石川優駿2025予想！過去の傾向と前哨戦から読み解く有力馬を公開！

本記事では、2025年6月15日（日）に金沢競馬場で開催予定の石川優駿を徹底分析して予想しています。

前哨戦を含めた参考レースや、過去10年分のデータから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。

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石川優駿の基本情報

開催日時	2025年6月15日（日）金沢11R  発走17:45
グレード	重賞 3歳 金沢所属限定競走
開催競馬場	金沢競馬場
コース	2000ｍ

北日本新聞杯、MRO金賞、サラブレッド大賞典を加えた金沢四冠ロードの第2戦。

金沢の3歳馬の頂点に立つのは、果たしてどの馬か。

石川優駿のコース解説（金沢2000ｍ）

向こう正面からスタートするものの、小回りのコーナーを6周するコースとなっています。

そのため、外枠勢はできるだけ速くインに進路を取りたいところ。

どこの競馬場でもそうですが、中枠勢は砂被りに弱いとやや厳しい印象です。

石川優駿の出走表

出馬表を右にスクロールすると短評・寸評が表示されます。

石川優駿の過去データを分析

同レース過去7年分のデータを収集して分析を行いました。

各データ別に割り出した傾向をご紹介していきます。

過去7年の人気別データ傾向

創設以来で1番人気が着外に消えたのは1度しかなく、かなりの安定感を誇っています。

一方、下位人気の台頭は多くなく、6番人気以下となると好走率が激減。かつては”ダービー”の名を冠していたレースだけに、真の実力を持つ者のみ好走する、と見ていいでしょう。

過去5年の配当傾向

ワイドは上から1-2　1-3　2-3　の入線順

3連単が万馬券となったのは過去5年間で1度のみ。

上位人気の安定した好走が配当を固くしている原因です。
特に一冠目で好走した馬や、JRAデビューで転入してきたような馬は決まって着内に来ています。

この安定感は頭の片隅に入れておきましょう。

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戦績	113戦101勝12敗
的中率	96%
回収率	789%
累計投資金額	33,900円
累計払戻し金額	276,310円
利益	242,410円

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過去10年の枠番別データ傾向

外に行けば行くほど好走率が上がってはいますが、注目すべきは3,4枠。

数字こそ低いですが上位人気がこの枠に入ったことはほぼなく（4枠のみ1度ある）、下位人気馬の凡走が多いという結果になっています。

この枠に入った人気馬がいた場合、枠というだけで切ってしまうのはかなり危険な賭けとなりそうです。実績等をしっかり分析した方が良いでしょう。

それより、過去に1倍台のヤマミダンスが飛んでいる1枠の方を警戒したほうがよさそうです。

過去10年の脚質別データ傾向

勝率は前目に行く馬が高いのは勿論ですが、通常のレースより高い追込馬の好走率も注目したいところです。

ただし、この好走は4番人気までに限ります。5番人気以下となった場合は一気に好走率がゼロとなっているため、人気馬以外への過度な期待は避けたほうが良いです。

前哨戦回顧と考察

石川優駿の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。

参考レース①北日本新聞杯（重賞）

スタートからエムザックドリーム、タルバン、ランワールドワンがかなり引っ張って速いペースで進んでいく展開に。3コーナー手前から徐々に進出してきたショウガマッタナシが先頭へと並びかけて行きますが、その外から捲ってきたクリノチャールズが前に出て快勝。一冠目を勝ち切りました。

上位2頭の位置取りにそれほど差はなく、むしろ動き出したのはクリノチャールズの方が速かったことを考えるなら、この差はちょっとひっくり返したいものなような気もします。ほぼ勝ちパターンだったショウガマッタシがここまで千切られたなら、このレースのメンバーは勝ち馬との差をどうひっくり返せるのかが焦点になりそう。特に上積みが見込めないような馬は消してもいいかもしれません。

ただ、前がここまで速くならないのならまたわからなくなるか。先行勢が末を残せるような競馬になれば、エンジンがかかるまでに時間がかかりそうなクリノチャールズは不利になるかもしれません。

ビバロジータは後方から進めて見せ場なし。スタートから後手を踏んでいたこともあり、本番ではもう一度見直してもいい1頭でしょう。

参考レース②ベジタン25周年おめでとう記念（世代限定）

スタートから後方に控えたジューンノールック。勝負所で一気に上がっていくと逃げるトレヴィーテの後ろに取りつき、最後は突き放して勝利を挙げました。これでJRAの転入から3連勝で、勇躍、石川優駿に本命候補として駒を進めることとなりそうです。

出走11頭中半分以上がJRAでのデビュー馬（うち九州産2頭）で、未勝利での好走経験がある馬も多い1戦を勝ち切ったということは、交流競走での勝利をしたクリノチャールズに迫れる実力があると見てもいいかもしれません。最後の末脚も鋭く、別路線組では一番の可能性を秘めているかも。

石川優駿の予想印

穴党の自分にしては珍しいくらいの固い予想ですが、今回ばかりは勘弁してください。まるで荒れるビジョンが見込めません。

というのも、JRA交流競走で勝利した⑤クリノチャールズと、未勝利で転入してきた⑧ジューンノールックが恐らく抜けた力を持っているからです。

クリノチャールズは前走の勝ち方が強い馬のそれ。1コーナーから追われて徐々にスピードを上げながら進出すると、その1列前にいた⑥ショウガマッタナシとのたたき合いに持ち込んで快勝。しかも相手は道中楽に競馬を進めていたのですから、実力の差を感じずにはいられない結果でした。

これに待ったをかけるのも、同じくJRAから転入してきた⑧ジューンノールックという事になりそう。しかし昨年のナミダノキスもそうでしたが、中央からの転入馬にすべてかっさらわれてしまうとやや興も冷めます。

心情的には生え抜きの⑥ショウガマッタナシを応援したいところです。今回は②エムザックドリームと⑩タルバンが飛ばしすぎなければワンチャンスもありそうですが…

北日本新聞杯でいい脚を見せた④ミヤギロードにも期待したいところです。

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