百万石賞2025予想！過去9年の傾向と参考レースから読み解く有力馬を公開！

本記事では、2025年6月8日（日）に金沢競馬場で開催予定の百万石賞を徹底分析して予想しています。

前哨戦を含めた参考レースや、過去9年分のデータから考察を行いましたので、的中率を上げるためにもぜひ最後までご覧ください。

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百万石賞の基本情報

開催日時	2025年6月8日（日）金沢11R  発走18:05
グレード	重賞 3歳以上 金沢所属限定
開催競馬場	金沢競馬場
コース	2100ｍ

1970年代から続く伝統の競走で、金沢競馬で行われる夏のグランプリレース。

毎年、金沢競馬の中距離路線で主役級の馬が出走してきており、まさに最強決定戦に相応しい戦いです。

百万石賞のコース解説（金沢2100ｍ）

向こう正面ポケットからスタートするものの、小回りのコーナーを6周するコースとなっています。

内枠は小回りで窮屈になりやすいため、外枠勢はできるだけ速くインに進路を取りたいところ。

どこの競馬場でもそうですが、中枠勢は砂被りに弱いとやや厳しい印象です。

百万石賞の出走表

出馬表を右にスクロールすると短評・寸評が表示されます。

百万石賞過去9年のデータを分析

同レース過去10年分のデータを収集して分析を行いました。(2015年は2300m戦のため)

各データ別に割り出した傾向をご紹介していきます。

過去9年の人気別データ傾向

1番人気が4割近い勝率ですが、これはハクサンアマゾネスが4連覇したため。それを除けば1番人気の勝率はゼロという事を考えると、あまり手放しで信用していい数値とは言えません。

一方、6番人気の勝率が3割あることはチェックしておきたいところ。複勝率も比較的高く、穴を開けるならこの人気帯です。

過去9年の配当傾向

ワイドは上から1-2　1-3　2-3　の入線順

昨年こそ固い決着でしたが、基本的には必ずどこかで穴人気が突っ込んでくるレース。
ゆえにハクサンアマゾネスの4連覇中も、3連単が3桁配当になるようなことにはなっていません。

一昨年は3着に353倍のサンレイファイトが入線。3連単は3万2440円の好配当になっています。

紐の絞り過ぎは危険です。

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過去9年の枠番別データ傾向

数字のわりに警戒しなくても良さそうなのが4枠。
この凡走はすべて人気なりの走りなため、不利で負けていると言い切れるほどでありません。

一方、6枠はハクサンアマゾネスが3連覇を遂げた時以外は全て着外です。
本当の意味で疑うのはこちらかもしれません。

過去9年の脚質別データ傾向

逃げの数字が上がっているのもハクサンアマゾネス効果です。

そう考えると複勝率に大きな差もありません。他の面で特色を探すのが良いでしょう。

前哨戦回顧と考察

百万石賞の前哨戦にあたるレースの回顧をふまえた考察を行っていきます。
※赤字の馬は今回出走なし

参考レース①お松の方賞

道中はアルカウンとハリウッドスマイルを先に行かせて好位から進めたリケアマロン。直線に向き、追われると先に抜け出したハリウッドスマイルを捉えるかと思われましたが、そこからもう一伸びがなく、逆に突き放され2着に終わりました。

ここ最近、瞬間的に伸びはするのですが長く良い脚を保てていないような印象も。逃げ馬に余力を残されていると厳しい競馬になるような感じもあり、マリンデュンデュンなど強い逃げ馬がいる今回はどうか。

ただ、全国を渡り歩いてきた力は本物と見て良く、牡馬相手でも当然注目です。

参考レース②利長特別（A2）

ゲートの中でもうるさいところを見せていたペガサスターボが出遅れ、好スタートを切ったリュウノブレイクも控える展開に。

道中、ゆったり進んだペースを見切ってスタンド前で上がって行ったペガサスターボでしたが、逆に勝負所でハクサンツキミテイも振り切られて後退。かわって脚を溜めたリュウノブレイクが突き抜けて勝利を挙げました。

今回の出走メンバーの中でも末脚はトップクラスのものを持っています。ハマれば。

参考レース③利家盃（重賞）

外からテン良くハナに立ったマリンデュンデュン。中日杯を逃げ切った得意の勝ちパターンに持っていった同馬を捉えたのが、好位から早めに動いていったマンガンでした。

中日杯でもそうでしたが、マリンデュンデュンはスタミナがあり、一気に捲って交わして行くような競馬でないと逃げ切られます。こういう展開に強いのが南関の2600ｍなどでも結果を残してきたマンガンで、後方一気に賭けたダイヤモンドラインは僅かに差し届かず。

ナミダノキスはもしかするとこのメンバー相手ではここまでが限界かも。中日杯でも進出しきれていないのを考えると、やや今回も不安が残ります。

最終見解・印

金沢競馬は早くも夏の大一番。もう6月ですもんね…そしてこのレースを予想するにあたって再び痛感したのがハクサンアマゾネスという存在の大きさ。過去5年中、4年間の勝ち馬にいられては軸の予想をするのは非常に困難です。

とはいえ、1番人気で勝利したのがここ9年間では彼女だけという面白いデータも取れました。今年は春の利家盃が荒れたように、簡単には決まらないレースと見ています。中央競馬・春のグランプリ前に、金沢競馬・春のグランプリで稼がせてもらいましょう。

◎は⑩マリンデュンデュンで。利家盃の逃げでも感じましたが、やはり中距離だとこの馬は強いです。中日杯ではハクサンアマゾネスのマーク、前走はナミダノキスの出方に各騎手が注目したことでしっかり最後まで脚を残す逃げをできたと踏んでいます。今回はそう簡単に行かないような気もしますが、こちらも前走の轍を踏むような馬でもないでしょう。枠的にもダッシュがつけば単騎で行けるはずで、期待です。

対抗には④マンガンを。前走で見せた走りがマリンデュンデュンに対する最適解なら、今回も恐らくその作戦を継続するはず。追って追われて伸びるタイプだけにスタミナ勝負で引けを取ることはないでしょう。

4歳世代代表の⑨リケアマロンが単穴。昨年の石川優駿でナミダノキスに負けており、ここはリベンジも果たしてほしいところです。控えて強い②ダイヤモンドラインと⑪リュウノブレイクまでを抑えておきます。

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