ネクストスター園田2024予想！過去傾向から読み解く有力馬を公開！

本記事ではネクストスター園田を徹底分析して予想しています。

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ネクストスター園田2024の基本情報
ネクストスター園田のコース解説
出走表
ネクストスター園田2024 予想前哨戦データ傾向
ネクストスター園田2024予想の最終見解

ネクストスター園田2024の基本情報

開催日時	2024年10月24日（木）園田11R 発走　16:10
グレード	ネクストスター園田（園田重賞）2歳
開催競馬場	門別競馬場
コース	ダート1400ｍ

昨年から新設されたネクストスターも2年目へ。

前年の勝ち馬マミエミモモタローは休養中ですが、5着だったマルカイグアスが兵庫優駿を制し、4着のダイジョバナイもぎふ清流Cを勝利。レースレベル自体は高かったこの競走で、今年も素質馬たちが鎬を削ります。

ネクストスター園田のコース解説

スタンド奥のポケットからスタートし、コースを一周する当競走。
園田の砂は深く、発馬がほかの競馬場と比べてもかなりカギになってきます。
地方最短の直線も相まって後方勢にはほぼ出番がありません。道中上がっていける脚があるかどうかも大きな着目点になってきます。

出走表

枠	番	馬名	性別	馬齢	斤量	騎手	所属地区	調教師	寸評	短評
1	1	ビーチボーイ	牡	2	55	大柿一真	西脇	橋本忠明	見直しも	前々走はラピドフィオーレに0.1。自滅した前走を度外視するなら。
2	2	キミノハート	牝	2	54	吉村智洋	園田	吉見真幸	単騎なら	レース内容は非常に好内容の前走。マイペースで進めれば再度好走も。
3	3	ジーニアスレノン	牡	2	55	廣瀬航	園田	保利良平	自在性有	逃げて勝った新馬、追い込んで好走した前走。この時期の自在性は大きな強み。
4	4	ラピドフィオーレ	牡	2	55	赤岡修次	園田	田中範雄	好枠好転	中枠ならむしろ動きやすいか。気性自体は素直そうでスピードも疑いなし。
5	5	オケマル	牡	2	55	下原理	西脇	盛本信治	大物登場	前走の勝ちタイムは兵庫ジュベナイルCを0.3上回る。インパクトは十分で一気戴冠も。
5	6	ウイングスオール	牝	2	54	笹田知宏	園田	新子雅司	連下まで	前々走下したヒロノラファールはオケマルに完敗。ロンスパ後に使える脚も短く…
6	7	キングスピカ	牡	2	55	小牧太	園田	保利良平	一発ある	先日復帰後初重賞制覇を遂げた鉄人が初騎乗。操縦性は〇で穴の気配。
6	8	エロイムエッサイム	牝	2	54	松木大地	園田	諏訪貴正	駐立課題	ここ2戦はゲートの出が非常に悪い。後方から追いつける脚がなく前に行けないと…
7	9	キミノカチドキ	牡	2	55	鴨宮祥行	西脇	北野真弘	未勝では	当メンバー相手に好走はしているが物差し馬になりつつある。レベルの上がるここだと。
7	10	レイナボニータ	牝	2	54	永井孝典	園田	高本友芳	脚あるも	後方から確実に伸びはするが頭までは。よくて着だろうか。
8	11	アップップ	牝	2	54	竹村達也	園田	南弘樹	強敵相手	経験自体は豊富だが勝ち切れるイメージはなし。
8	12	イザグリーンライト	牡	2	55	山本咲希到	園田	西川進也	末脚強烈	3戦連続上り最速。前走の敗戦で評価を落とすなら狙ってもよし。

昨年同様、兵庫ジュベナイルCの出走メンバーがそのまま大挙して転戦してきました。
ここに割って入るのが大物との呼び声も高いオケマル。園田プリンセスCから参戦するウイングスオールにも注目です。

ネクストスター園田2024 予想前哨戦データ傾向

参考レース①兵庫ジュベナイルＣ

月	日	場名	レース名	グレード	コース	距離	天候	馬場
9	19	園田	兵庫ジュベナイルC	重賞	ダート	1400	曇	良
着順	枠	番	馬名	性別	性齢	斤量	騎手	走破タイム	1着とのタイム差	上り3F	人気
1	❼	⑧	ラピドフィオーレ	牡	2	55	赤岡修次	1.31.8		39.6	4
2	❶	①	キミノハート	牝	2	54	吉村智洋	1.32.1	0.3	40.4	2
3	❽	⑨	ジーニアスレノン	牡	2	55	廣瀬航	1.32.3	0.5	39.5	5
4	❻	⑥	イザグリーンライト	牡	2	55	山本咲希到	1.32.5	0.7	38.8	3
5	❽	⑩	レイナボニータ	牝	2	54	永井孝典	1.33.0	1.2	40.1	8
6	❷	②	ビーチボーイ	牡	2	55	下原理	1.33.1	1.3	41.2	7
8	❸	③	エロイムエッサイム	牝	2	54	松木大地	1.34.4	1.6	40.1	9

逃げたキミノハートはマイペースで進めた。道中突かれ気味の展開になっても惑わされず自身のペースを貫いたことで、逆に後続に脚を使わせて2着に粘りこんだ。

動きたがったジューンコメットやビーチボーイは自滅の印象もあり、結果的に追い出しを一呼吸遅らせたラピドフィオーレが指示を出された瞬間勢いに乗ってたたき合いに持ち込んだ。

指示に素直に従う印象も強く、これほどしっかり抜け出すと前走負けた理由が内を嫌ったようにも思える。内枠の際は再度警戒が必要になりそう。

新味を見せたジーニアスレノン、追いこんできたイザグリーンライトは要注目。
前が流れればいつか見せ場がきそう。

参考レース②園田プリンセスC

月	日	場名	レース名	グレード	コース	距離	天候	馬場
9	12	園田	園田プリンセスC	重賞	ダート	1400	晴	良
着順	枠	番	馬名	性別	性齢	斤量	騎手	走破タイム	1着とのタイム差	上り3F	人気
1	❻	⑦	リオンダリーナ	牝	2	54	下原理	1.30.6		39.2	1
4	❻	⑧	ウイングスオール	牝	2	54	笹田知宏	1.31.6	1	39.8	3
6	❷	②	アップップ	牝	2	54	竹村達也	1.32.5	1.9	40.8	8

※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走なし

リオンダリーナの強さはもちろん盤石だったが、4着に敗れたウイングスオールはロングスパートで最後の脚が鈍ったように映る。

勝つためにはあの走りしかなかったようにも思うが、今後ロングスパート合戦になるようなときがあれば少し劣るか。走破時計自体は大幅に更新しており、今後は楽しみ。

参考レース③JRA認定アッパートライ

月	日	場名	レース名	グレード	コース	距離	天候	馬場
9	26	園田	JRA認定アッパートライ	世代限定	ダート	1400	晴	良
着順	枠	番	馬名	性別	性齢	斤量	騎手	走破タイム	1着とのタイム差	上り3F	人気
1	❶	①	オケマル	牡	2	55	下原理	1.31.5		40.4	1
2	❽	⑩	キングスピカ	牡	2	55	笹田知宏	1.32.4	0.9	41.1	7
3	❼	⑧	キミノカチドキ	牡	2	55	鴨宮祥行	1.32.7	1.2	40.6	6
5	❺	⑤	アップップ	牝	2	54	竹村達也	1.33.9	2.4	42.4	2

道中は内で我慢し、直線に向く前のコーナーで外に持ち出して抜け出したオケマルの強さはもちろんだったが、目を引いたのは2着のキングスピカ、笹田知宏の手綱さばき。コーナーで挟まれて行き場をなくすと思いきや、一瞬をついて最内に持ち込む捌きは見事。敗れたもののほぼ完ぺきに乗った。これで勝ったオケマルはかなりの実力だろう。

兵庫ジュベナイルCの走破時計を上回るばかりか、200ｍ弱の直線で6馬身突き放している強さを素直に評価した方がよいだろう。

参考レース④JRA認定アッパートライ

月	日	場名	レース名	グレード	コース	距離	天候	馬場
10	10	園田	JRA認定アッパートライ	世代限定	ダート	1400	晴	稍重
着順	枠	番	馬名	性別	性齢	斤量	騎手	走破タイム	1着とのタイム差	上り3F	人気
1	❹	④	キングスピカ	牡	2	55	笹田知宏	1.32.8		40.6	1
4	❽	⑩	キミノカチドキ	牡	2	55	鴨宮祥行	1.34.6	1.8	41.9	2
7	❶	①	エロイムエッサイム	牝	2	54	松木大地	1.34.7	1.9	41.2	9

オケマルの2着だったキングスピカがここはしっかりと突き放して勝つ盤石の走り。

キミノカチドキ以下には相当な差ができていたことからも、やはり前走で勝ったオケマルは相当な器だったと見ていい。

キングスピカ自体も素直なタイプで、指示を素直に聞くためテン乗りも問題なさそうに思える。うまく乗ればしっかり相手なりには走れるタイプではないだろうか。

ネクストスター園田2024予想の最終見解

印
◎　⑤　オケマル
〇　②　キミノハート
▲　⑫　イザグリーンライト
△　④　ラピドフィオーレ
☆　⑦　キングスピカ

園田の2歳戦も終盤に差し掛かり、この後はJRAとの交流重賞となる兵庫ジュニアグランプリが待ち受けます。

当然、このネクストスター園田の勝ち馬には優先出走権が付与される同競走。創設以来地元兵庫所属の馬が勝てていない同競走ですが、今年はここから実力馬を送り出す可能性も高く、期待できるのではないでしょうか。

そんな未来の優駿たちが集う当競走の本命は⑤オケマルで。前走の勝ち方が秀逸なうえ、その勝ち時計は重賞の兵庫ジュベナイルCを上回るもの。下したキングスピカが次走であっさり勝ったことからも、彼の強さは保証できるでしょう。園田短い直線で抜け出してから6馬身差をつける馬はなかなかいません。スピードの乗り方も段違いでしたし、ここは通過点にしてもらいたいところ。

対抗には②キミノハートを。つつかれながらもしっかり2着に粘り通した兵庫ジュベナイルＣの走りを評価します。このレースも単騎でいける予感はありますし、自分の形に持ち込めるのなら再度の好走があっても不思議ではありません。

▲に追い込みを期待して⑫イザグリーンライトを。末脚が確かな分妙味が出るなら狙いたい馬です。

以下、前走で重賞初制覇を遂げた④ラピドフィオーレ、⑦キングスピカまで印を打ちます。
印が足りなくなるので回しませんが、前走で新味を見せている③ジーニアスレノンは要警戒です。