【東京大賞典2025追い切り評価】徹底診断！時計と調教状態を解説

本記事では、競馬ライター蒼井が2025年12月29日（月）に開催予定である東京大賞典の追い切りピックアップ馬を公開！

競馬歴20年の確かな目で、東京大賞典に出走する馬の追い切りを分析します。

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追い切り診断：ピックアップ馬

当週追い切りの結果から特に評価が良かった馬をピックアップしてご紹介していきます。

【S評価】ナルカミ

前走のチャンピオンズカップは12着と大敗に終わりましたが、そのダメージはほぼ感じられません。むしろ、状態は前走より上げてきたように映ります。

前走は中京の直線で馬がレースをやめるような節もあり、ダメージを残さないように走るのを終えたと考えればこのデキも納得でしょう。

大井2000mは前々走でぶっちぎった舞台。となれば当然、その時と同等のパフォーマンスも期待できるのではないでしょうか。

ディクテオン

一杯に追われた分動きが良く映ったのかもしれませんが、それでも追われてからのパフォーマンスはかなりのもの。

鞍上のアクションに応えて脚を伸ばしており、こちらも年末の大舞台に向けて仕上りに余年はないでしょう。

韓国遠征の後は休養を挟んでいますが、英気を養ってさらに成長したであろう走りに期待。

追い切り全頭診断と評価

評価	馬名
S	ディクテオン
S	ナルカミ
A	アウトレンジ
A	シーソーゲーム
A	ナチュラルライズ
A	ミッキーファイト
B	ナイトオブファイア
B	ナンセイホワイト
B	バハルダール
B	パッションクライ
B	ヒーローコール
B	ホウオウルーレット
C	グランブリッジ
C	キングズソード

※追い切り評価順。アラジンバローズとベルグラシアスは映像提供ナシ。

東京大賞典に出走予定の全頭の追い切り状態から全頭診断と評価を行いました。

ディクテオン

分場でしっかり乗り込まれて体を作ってきました。
海外遠征の疲れも全く感じず、状態は最高潮と考えて良いでしょう。

ナルカミ

チャンピオンズカップから中2週でも全く疲労を感じさせない動き。

フットワークも軽く状態は維持しています。

アウトレンジ

チャンピオンズカップ時とは違い併走し、僚馬に先着の良い動き。

こちらもナルカミ同様前走の疲労は感じません。

シーソーゲーム

反応は良く、ここ数戦の臨戦過程とはまた違う動き。ピカピカの仕上がりです。

ナチュラルライズ

状態は前走と同等くらい。

良い形で進められており、中間も動きは順調でしょう。

ミッキーファイト

濃霧でやや見づらかったものの、最後のストライドはスムーズでしょう。

フットワークも素軽く、ここに向けては上々の仕上がりです。

ナイトオブファイア

強めに追われているものの反応はいまいち。

シーソーゲームと比べてもやや見劣りしますが…

ナンセイホワイト

合図を出されてからの反応も良いですが、やはりメンバー的に苦しさもあるか。

ヒーローコール

併走相手はエスカティアで、同級相手に見劣りしない動き。うまく前に行ければ一発もあるか。

ホウオウルーレット

最後の反応は良かったですが、そこまでがやや微妙感も。

とはいえ、加速に乗るまで時間がかかるためあまり気にしなくてもいいか。

キングズソード

動き自体にメリハリをあまり感じないフットワークでした。

好調時にはまだ遠いか。

グランブリッジ

今回がラストランになりますが、ピーク時の動きからは遠い感じがします。

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