金鯱賞2025予想！過去10年の傾向馬と有力馬を解説

2025年3月16日(日)は、金鯱賞が行われます。

G1大阪杯の前哨戦として位置づけられる一戦で、中京芝2000mが舞台。

過去には“3着までに大阪杯への優先出走権”が与えられるトライアルでしたが、現在は優先出走権がなくなり格別定のG2戦として定着しています。

今年も少頭数ながら、注目馬たちが年明け緒戦を迎え、一発逆転を狙う馬もいるだけにレース展開から目が離せません。

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金鯱賞の概要

この章では、金鯱賞の開催日時やレース条件、歴史や特徴などをまとめています。

開催日時	2025年3月16日(日) 中京競馬場11R
グレード	G2
開催競馬場	中京競馬場
コース	芝2000m
性齢	4歳以上

近年はここからG1大阪杯を直行する馬も多く、1着賞金は6700万円。
本番の大阪杯ほどではありませんが、格付けがG2となった2017年以降、多彩なメンバーが集結する一戦として定着しています。

金鯱賞のコース情報

この章では、中京芝2000mの構造と攻略ポイントを紹介します。

緩やかな下り坂が多い中京コース

中京競馬場は高低差2.0mながら、3、4コーナーが下り傾斜気味でスピードを上げやすいです。
差しや追い込みが効きやすいイメージもありますが、芝2000mの場合は勝手が異なります。

スタートは坂の途中＋1,2コーナーが鋭角

中京芝2000mのスタート地点は2コーナー途中にあり、そこから1,2コーナーにかけて鋭角な上り坂をこなします。
結果的にペースはスローになりやすく、前に行った馬が展開利を得やすいコースです。

直線412m＋坂をもう一度上る

最後の直線は約412mあり、高低差2.0mの坂を終盤で再度上る必要があります。
ただし、ペースが落ち着きやすいため、先行・好位組が押し切るケースが多いのが芝2000mの特徴です。

金鯱賞の出走馬

ここでは、今年の登録馬を紹介し、それぞれの特徴を解説します。
昨年の勝ち馬プログノーシスが1キロ増の58キロを背負う点にも注目です。

アスクドゥポルテ

5歳牡馬で21戦4勝。
前走の3勝級・関門橋Sを差し脚で勝ち昇級初戦。
脚質が中京2000m向きとは言えず、勢いだけでどこまでやれるか。

キングズパレス

6歳牡馬で23戦4勝。
ハンデ重賞では好走するがG2やG1では一歩足りない。
追い込み脚質で中京2000mのスロー傾向が合わず、3着までか。

クイーンズウォーク

4歳牝馬で8戦3勝。
ローズSを好内容で勝っている実力馬。
前走の小倉牝馬Sは仕上がり途上だった感があり、ここで一変があっても不思議なし。

コパノサントス

5歳牡馬で22戦4勝。
ダイヤモンドS9着からの距離短縮。
実績的にいきなり格上挑戦で飛躍は難しい印象。

ディープモンスター

7歳牡馬で20戦5勝。
小倉記念で1分56秒7の好時計3着の実績あり。
夏の高速馬場ならともかく、春先の中京でどこまでやれるか。

デシエルト

6歳牡馬で14戦6勝。
前走の中日新聞杯を逃げ切り、高いパフォーマンスを見せた。
今回もハナを奪ってスローに持ち込めれば連勝も十分。

プログノーシス

5歳牡馬で17戦7勝。
昨年このレースを制し、同レース2連覇を狙う。
G2の実績馬ながら、調整過程が順調とは言えず、58キロも課題。

ホウオウビスケッツ

5歳牡馬で13戦4勝。
函館記念、毎日王冠、天皇賞・秋で好走し地力はトップクラス。
前走の中山金杯は59.5キロで9着を度外視可能。
中京2000mなら巻き返しが期待できる。

マイネルモーメント

5歳牡馬で16戦4勝。
中山金杯2着、白富士S2着と地力強化中。
初の中京コースと輸送面が課題も、展開がハマれば上位もありうる。

ライラック

6歳牝馬で19戦2勝。
エリザベス女王杯に好走歴があるが、他でのパフォーマンスは今ひとつ。
後方一手で中京2000mのスロー傾向と合わないかもしれない。

ラヴェル

5歳牝馬で13戦3勝。
かつてリバティアイランドを下したことがあり、前走のチャレンジC勝ちで再評価。
ただしまだ信用しきれない部分もあり、評価が分かれる一頭。

金鯱賞の過去の傾向と分析

ここでは、G2に昇格した過去8年ほどの金鯱賞データを取り上げ、好走馬の共通点を探ります。

4歳馬が中心

4歳＝24頭が出走し【4 4 1 15】
5歳＝30頭【2 3 3 22】
6歳＝26頭【2 0 4 20】
4歳馬が最も活躍しており、今年のクイーンズウォークには加点。

G1での好走か重賞勝ちが必要

勝ち馬の8頭中5頭がG1連対経験馬。
2、3着馬でも重賞勝ち、あるいはオープン勝ちの実績が多い。

年明け緒戦組が多い

1～3着馬24頭のうち16頭までが、今回が年明け緒戦。
路線を休ませてここを目標に仕上げるローテーションが優勢。

2000m以上の実績、左回り連対

2000m以上の勝ち鞍がある馬が基本線で、左回りの実績があればなお良い。
経験がなくともG1馬レベルならカバーできるが、それ以外は割引き。

金鯱賞の予想と買い目

プログノーシスの仕上がりが万全ならば◎ですが、現段階では疑問も残る。
一方、逃げ切り圧勝を見せたデシエルトを本命に推します。

◎デシエルト

デシエルトが負ける場合は、プログノーシスやラヴェルなどが台頭する可能性もありますが、多く点数を広げると配当期待値が下がるため、ここは思い切って絞ります。
また、単勝でデシエルトを狙うのも妙味十分です。

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中央予想	券種	的中金額
3月30日中山8R	3連単12点×400円	的中2,361,640円
3月29日中京5R	3連単4点×1,200円	的中425,280円
3月29日中京9R	3連単16点×300円	的中644,910円

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