日本テレビ盃2025予想！過去傾向と前哨戦から読み解く有力馬を公開！

本記事では、2025年10月1日（水）に船橋競馬場で開催予定の日本テレビ盃を徹底分析して予想しています。

Road to JBCの仕上げとなるビッグレース。

近年はここからアメリカのブリーダーズカップに旅立つ馬も多く、前哨戦にしてJBCに匹敵する盛り上がりを見せます。

前哨戦を含めた参考レースや、過去10年分のデータから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。

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日本テレビ盃の予想印と最終見解

予想印	馬番	馬名
◎	⑦	フォーエバーヤング
○	⑤	ホウオウトゥルース
▲	②	キングズソード
☆	⑨	ギガキング

JBCの前哨戦であるこのレース、今年は本番が船橋開催のためより重要な1戦となりそうです。

とはいえ、ここは⑦フォーエバーヤングが抜けていると見て良いでしょう。ドバイ以来の1戦とは言え、ブリーダーズカップを目指す馬がここでは負けられません。実績・実力的にもこの馬以外に◎を打つのは逆張りもいいとこのため逆らわず。

ただ、それ以外の馬たちは前に行きたい馬も多く、ひょっとすると激流になる可能性も。何より矢作師がなぜ同厩舎の⑩レヴォントゥレットを出してきたのか。通常ならフォーエバーヤングの壮行レースにしたいはずで、同じ厩舎の馬が出てくることはあまりないはず。

その理由を少し考えると、フォーエバーヤングに本番前、少しでも向こうでのレースを意識させたレースをさせたいということも考えられます。

もしレヴォントゥレットがスタートから逃げたい⑥ライトウォーリア、⑧マーブルロックに競りかけるなら、相当前半の流れは速くなるでしょう。米国のダートレースはハイペースになることも多く、こちらのダートレースより地力が問われます。その背景を考えるなら、本番前にフォーエバーヤングへそういう展開を経験させたいがゆえに出した、と考えることもできるかもしれません。

小回りの船橋、しかも日本と米国では環境も違うため、これはあくまで邪推に過ぎません。が、これがフォーエバーヤングにとってちょうどいい肩慣らしになるのなら、後ろの馬たちに有利な展開になるはずです。ということで相手筆頭は後方から勝負を賭ける馬。⑤ホウオウトゥルースは前崩れのパワーがいる展開になるなら差し込める可能性もあります。②キングズソードは休養明けを加味してここまで。

日本テレビ盃の開催日程

開催日時	2025年10月1日（水）船橋11R  発走20：05
グレード	Jpn2 3歳以上 指定交流重賞競走
開催競馬場	船橋競馬場
コース	1800ｍ

日本テレビ盃のコース解説

4コーナーのポケット奥からスタートし、左回りコースを一周するコース。「スパイラルカーブ」と呼ばれるコーナーが特徴的です。（入り口が緩いものの、そのかわりにコーナーの出口が締まってきつめなカーブのこと。）そのため、コーナーでやや馬群がばらけがちになります。

スタミナ、パワーがいるコースでもありますが、基本的には先行した馬がそのまま押し切る、といった展開が多いです。

日本テレビ盃の出走表

出馬表を右にスクロールすると短評・寸評が表示されます。

日本テレビ盃・過去10年のデータを分析

同レース過去10年分のデータを収集して分析を行いました。

各データ別に割り出した傾向をご紹介していきます。

人気：上位頭、相手は意外と荒れる

※2015年～2024年のデータ使用。

ダートグレード競走の特徴として上位人気の好走が挙げられますが、このレースに限り、勝率は1番人気を除いてかなりの拮抗具合です。

8番人気を超える低人気は好走しませんが、地方の上位馬含めしっかり押さえた方がいいでしょう。

配当：馬連＞3連単

ワイドは上から1-2　1-3　2-3　の入線順

実は無理に3連単を買うより馬連などに厚く張った方が良いレース。

ハイリスクを狙うよりは当てに行った方が良いでしょう。

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戦績	113戦101勝12敗
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枠：実力馬に枠は関係なし

3枠だけはかなりの低迷具合ですが、今年は実力馬が入枠していないためそこまで気にしなくても。

脚質：できるだけ前へ

吉原騎手が跨るライトウォーリアが川崎記念同様ペースを作って行き、1000mは63.8秒のスローペースに。

直線、一気に勝負所で進出したキングズソードが先頭に立つと、迫って来るウィルソンテソーロを上り最速の脚で封じ込めてJpn1・2勝目を挙げました。今回はそれ以来の出走という点が気がかりではありますが、まともならフォーエバーヤングとの一騎打ちでしょう。

ただ、休養明けに加えて左回りは4戦全敗なうえ着内が1回もないとなるとかなり不安です。不安要素ははっきり言って多く、ワン、ツーが盤石とは言い切れないのが怖いところでしょうか。

JBCに向けて圧勝を飾ったサントノーレの独壇場と言えるレースでしたが、3着に突っ込んできたホウオウトゥルースはしぶとく脚を伸ばして入着。9歳となってもまだまだ重賞で好走できる走りは覚えておきましょう。

ギガキングはこれまでから一転して最後方からの競馬。5着まで追い込んだとはいえ、これが日本テレビ盃でどういう意味を持ってくるかがキモになるか。同じ競馬をするなら前が速くなればなるほどいいはず。着拾い狙いなら同じ競馬をしても不思議はありません。

参考レース④平安ステークス（G3）

レヴォントゥレットが逃げ、マーブルロックが控えるという展開。1000m通過が62秒5という想定よりかなり遅い流れでペースは進み、後方勢にはほぼ出番のないレースとなりました。

アウトレンジに勝ち切られたとはいえ、ハイペースでも粘れる馬だけにこのくらいの展開なら粘るのは朝飯前。何よりここまでパワーの要る距離を一貫して走っているだけに、展開のアヤで負けるようなことはほぼ無いはず。瞬発力勝負では分が悪くとも、持久力勝負になればかなり強い馬です。

フォーエバーヤングと共に出走させた意図を考えるなら、間違いなく得意な形に持ち込むはず。粘り切る可能性もあります。