ウイナーカップ2025予想！過去の傾向と前哨戦から読み解く有力馬を公開！

本記事では、2025年6月22日（日）に水沢競馬場で開催予定のウイナーカップを徹底分析して予想しています。

前哨戦を含めた参考レースや、過去10年分のデータから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。

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ウイナーカップの基本情報

開催日時	2025年6月22日（日）水沢11R  発走 18:05
グレード	M3 3歳 岩手所属限定
開催競馬場	水沢競馬場
コース	ダート1400ｍ

岩手競馬、夏の3歳スプリント戦であるハヤテスプリントに向けたステップレース。
3着馬までに優先出走権が入ります。

ウイナーカップのコース解説（水沢1400ｍ）

水沢の1400ｍは4コーナー寄りの端からスタートし、コースをぐるっと一周する形態です。

その特徴は、なんといっても最後の直線245ｍ。
地方でも園田に次いで短い直線であるこの競馬場は、やはり前目有利となるコースとなっています。
最終コーナーでいかに前にいることができるかはポイントでしょう。

ウイナーカップの出走表

出馬表を右にスクロール（スワイプ）すると短評・寸評が表示されます。

ウイナーカップの前哨戦回顧と考察

ウイナーカップの前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。
※赤字の馬は今回出走なし

参考レース①3歳B1

ゲレルが引っ張ったマイル戦。かなり緩いペースで各馬ともに行きたがる様子を見せており、結局ハナを取ったゲレルがそのまま逃げ切りました。

サンカリプソは追われてからの伸びがいまひとつ。しかしこれは道中に折合いを欠いた分とも取れるため、毎回安定して走って来る実力を評価した方が良いでしょう。

むしろ気になるのはキングミニスターのほう。ジュニアグランプリで勝利している舞台でここまで伸びきれないと、よりスピード能力の要る水沢でどうなのかという不安が出てきます。

参考レース②イーハトーブマイル

スタートしてから先手争いに加わったユウユウコラソン。逃げたブリスタイムを先に行かせて2番手集団の先手を取ると、3,4コーナーの中間で先頭に。勝負所では後ろの仕掛けを待って追い出しを待つ余裕も見せながら直線に向くと、そのままピカンチフラワーを突き放して勝ち切りました。

勝利したユウユウコラソンは続く東北優駿でも3着に。となれば、彼に肉薄したピカンチフラワーは当然この舞台ではもっと評価されていいような感じもあります。

ただ、5着以下の馬は能力に差があったような感じも。前が残りやすい舞台とはいえ、水沢はこれ以上に前が残ります。もう少しスピードに上積みがないと巻き返しは厳しいかもしれません。

参考レース③あやめ賞（M3）

逃げ先行を取った馬達が後退し、直線は溜めた馬が先頭に立つという水沢でよくある前崩れ劇場。これを制したのがピカンチフラワーですが、直線で外を回された分ステイクラッシーは差し損ねた感じも。最後のコース取りの分と考えるなら勝ち切れていた感じもあります。

つまり、両馬に実力差はまだまだないという事。展開や枠次第ではいくらでもひっくり返るでしょう。

フタイテンホイールはタカマキフォーとのたたき合いに敗れて4着。ただ、同馬に水沢の1400mはやや短い予感もします。行き脚がつかないのが課題であるため、ここからどう巻き返せるのか。

ウイナーカップの予想印と最終見解

週中、SNSで「どこまで生え抜き至上主義を徹底するか」みたいな話がちょっと盛り上がっていました。地区限定の3歳競走でも、他地区から移籍した強豪が簡単にかっさらっていくということが問題としての話。実際、東北優駿でを先日勝利したリケアカプチーノもJRA→高知→岩手でした。

ただ、これに関しては鎖国しすぎると閉鎖的な環境になって地区間の実力差がとんでもなく開いて行く事に繋がりかねないような気もします。とはいえ、地域ファンからするとやはり他地区からフラッと移籍してきて優駿競走を勝たれたりすると面白くないのも事実。ダート三冠が中央場への馬場貸し状態になっているのとはまた別問題ですが、こちらもこちらでなかなか難しい問題です。移籍馬に好き勝手させない地元生え抜きの馬が毎年何頭も出ればいいんでしょうけど、そんなことはほぼないので…

ということで、リケアカプチーノに挑戦状を叩きつけるべく奮闘してほしい岩手の生え抜き3歳馬に期待を込めるという意味でも、ここは⑥ポマイカイに印を回します。

昨年のネクストスター盛岡の勝ち馬にして岩手の最優秀2歳馬。今年に入ってからはやや精彩を欠いていますが、水沢重賞の舞台に戻るならもう一度狙いたいところです。

ネクストスター北日本では道営勢を相手にハナを取ってペースを作りました。彼らへのリベンジも見据えるなら、世代限定戦で負けるわけにはいかないでしょう。

対抗には③ピカンチフラワー。イーハトーブマイルではユウユウコラソンに届きませんでしたが、このレースの2着馬はウイナーカップと好相性です。昨年もコンバットスプーンが不利な2枠から好走しており、データ的には面白い存在。
ユウユウコラソンが東北優駿で馬券圏内に入ったのなら、こちらも負けじと好走してもいいはず。

穴には⑦コニパを。血統的に好調の波に入るとポンポン好走しだすダンカークの血は、こういう着順の時に狙い目です。

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