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石川テレビ杯 2024 予想!過去傾向から読み解く有力馬を公開!

厳選地方重賞馬

2歳牝馬限定の「石川テレビ杯プリンセスC」として2005年から施行されていたこの競走。3歳限定になったり戻ったりと様々な変遷を遂げていますが、昨年、ダート競走改革に伴い「ネクストスターシリーズ」ができたことをきっかけに「北陸所属の2歳馬限定」に条件が変更。同時にネクストスター金沢へのステップと姿を変えました。

昨年からの新設重賞ですが、各馬の前哨戦データ傾向から予想をしていきましょう。

石川テレビ杯2024の基本情報

開催日時 2024年8月27日(火)
グレード 重賞 2歳限定 北陸所属限定
開催競馬場 金沢競馬場 12R 18:20発走予定
コース ダート1,400m

コース解説

スタンド前からスタートし、コーナーを4周するコース。
当然、内枠有利に加えて先行争いが激化することにはなりますが、その場合はコーナーの利分内枠の先行勢が有利です。
外枠は無駄にロスがある分、逆に後方待機勢の方が有利となります。
とはいえ、2歳戦はスピードが重要。前に行ったもの勝ちというところもあり、前有利です。

出走表

馬名 性齢 斤量 騎手 所属地区 調教師 前走 当該距離 当該距離+競馬場 寸評 短評
1 1 ティモンズ 牝2 54 鈴木太一 金沢 加藤和義 金沢 2歳3D900 1着 初出走 初出走 延長どう 900mを連続して使われて延長。しかもかなりのササり癖。しっかり走れるかすら怪しいのでは。
2 2 ビバロジータ 牝2 55 𠮷原寛人 金沢 加藤和義 門別 JRA認定競走ウィナーズチャレンジD1700 7着 初出走 初出走 転入初戦 道営から早くも金沢へ。前走は距離が長かったとみれば度外視で良し。
3 3 アメージングビュー 牝2 54 松戸政也 金沢 井樋一也 金沢 2歳新馬D1400 1着 1-0-0-0 1-0-0-0 素質秘め 前走は直線でかなりふらふら。抜かされそうになってから再度スイッチが入っただけに相手は強い方がいい。
4 4 ショウガマッタナシ 牝2 55 米倉知 金沢 高橋俊之 金沢 JRA認定競走サードニクス賞D1400 1着 3-0-0-0 3-0-0-0 真価問う 4連勝でここへ。先輩ショウガタップリの後に続いて5連勝と行きたいところだが元道営相手にどこまで。
5 5 エムティパル 牝2 54 吉田晃浩 金沢 佐藤茂 門別 2歳未勝利D1000 1着 初出走 初出走 重賞初戦 転厩初戦でいきなりの重賞、距離延長。気を抜いて走った前走から矯正されてきたか。
6 6 サンエイチャコ 牝2 54 柴田勇真 金沢 金田一昌 金沢 向日葵特別D1400 4着 0-0-0-1 0-0-0-1 時期尚早 まだまだ重賞には早い印象。不良とはいえ4秒近く離されると…
7 7 ベストタンゴ 牝2 54 魚住謙心 金沢 鈴木正也 金沢 JRA認定競走サードニクス賞D1400 4着 0-2-1-1 0-2-1-1 善戦有も 善戦はするが着差がかなりある。ショウガマッタナシに差はなくとも…
7 8 ミリオンバンブー 牝2 54 甲賀弘隆 金沢 中川雅之 金沢 2歳2D1400 1着 1-0-0-1 1-0-0-1 連勝厳し 前走で初勝利だが負けた相手はその後かなり千切られた。モノサシ的に言うなら厳しい。
8 9 トゥーナマッシュ 牡2 55 加藤翔馬 金沢 加藤和義 金沢 向日葵特別D1400 5着 0-0-0-2 0-0-0-2 下降線か 1走おきに走ってはいるものの1400で惨敗。現状では距離が長そう。
8 10 ムータニ 牡2 55 中島龍也 金沢 高橋俊之 JRA認定競走サードニクス賞D1400 5着 0-0-2-1 0-0-2-1 物足りぬ こちらも善戦こそするが元道営勢相手では分が悪い。

デビューから4連勝中のショウガマッタナシが参戦。
それに対抗するのは道営から移籍してきたビバロジータ、エムティパルの2頭。
遊びながらデビュー戦を勝ったアメージングビューにも注目です。

石川テレビ杯2024 予想 過去傾向

※昨年新設競走の為傾向記載なし。

石川テレビ杯2024 予想 前哨戦データ傾向

前哨戦のデータから見えてくる傾向を読み解いていきます。

参考レース① JRA認定競走サードニクス賞

8/12 JRA認定競走サードニクス賞 金沢D1400 晴:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ショウガマッタナシ 牝2 55 栗原大河 1.30.8 39.7 1
4 ベストタンゴ 牝2 54 魚住謙心 1.31.7 0.9 39.5 3
5 ムータニ 牡2 55 平瀬城久 1.32.5 1.7 40.3 4

好スタートから逃げたエムザックドリームをマークし、3角手前で競り合いへ持ち込んだショウガマッタナシ。直線で外から交わすとあとは突き放すだけ。デビューから無傷の4連勝を飾って見せた。
4,5着に敗れた両頭は現状ではかなりの実力差がありそう。

参考レース② 向日葵特別

※赤文字は該当レース優勝馬で当レース出走なし

7/30 向日葵特別 金沢D1400 雨:不良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 エムザックドリーム 牝2 54 中島龍也 1.29.4 39 1
2 ベストタンゴ 牝2 54 魚住謙心 1.31.6 2.2 40.1 2
4 サンエイチャコ 牝2 54 柴田勇真 1.33.2 3.8 42 4
5 トゥーナマッシュ 牡2 55 加藤翔馬 1.34.4 5 42.9 3

サードニクス賞で2着のエムザックドリームが勝ったのがこのレース。不良馬場とはいえ大差勝利をあげており、かなりの差。とはいえ2着に入ったベストタンゴはサンエイチャコ、トゥーナマッシュと比べれば馬場適性は示しており、連下までなら馬場が渋ればあるか。

参考レース③ 2歳未勝利

8/1 2歳未勝利 門別D1000 曇:稍
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 エムティパル 牝2 54 宮内勇樹 1.01.6 37.5 2

内枠の利とダッシュを活かして逃げたエムティパル。直線に入るとさらに加速して突き放したが、最後は2着馬に詰められた。
しかし最後詰められたのは抜け出した後外へ外へと流れていったところによるもの。まっすぐ走れるかどうかは次走以降かなりの課題になりそうだが。

参考レース④ JRA認定競走フレッシュチャレンジ

7/4 JRA認定競走フレッシュチャレンジ 門別D1200 晴:稍
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ビバロジータ 牝2 55 岩橋勇二 1.16.4 40 5

スタートから先手争いに参加して逃げの手。エイシンジャスパーに迫られたがしっかりリードを守り切った。勝ち時計は一応栄冠賞7,8着相当ではある。
次走の1700mは最下位に敗れたが、距離不適と考えれば見直せなくはない。血統的にも短距離の方が向いていそう。

参考レース④ 2歳新馬

8/11 2歳新馬 金沢D1400 曇:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 アメージングビュー 牝2 54 松戸政也 1.32.0 40.7 2

番手から進め、ミヤギロードを抜いて単独先頭へ…までは良かったのだが、そこから恐ろしいくらいまっすぐ走らない。逸走とまでは行かないが外に行ってしまう。
追い上げてきたナックジュエルに並びかけると再び持ち直して再加速。真面目に走ったのは最後の50mくらいのもので、1/2馬身差という着差以上にナックジュエルとは差があるだろう。この走りが矯正できないと今後厳しいが…

参考レース④ 2歳3

7/28 2歳3 金沢D900 曇:良
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ティモンズ 牝2 54 鈴木太一 0.57.1 37.4 2

900mの短距離戦でゲートの出には全く問題なし。問題があるとしたら直線の方で、全く正面を向いて走っていない。スタンドに自分の顔を見せながら走っているくらい外を向いていた。
着差的には1と1/2馬身だが、プラスにとらえるかマイナスにとらえるか。1700では成績もよくないためスプリンターの方が現状いいか。

参考レース④ 2歳2

7/30 2歳2 金沢D1400 雨:不
着順 馬名 性齢 斤量 騎手 走破タイム 1着とのタイム差 上り3F 人気
1 ミリオンバンブー 牝2 54 米倉知 1.31.5 39.3 5

向日葵特別2着クラスの時計は出ている。4角で競り合ってきたエムティドラゴンの前に出ると進路を締め単独で抜け出してそのまま勝利。なのだが、トゥーナマッシュ、ビタミンサマー、ショウガマッタナシに完敗。負かしたチョウノヨウニマウはショウガの3着とはいえ評価するかどうか。

石川テレビ杯2024予想の最終見解

ついこないだまで各地のネクストスターを見ていた気がするのですが、気づけば新世代の地区代表トライアル戦が始まっています。月日の流れというのは速いものですね。

もう8月も終わるというのですから、今年の終わりも見えてきています。そろそろ馬券収支もプラスにしたいところですね。皆様の馬券の調子はいかがでしょうか。(私はダメです)

時代の金沢を担うネクストスターに向けてのトライアル戦、◎は素質を見込んで③アメージングビューでいきます。ショウガマッタナシは確かに強いですが、破るとするなら未対戦組。それも同じ金沢デビュー組から出現してほしいという願いもさることながら、新馬戦が驚きの内容。遊びながら走った直線で迫られると再加速して突き放すというのは実力がなければできません。気になるのは気性ですが、悪い方に出ないことを祈るばかりです。

〇には同じ金沢の④ショウガマッタナシを。ここまでの勝ち方は先行して押し切る横綱相撲も見せており、このメンバーの中では比較的大人びている印象。5連勝で初重賞の可能性も十分にあります。
▲に道営から移籍してきた⑤エムティパル、△に同じく移籍組の②ビバロジータで。

◎ ③ アメージングビュー
〇 ④ ショウガマッタナシ
▲ ⑤ エムティパル
△ ② ビバロジータ

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