と言える舞台のため、どこまで善戦できるかで今後の行く先も決まってきそうです。

サウジカップの馬券の買い方と注意点

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『WIN5』がないのはもちろんです(あったとしても絶対当てられません)が、通常の券種である『枠連』も発売しません
当地では『枠』でなく『ゲート番』という扱いのためです

普段、枠連を買っている人は注意しましょう。

時間に余裕を持って購入しましょう

海外競馬は『2分前きっかりに締め切られる』という事も考慮が必要です。

JRAで開催されるレースの場合、ネット投票は1分前締め切りで『40分発走なら39分になった瞬間に締め切り』となるのですが、海外開催のレースは『40分発走なら38分になった瞬間に締め切りです。

私はこれで何度も締め切られた経験があります。

いつも以上に時間には余裕を持って投票しましょう

詳細はJRAのホームページに記載されています。

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