AJCC=アメリカジョッキーズクラブカップは伝統のG2戦で、先週に行われたハンデ戦の日経新春杯と対のレースです。
このレースは、私の言うところの”格別定”のレース。
4歳56キロ・5歳上57キロをベースに、1年位内のG1勝ち馬は2キロ増。G2勝ち馬及び牝馬限定G1勝ち馬は1キロ増という細かく斤量規定があります。
注目の4歳でG1勝ち馬のダノンデサイルは56+2で58キロ。
G2の勝ち馬コスモキュランダは56+1で57キロを背負うことになります。
この”格別定”がどうレースに影響するのか?
過去10年のデータを元に分析を行い、さらに全登録馬を1頭ずつ解説していきます。予想の的中率を上げたい方は最後までご覧下さい。
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AJCCの概要
開催日時 | 2025年1月26日(日)15:45 |
---|---|
グレード | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 |
コース | 芝2200m |
性齢 | 4歳以上オープン |
今年のAJCCですが、なんといっても、昨年のダービー馬・ダノンデサイルが有馬記念3着から出走してきます。
これには、スペシャルウィークのことを思い出しましたね。
- 有馬記念の3着に納得していない。
- 中山2200mはコース形態的に合っている。
- 明け4歳の1月なので58キロで出れる。
出走に踏み切った理由は、大きく言えばこの3点となるわけですが、ダービーを勝っている馬ですから、今後の種牡馬入りを考えたときに、”リスクの大きい参戦”となります。
まさに、”勝ったところでさほど評価されず、負けようものなら批判されるだけでなく、評価が下がってしまう”。
それでも、「本来の滑らかさを欠き、ダービーの時から後退している」ので、そこを確かめたい。
逆から言うと、あと1つ、2つG1を勝てる馬だと陣営が考えている証拠です。
AJCCの賞金
着順 | 賞金 |
---|---|
1着 | 6200万円 |
2着 | 2500万円 |
3着 | 1600万円 |
AJCCは古馬重賞で、先週に行われたハンデ戦の日経新春杯と対のレースで、賞金もAJCCの方が高くなっています。
AJCCのコース情報
AJCCは中山競馬場の芝2200mを使います。
各セクションごとにコースのポイントを解説していきます。
仕掛けるポイントは3コーナー
直線の入り口がスタート地点で2000mとほぼ同じ位置となります。
1コーナーまでの直線距離は432m。そこから、外回りコースへ周り2コーナーまでは緩やかなカーブとなります。
また、4コーナーまでも緩やかなカーブを描くコースなので平均ペースになりやすいことが特徴です。
その理由が、向こう正面の下り。
道中のペースが落ちないため、3コーナーからの仕掛けが重要なポイントとなるのですが、マクリも度々見られることが厄介な点。
末脚の持続性が勝利の必須条件
脚質的には先行馬が有利です。ただ、最後の直線は310mと短いですが、クラスが上がるにつれて逃げ切りは難しくなります。
もちろん、短い直線で一気に抜き去るのも難しいです。
そのため、末脚の持続性、すなわちスタミナと底力が要求されるコースとなっています。
出走経験のあるリピーターは注意
中山競馬場の芝2200mは、ほかの競馬場と比較してもアップダウンが激しい上、コース形態もおにぎりの形をした、非常に癖のあるトリッキーなコースとなっています。
そのため、ペース配分や仕掛けどころを熟知している出走経験のある馬や地元関東騎手が圧倒的有利で、結果を残しています。
AJCCはリピーターが多いので出走経験を必ず確認しましょう。
AJCCの出走馬
今年はCコースの使用で、フルゲートの18頭に対して、21頭が登録しています。
1頭ずつ過去の成績や特徴を紹介していきます。
アウスヴァール
7歳セン馬で57キロ
29戦4勝。
カシオペアS、チャレンジカップでともに15着と大敗を喫していますが、その前のオールカマーで逃げて2着と、この中山2200mで好走しています。
オールカマーはメンバーレベルに疑問符がつき、人気薄で逃げれたというアドバンテージもあってのことなので、内容をそこまで評価することは出来ないのですが、紛れもなく脚質的には合っています。
他陣営からすれば、この馬に逃げてもらったほうがレースがしやすいでしょうから、今回もこの馬のペースでレースが流れることが想定されます。
とはいえ、この馬に勝ちきれるだけの時計があるわけでもないので、結局のところ、この馬からしたときに、「どれだけ恵まれるか」に尽きます。
アケルナルスター
6歳牡馬で57キロ
《出走馬決定順17番目タイで5分の2の確率で出走できます》
23戦4勝。
福島記念の5着、巴賞の3着はありますが、現状、G2で通用すると思わせる走りができていません。
とはいえ、長い直線の東京だとどう考えてもキレ負けしてしまいますので、中山のこの舞台はこの馬にとって良いと言えます。
外を廻ってでも、マクリたいタイプなので、展開のカギを握る1頭だと言えますが、総合的に、”G2では家賃が高い”となります。
アラタ
8歳牡馬で57キロ
26戦7勝。
前走の福島記念を57.5キロのハンデで大外をぶんまわして勝っています。
この馬もG2では足りないなと感じさせる馬ですが、福島記念はレース選択が巧かったように思いますし、ハンデも手頃だった。
もちろん、斤量が57.5キロ → 57キロと少しでも軽くなるのは好材料だし、勝つまでのイメージは湧きませんけども、ファンだったら、2着、3着になら買って良いのではないでしょうか。
エヒト
8歳牡馬で57キロ
32戦6勝。
前走の中日新聞杯が59キロを課されて9着。
今のこの馬に59キロはかわいそうで、2番手からの競馬が出来ていたことを褒めたほうが良いかもしれません。
その割に、1秒3しか負けていないとも言えます。
もっといえば、その時の2着馬が先週の日経新春杯を快勝したロードデルレイなので、デシエルトの逃げ切りを2番手から競馬したこの馬は、字ヅラから言っても、”穴の資格があります”。
カラテ
9歳牡馬で57キロ
45戦8勝。
有馬記念を除外となったことで、中山金杯に回りましたが、59キロを背負って13着。
この馬も、59キロ→57キロで出走できるのですから、前走よりは条件がよほど好転します。
とはいえ、強い相手と戦ってきていると言っても、内容に見どころがなく、年齢からも明らかに全盛時の力はありません。
使うレースが限られているので、ここに出走させるのは当然と言えますが、後ろからついていってどこまで…というレースになるでしょう。
コスタボニータ
6歳牝馬で55キロ
21戦5勝。
この馬の55キロは良いんじゃないでしょうか。
福島牝馬Sを勝っているように、コースも合っている印象で、ペースが緩ければ前にも行けるでしょう。
エリザベス女王杯の9着がこの馬の実力なのかもしれませんが、小倉記念の2番手からの競馬が出来ると思えます。
《穴で買って良い》
コスモキュランダ
4歳牡馬で57キロ
12戦2勝。
中日新聞杯は6着というより、出た事自体が余計だったなと感じています。
中山では、4・2・2・1・2・2着と安定していますし、弥生賞でシンエンペラーを負かしていますし、皐月賞は強い内容でレコード決着の2着なのですから、明け4歳勢のトップクラスにいる馬です。
菊花賞の大敗と中日新聞杯の6着、さらにはダノンデサイルの参戦で人気はだいぶ落ちそうですが、中日新聞杯ではトップハンデの58キロを課されてもいましたので、お誂え向きといっていいほど条件が好転。
ダノンデサイルの1.5倍を10万円買うんだったら、この馬の8倍を5000円買ったほうが理に適っている。
そう言える、期待できる1頭です。
ダノンデサイル
4歳牡馬で58キロ
7戦3勝のダービー馬。
近年の傾向からは異例の参戦ですが、前述した3つの理由から出てきます。
まさに負けられない戦いで、私は、勝って欲しいという気持でいます。
ですが、馬券は別の話。
ウイン5がキャリーオーバーなので、この馬を1頭に買う人も多いでしょうが、1頭にするレースは小倉11レース壇ノ浦ステークスのセキトバイーストのほうが良いのかなと思っています。
チャックネイト
7歳セン馬で58キロ
18戦5勝。
昨年の覇者なので1キロ増量です。
昨年は12頭立て、今年は18頭が濃厚だし、昨年より今年のほうがどう考えてもメンバーが強いため、いくらリピーターだといっても手を出し辛いところ。
ですが、コース適性は証明されていますので、この馬にも、”穴馬の資格”があります。
ディープモンスター
7歳牡馬で57キロ
19戦5勝。
自在な立ち回りが出来ること、明けて7歳を迎えてもまだキャリアが19戦と使い減りしていないところが良いところ。
本来、この馬の土俵ではないなとも感じますが、ズブくなっていることも事実なので、距離延長がプラスに出るかもしれません。
また、ハンデ戦だと『58.5キロ』がこの馬の定番なので、斤量面からも有利。
穴というか中穴、私が、この馬を買うならば、ワイドでコスモキュランダを相手の1点が私的には買いやすい馬券となります。
ニシノレヴナント
5歳セン馬で57キロ
《出走馬決定順17番目タイで5分の2の確率で出走できます》
15戦4勝。
オープンに上がってからは、思うように走れていませんが、オールカマーも、天皇賞・秋も相応以上に走っています。
格的にはオープン特別なんでしょうが、それでもここに使いたいと思わせるほど、陣営の評価はもっと上。
私も、もうちょっとやれる馬だと思っているのですが、いかんせんスタートの拙さがネック。
そこさえクリアできる、そこに目を瞑る、好スタートするもんだと決めつけるならば、穴馬に抜擢して良いでしょう。
ビザンチンドリーム
4歳牡馬で56キロ
6戦2勝。
きさらぎ賞を勝ったあとは、差のあるレースが続いていますが、神戸新聞杯も菊花賞も相応に走っていると言えます。
サウジからの招待を受諾しているように、陣営はもっとやれると思っていますし、相手がそこまで強くなかったとは言え、きさらぎ賞のラストのラップは秀逸。
元値は明らかに高いはずなので、ここで好走できてもなんら不思議はありませんし、「いつも西で乗っているルメートル騎手がこの馬のために中山に来るのはクサイ」というのは感じます。
ホウオウノーサイド
6歳牡馬で57キロ
《出走馬決定順17番目タイで5分の2の確率で出走できます》
22戦4勝。
使い方が一定しない馬なので、本当に出てくるのかなと思いますが、陣営も試行錯誤しているということ。
この手の馬が出てきたからと言って、うまくいくことは殆ど無いので、穴の資格はありません。
ホウオウリアリティ
7歳牡馬で57キロ
《出走馬決定順17番目タイで5分の2の確率で出走できます》
35戦4勝。
0秒7離されたとはいえ、前走のディセンバーステークスには見どころがありました。
そうはいっても、それはオープン特別で1800mでの話。
先週の京成杯は大荒れになっていますけども、それも3歳馬の話。
ダノンデサイルが負けて高配当なら有り得ても、この馬が勝ってとか、突っ込んできての高配当はあり得ないでしょう。
ポタジェ
8歳牡馬で58キロ
21戦6勝。
3年前の、G1大阪杯を勝っているG1ホースです。
しかし、今回は2年前の大阪杯以来1年10ヶ月ぶり。
G1を勝っていても、戦績もありますので、簡単に種牡馬になれないという事情もあり。
「まずは無事で。徐々に良くなってきてくれれば」無理をしてまで勝ちに行くレースをするとは思えません。
ボルドグフーシュ
6歳牡馬で57キロ
13戦3勝。
割と私の好きな馬で評価も高いのですが、チャレンジカップに出てきたときに、「まだまだだなぁ」と感じました。
それはレースぶりも同じで、一度使ったからといって次は良くなるとも思えませんでした。
3歳時の有馬記念でイクイノックスの2着をしているように、能力は高く、ドウデュースともそんなに変わらないと言い張ることさえ出来てもいいだけの馬ですが、私からすれば、まだ早いという感覚で、買ったとしてもせいぜい相手の一頭までという評価になります。
ボーンディスウェイ
6歳牡馬で57キロ
24戦5勝。
中山金杯を57キロで3着と好内容で走っています。
ずっと期待されていた馬ですが、その期待に応える走りがやっと出来てきたという段階です。
善戦までは描けても、勝ち切るイメージのわかない馬ですが、中山金杯を正攻法でクリアできたのは大きい。
マイネルクリソーラ
6歳牡馬で57キロ
《出走馬決定順17番目タイで5分の2の確率で出走できます》
出走できたとしても、函館記念以来半年振りとなります。
その函館記念のハンデが56キロなので、格的に言っても完全に足りません。
ただ、中山金杯3着、中山記念も5着と中山適性が高い馬。
新潟大賞典や函館記念をみても、G3がG2がというより、中山と他場ではスムーズさが違っていますので、たとえG2で相手が強くてもここを使いたいでしょう。
マテンロウレオ
6歳牡馬で57キロ
20戦3勝。
中日新聞杯で58.5キロながら3着に走っています。
私は血統よりも現有戦力を重視するので、”ハーツクライの仔なので、これからも伸びる”みたいな意見に否定的なのですが、昨年の日経賞でも逃げているように、先行できる脚があります。
鞍上は、横山典騎手なので(=ダノンデサイルは戸崎騎手)、考えた乗り方をしてくるでしょう。
枠順次第ですが、この馬が逃げるかもしれません。
ライラック
6歳牝馬で55キロ
18戦2勝。
2勝しかしていませんが、G1、G2をずっと使っているという強気な使われ方をしています。
早期にフェアリーSを勝ったことで、オープン馬なわけですが、それ以来勝てていません。
それでも、有馬記念に使いたかったと今でも陣営が思っている馬。
成績から手が出し辛いですけども、斤量面は有利です。
レーベンスティール
5歳牡馬で58キロ
11戦5勝。
G1では壁がありますが、G2、G3を3勝しています。
中山適性も高く、セントライト記念、オールカマーを勝っています。
ある意味で言えば、この馬のパフォーマンスレベルが一番安定しているとはいえ、モノサシ的な存在なのですが、私は、この馬をそんなに強いとは思っていません。
AJCCの過去10年データ分析
ここでは、21頭いる中での注目馬について、過去10年を振り返ります。
重賞を勝っているか、G1で4着以内が欲しい
1着馬に2頭、2着馬に1頭、3着馬でも3頭しかいません。
やはり、古馬のG2で格別定なので、ここに至るまでにそのくらいの実績がないことには…と、いうことでしょう。
最多連対は菊花賞組
ステップ別で、抜けた成績を残している組はありませんが、菊花賞組=最多の4連対、チャレンジカップ組=3連対と近年急上昇。
また、G1組以外で前走6着以下から連対を果たした馬は2頭しかいませんので、G1以外で大敗している馬は減点というスタンスで良いでしょう。
8歳以上は大きく減点
4歳=23頭が出走し、
【 2 4 2 15 】
5歳=30頭が出走し、
【 3 1 3 23 】
6歳=35頭が出走し、
【 4 1 3 27 】
7歳=18頭が出走し、
【 1 3 1 13 】
8歳上=35頭が出走し、
【 0 1 1 33 】
4歳、5歳の成績が良く、8歳を超えるとガクンと成績が落ちています。
性別では、連対馬20頭すべてが牡馬かセン馬。
牝馬の出走はわずかですが、連対が1つもありませんので、牝馬に期待できるレースではありません。
1番人気と2番人気は不振
連対馬の20頭中、16頭までが5番人気以内です。
残る4頭も、7,7,7,11番人気なので、概ね人気サイドのレースと言えます。
ただし、1番人気=5連対、2番人気=3連対
これでは信頼度一息と言うしかありませんので、1〜5番人気あたりから軸馬を見つけるというスタンスで良いでしょう。
AJCCの予想と買い目
注目すべきなのは、当然ダノンデサイルなのですが、ここに出てくることの異例さを考えても、オッズの観点からも、私はコスモキュランダを買いたい。
だから、◎はコスモキュランダで、まずは単勝というかこれが本線。
WIN5ではダノンデサイルも買いたいですが、コスモキュランダも買います。
正直なところ、ウイン5も全レースのパドックをみてから買えればいいのになぁと思いますが、それは無理な話。
3連単は欲張り過ぎかとも思えますので、単勝のみとします。
今週のWIN5はキャリーオーバーですので、このレースの3連単よりも、WIN5を多めに買うべきというのが私の考えです。
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