東海優駿2025予想！参考レースから読み解く有力馬を公開！

本記事では、2025年6月4日（水）に名古屋競馬場で開催予定の東海優駿を徹底分析して予想しています。

前哨戦を含めた参考レースから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。

※移設してから3年目の開催となるため、データ分析はありません。

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東海優駿の基本情報

開催日時	2025年6月4日（水）名古屋11R  発走18:10
グレード	SP1 3歳 東海所属限定
開催競馬場	名古屋競馬場
コース	2100ｍ

1着賞金1400万円は破格の金額。
かつてはダートグレードとして開催されていた歴史もある名古屋のダービーを制するのはどの馬となるでしょうか。

東海優駿のコース解説（名古屋2100ｍ）

コーナーの短い名古屋競馬場。2コーナー奥のポケットからスタートし、コースを2周する形を取ります。

スパイラルカーブの影響で、4コーナーで外に膨れることが多く、先行逃げ切りよりはしっかり差しも届くイメージ。末脚に自信がある馬は十分に活躍できるでしょう。

東海優駿の出走表

出馬表を右にスクロールすると短評・寸評が表示されます。

前哨戦回顧と考察

東海優駿の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。
※赤字の馬は今回出走なし

参考レース①ツバメ特別

番手で進めたテレヴァカが勝負所で仕掛けて先頭に立つとそのまま後続を引き離し、追い込んでくるゴールドマックスを僅かに退けて勝利しました。

これで2連勝となったテレヴァカですが、ここ2戦で凡走していた時の走りから一変しています。
先行しても4角を前にしてやめるところのあった同馬が諦めることなく走り抜けられられるようになったのは評価したいところ。気持ちも前に向いてきたか。

3着のヴィリケンはもう少し距離があった方が良いでしょう。長く良い脚を使うだけに、本番で逆転できる可能性は十分にあります。

参考レース②西日本クラシック（重賞）

ややスタートで出負けしたスターサンドビーチですが、向こう正面から追い出されるとグングン進出を開始。直線でもまだ中団で、前が詰まる不利がありながらも大外に進路を変更すると途轍もない末脚で前を行くキミノハートを捉えにかかりました。

2着は恐らく出負けした分。とはいえ、春先までの状態なら追い込めたかも怪しいでしょう。
昨秋に惨敗してからしばらくは凡走を繰り返していましたが、この走りは長い不振から立ち直ったと見ていい内容です。

何より、西日本では強豪の集う園田で2着に入線したのは成長の証。距離が200ｍ以上伸び、平坦であればより上積みはあるかもしれません。

参考レース③駿蹄賞（SP1）

中団に位置したカワテンマックス。前からは砂を被り、外目のマークもきつい位置におり、勝負所で落馬したアキヨシパワーの不利も食いながらサンヨウテイオウを差し切った強さは流石でしょう。

間違いなく今回のレースでは一番厳しい競馬となったはず。それで勝ち切るのですからやはり力は抜きんでていると踏んで良いのではないでしょうか。
重賞を勝ったコパノエミリアも退けていますし、二冠目に向けて死角はないか。

サンヨウテイオウは先行抜け出しの勝ちパターンでしたが、勝ち馬のキレに屈しました。ただ、春先までとは馬が変わってきているような感じがあるため、引き続き注意です。

着内を争えるのは5着のヴィリケンまでか。脚のなかったスイッチブレードはやや厳しいような感じも。

参考レース④東海クイーンカップ（SP1）

先手を取ったラガマフィンガールに競り掛け、先頭を奪ったエレインアスティ。そのままマイペースで進めて行きましたが、ピッチが上がった勝負所で競り合いとなると再びラガマフィンガールが先頭に。叩き合いとなったものの、最後は脚を溜めたコパノエミリアが差し切りました。

道中は駆け引きも見られましたが、結局はハナを叩いて自分のペースで進めたエレインアスティの方が脚を残していました。両頭ともに今回もこういう展開になる事は考えられるため、枠や騎手の新庄まで考えてどちらが前に行くかを考えておいた方が良さそうです。

エバーシンスは向こう正面から3コーナーで置かれたのが痛かったか。好走する時は一気にスピードを上げて好位までやってくるタイプです。大一番となる今回で巻き返してくる可能性は十分にあるため、チェックしておきたいところ。

最終見解・印

各地で優駿競走（旧・ダービーWeek）が開催されていく地方競馬。やっぱりこの時期はどこか予想への力の入りが変わってくる感じがします。各地区の3歳馬にとっては頂点を決める争いのため、当たり前と言えば当たり前なんですがね。（東京ダービー？…果て何のことやら）

名古屋の優駿は②カワテンマックスの二冠に期待します。昨年のフークピグマリオン級、もしかするとそれ以上のポテンシャルを秘めている馬なのでは、という期待を抱いている馬です。

前走の駿蹄賞ではかなりギリギリの競馬だったため、距離が伸び、メンバーも強豪がそろい始めている今回は果たしてどうなのかという懸念を抱く方もいると思いますが、レース内容は強いもの。

落馬の影響で外に行かざるを得なかった直線で加速し、最後僅かにサンヨウテイオウを交わした末脚は、二冠目の今回も問題なく手にできるものだと踏みました。
しかも道中は砂を被り、他馬からのマークもかなり厳しかったのにあの強さ。力は抜きんでているはずです。

対抗には④エバーシンス。想定100倍以上というのを見てほくそ笑みました。ページェントに肉薄し、今春の重賞でも好走している実力の持ち主にもかかわらず、駿蹄賞の敗戦だけで評価を下げているなら狙いどころです。一気に捲って着内に入ってくれば配当に妙味も出るでしょう。

後は前が速くなることを考えて⑥ヴィリケンも穴の使者に抜擢。ペースアップについて行けば侮れない1頭です。

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