小倉牝馬ステークス2025追い切りチェック！出走馬の予想と分析

2025年1月26日(日)開催予定の小倉牝馬ステークス。

栄えある第一回・勝ち馬の名誉も目指して。

本質はこの時期の牝馬・ハンデG3であっても、歴史に名を残すということは名誉なこと。

だからそのために、わざわざ小倉まで遠征する。

トップハンデでも56キロですから、どの馬にとっても条件的に酷ということはありません。

勝ち馬の名誉に近い馬はどの馬なのか、追い切り情報をもとに予想を組み立てていきます。

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小倉牝馬ステークスの概要

開催日時	2025年1月25日(土)15:25
グレード	G3
開催競馬場	小倉競馬場11R
コース	芝2,000m
性齢	4歳以上 オープン

小倉牝馬ステークスの追い切り評価

21頭の出走となりますので、1頭ずつの追い切りの評価を紹介します。

※年明けの変則開催があったことで、追い切りも変則日程でしたが、やっと通常に戻りました。

追った日付の表記がないものは水曜追いです。

アスコルティアーモ

5歳牝馬で54キロ

9戦4勝で、10月14日府中牝馬Sで7着だった以来なので、3ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は6日。

軽い時計計3本、強め2本。

【今週の追い切り】

栗東CWで併せ馬　82.6-67.7-53.1-37.9-11.3

関東馬ですが、いったん栗東へ。

矢作厩舎の協力もあって、馬にも人へも好影響が出ています。

ゴーサインで馬体が沈んだように、反応が良い。

アリスヴェリテ

5歳牝馬で53キロ

21戦4勝で、11月2日アメリカ・デルマー競馬場でのブリーダーズカップディスタフで4着だった以来なので、3ヶ月ぶり。

《中間》

初時計は4日で、強目3本。

【今週の追い切り】

栗東坂路で単走　52.5-37.8-24.6-12.5

フットワークが弾み、後肢の蹴りが力強く、チップが舞っていました。

集中力があって、最後まで活気に溢れていました。

《良い》

エミュー

5歳牝馬で53キロ

16戦3勝で、10月20日の新潟牝馬S以来なので、3ヶ月ぶり。

《中間》

初時計は先月28日。

軽め6本、強め1本。

【今週の追い切り】

小倉ダートで単走　66.3-53.2-40.2-12.9

輸送はクリア。

最終追いは軽目ですが、これで十分でしょう。

レースでもブリンカーをつける予定です。

エリカヴィータ

4歳牝馬で53キロ

17戦2勝で、11月10日エリザベス女王杯で12着以来なので、2ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は先月22日。

軽め5本、強め1本、長くて速い時計1本。

【今週の追い切り】

小倉ダートで併せ馬　67.0-52.9-38.4-12.4

早めに小倉に移動し、最終追いも併せ馬で負荷をかけてきた。

近走は冴えませんが、馬の状態は良いと言えます。

エリダヌス

5歳牝馬で52キロ

20戦3勝で、12月22日の3勝ち級・サンライズSで9着以来なので、中4週。

《中間》

初時計は6日。

軽め3本、長くて速い時計1本。

【今週の追い切り】

美浦ポリトラックで単走　67.7-52.8-38.9-13.2

小倉までの輸送を控えていることでポリトラック。

その割には攻めてきた印象で3歳未勝利馬に胸を貸した格好だが、動き、気配ともに上々。

【やはり】使わないから、攻めたが正解で、出馬投票をしませんでした。

出走しません。

エンパイアウエスト

6歳牝馬で53キロ

15戦4勝で、11月10日福島記念で6着以来なので、2ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は先月28日。

軽め4本、強め1本、長くて速い時計3本。

【今週の追い切り】

栗東坂路で併せ馬　丸山騎手を背に　52.3-38.1-24.8-12.6

ビッシリと併せていましたが、ちょっと重いかな、その分遅れた印象。

良い追い切りだったとまでは言えませんが、負荷をかけることは出来ました。

オーロラエックス

4歳牝馬で51キロ

4戦3勝で、11月23日の2勝級・コントレイルメモリアルを勝って以来なので、2ヶ月ぶり。

《中間》

初時計は6日。

軽目を計4本、長くて速い時計1本。

【今週の追い切り】

栗東坂路で単走　55.6-40.4-25.5-12.6

全くの楽走。

アタマも上がっているし、上体も上がっているので、見た目にも良くない。

一応の走りではありましたが、ガッカリしました。

キミノナハマリア

5歳牝馬で54キロ

17戦4勝で、11月10日のエリザベス女王杯で11着以来だったので、2ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は大晦日の先月31日。

軽目を計5本、強め1本。

【今週の追い切り】

栗東坂路で単走　55.0-39.0-24.7-12.4

輸送を考慮しての楽走。

後肢の蹴り合格点以上で、ウッドチップの蹴りがすごいが、対象的に前肢の力強さを感じない。

《アンバランス》

クイーンズウォーク

4歳牝馬で55．5キロ

7戦4勝で、10月13日秋華賞にて15着以来なので、3ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は先月22日。

軽目を計7本、長め1本、長くて速い時計1本。

【今週の追い切り】

栗東坂路で単走　54.3-38.9-24.7-12.1

時計はソコソコ出ていますが、映像をみた瞬間、「うわぁ～これはダメだ」と絶句したほど。

重厚感がないし、メニューをこなしているだけ。

これだけの実績の馬がこの状態で出走してくるとは…。

陣営から慎重なコメントしかでていないのも、ダメな言い訳を最初からしているように感じますね。

グランスラムアスク

6歳牝馬で52キロ

32戦4勝で、1月6日の万葉Sで7着だった以来なので、中2週。

《中間》

初時計は16日でいきなり長くて速い時計をだしていて、日曜にも軽目を乗っています。

【今週の追い切り】

栗東坂路で併せ馬　54.1-39.8-25.7-13.0

小倉までの輸送を控えているので、余力残し。

動きに余裕があって、上々の追い切りを消化したと評価できる。

あとは相手関係。

コガネノソラ

4歳牝馬で55キロ

10戦4勝で、11月30日チャレンジカップで8着だった以来なので、中7週。

《中間》

初時計は先月15日。

軽目を計4本、強め1本、長め1本、長くて速い時計3本。

【今週の追い切り】

小倉ダートで単走　73.0-57.7-42.2-12.2

小倉に輸送してからなので、軽目なのは当然。

むしろ、この時計になったことを評価すべき。

コスタボニータ

6歳牝馬で56キロ

21戦5勝で、11月10日エリザベス女王杯で9着だった以来なので、2ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は6日。

強め1本、軽目3本。

【今週の追い切り】

栗東坂路で単走　藤岡佑騎手を背に　55.6-39.9-25.3-12.1

楽走。

まっすぐ駆けれているが、それは時計が軽い分。

輸送も控えているし、こんなものとも思えますが、しゃかりきに勝ちにきているかと言われれば、そうではありません。

コンクシェル

5歳牝馬で55キロ

21戦5勝で、12月15日ディセンバーSで10着だった以来なので、中5週。

《中間》

初時計は11日。

強め1本、長くて速い時計1本。

【今週の追い切り】

栗東CWで3頭併せ　83.7-68.3-53.3-38.2-11.7

軽目の馬が多い中、この馬は攻めてきました。

それだけでも注目に値するのですが、「スタートの1、2歩目が遅い」ことは解消されておらず。

状態は良くても、結果に直結していない要因はそこ。

ゴールドエクリプス

6歳牝馬で52キロ

15戦4勝で、11月10日エリザベス女王杯で8着だった以来なので、2ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は大晦日の先月31日。

軽目1本、長め3本、長くて速い時計2本。

【今週の追い切り】

栗東CWで単走　87.0-71.1-55.5-39.5-12.0

この馬も軽目。

フワフワした走りでアタマ上がっているし、上体も上がっている。

時計が軽いにもかかわらず、この内容では…。

シンティレーション

6歳牝馬で55キロ

15戦4勝で、11月10日エリザベス女王杯で10着だった以来なので、2ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は12日。

軽目1本、長くて速い時計1本。

【今週の追い切り】

栗東CWで3頭併せ　82.9-68.8-54.8-39.2-11.6

3頭併せで攻めて来ましたが、終い無理させず。

とは言っても、もっと伸びても良いはずで、物足りない。

セントカメリア

6歳牝馬で53キロ

20戦4勝で、12月14日ターコイズSで12着だった以来なので、中5週。

《中間》

初時計は13日。

軽目のみ3本。

【今週の追い切り】

栗東坂路で単走　55.0-39.7-25.8-12.6

この馬も、小倉までの輸送を控えていることで軽目。

これ以上やって馬体を減らすよりは良いという意図も見えます。

一連の状態はキープできているんでしょうが、加点もありません。

ニシノコウフク

5歳牝馬で49キロ

18戦2勝で、11月10日東京の平場戦を6着だった以来なので、2ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は9日。

軽目を計6本、長めを1本。

【今週の追い切り】

出馬投票しませんでした。

出走しません。

フェアエーリング

5歳牝馬で53キロ

16戦4勝で、11月10日福島記念を2着して以来なので、2ヶ月半ぶり。

《中間》

初時計は先月28日。

軽目を計6本、強め1本。

【今週の追い切り】

小倉ダートで単走　68.8-53.7-39.6-12.2

早目の小倉入厩が奏効。

小倉へ一番乗り　＝　一番やる気があるというわけではありませんが、この馬にとってこの選択は正しかったと思えます。

ベリーヴィーナス

6歳牝馬で52キロ

18戦4勝で、12月7日中日新聞杯で15着だった以来なので、中6週。

《中間》

初時計は13日。

軽目1本、強め1本、長くて速い時計1本。

【今週の追い切り】

栗東CWで併せ馬　86.9-71.3-56.1-39.9-11.9

軽目。

その分、余裕を持った走りが出来ていた。

青写真通りの負荷をかけることが出来ているので、十分、上々。

メイショウコバト

5歳牝馬で50キロ

11戦3勝で、12月15日3勝級ダートの北総Sで16着だった以来なので、中5週。

《中間》

初時計は9日。

軽目3本、長め1本。

【今週の追い切り】

出馬投票しませんでした。

出走しません。

ワレハウミノコ

5歳牝馬で50キロ

19戦3勝で、12月28日2勝級フォーチューンカップを勝って以来なので、中3週。

《中間》

初時計は5日。

軽目2本、強め1本、超抜時計1本。

【今週の追い切り】

この馬だけわかっていません。

最終追い切りの坂路で終い13秒台。地味かな。

やや間隔が詰まっているので仕方ないところもありますが、前走以上という感じはしません。

叩き2走目になりますが、ここは良くて前走同様でしょう。

小倉牝馬ステークスの最終予想

評価を読んでもらってわかるように、小倉までの遠征があることで積極的に追っている馬が少ないレースとなりました。

特に、実績馬＝重いハンデの馬に良いと思える存在がおらず、ぱっとみ荒れるなと感じさせるレースですね。

そんな中期待したいのが、ここでの小倉一番乗りである、フェアルーリング。

なので、期待したいという意味も込めて、フェアルーリングの単勝を推奨します。

私は手拡くいくのが好きではないですが、この構図でフェアルーリングからなら手拡くいっても良いと思います。

買い目として相手4頭を推奨しますが、ご自身の推しを加えてもらって3連複10点、3連単20点でも良いように思えます。

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