【ホープフルステークス2025追い切り評価】最新全頭診断！時計と調教状態を解説

本記事では、競馬ライター蒼井が2025年12月27日（土）に開催予定であるホープフルステークスの追い切りピックアップ馬を公開！

競馬歴20年の確かな目で、ホープフルステークスに出走する馬の追い切りを分析します。

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ホープフルステークス追い切り全頭診断と評価

評価	馬名
S	フォルテアンジェロ
S	ロブチェン
A	アスクエジンバラ
A	ジャスティンビスタ
A	ジーネキング
A	テーオーアルアイン
A	バドリナート
A	メイショウハチコウ
B	アンドゥーリル
B	アーレムアレス
B	ウイナーズナイン
B	マテンロウゼロ
C	オルフセン
C	ショウナンガルフ
C	ノチェセラーダ
C	ノーウェアマン

※追い切り評価順。

ホープフルステークスに出走予定の全頭の追い切り状態から全頭診断と評価を行いました。

フォルテアンジェロ

3勝クラスのフルール相手に馬なりで先着。長距離OPでも結果を残している上級相手に見劣りしない動きでした。

操縦性も高そうで、道中もすんなり折り合えそうな予感があります。

ロブチェン

前週のタイムもなかなかでしたが、今週で完全に仕上げてきた印象。

合図を出されてからの反応も良く、スピードの乗りも一級品です。

アスクエジンバラ

やや突っ張る面を見せながらも、追われてからは流石の加速。僚馬を楽々突き放しての先着で、パワフルさを感じます。

ジャスティンビスタ

前週で仕上げ切って今週は確認程度。緩いペースでもしっかり脚さばきはできており、実力の高さを見せます。

CWでは破格のタイムを叩き出しているだけに、坂路で負荷をかけたと考えればGOODな動きでしょう。

ジーネキング

コーナリングでも前進気勢を見せ走る気満々。併せ相手の強気な仕掛けにも怯まずそのままフィニッシュしており、調子は良さそうです。

父譲りの瞬発力を見せられるかどうか。

テーオーアルアイン

中京の未勝利勝ちからそのまま転戦ですが、疲労もなく良い感じ。

むしろ状態は上げているようにも映ります。坂路の時計もかなり良く、穴の使者になるか。

バドリナート

3勝クラスのハワイアンティアレ相手に併走して先着。

重賞でも好走がある先輩に対してこの走りなら、本番でも期待できるかもしれません。

メイショウハチコウ

坂路を駆け上がるフットワークに力強さを感じます。

まだ緩いとのコメントもありますが、現状でも争覇圏内に入ってきそうな迫力はありそう。

アンドゥーリル

リズムよく調整。馬なりの軽め調整でも迫力は十分で、見ごたえのある動きでした。

ただ、中内田師からは「若干長いかも」とコメントが出ているように、距離は未知数な面も。

アーレムアレス

新馬と併せ、ラストで一気に加速して引き離す走り。

そこまで特筆する動きではありませんでしたが、仕上がってはいそうです。

ウイナーズナイン

若干甘さを残すような感じも、最後の加速は見ごたえあり。

前週よりは動いているため、デキ自体は上向きに感じます。

マテンロウゼロ

可もなく不可もなくといった仕上り。

舌を出して走りっぱなしなようにまだ子供っぽいところはありますが、それでもタイム自体は水準級でしょう。

オルフセン

坂路単走で最終追いですが、どこか重めな感じは否めず。バッチリ動いているかと言われると…。

ノチェセラーダ

ややふらついており安定感に欠けるような感じも。動きからは微妙な評価です。

ノーウェアマン

どこかつんのめるような恰好。気が散っているようにも見え、若干見劣りします。

追い切り診断：ピックアップ馬

追い切りの結果から特に評価が良かった馬をピックアップしてご紹介していきます。

【S評価】フォルテアンジェロ・ロブチェン

本命候補だったラヴェニューが回避し、またも混戦に拍車を掛けそうなホープフルステークスですが、ケイコの動きが桁違いだった馬が2頭いました。

1頭目はフォルテアンジェロ。思えば前走の百日草特別でも異次元の脚で2着まで来ました。新馬戦も狭いところで怯まず突っ込める精神力があるなら、ここでもしっかり上位まで来るはず。

調教の動きも古馬OPで好走のあるフルール相手に怯むことなく併せ、馬なりで先着しています。格上の実績馬相手にこの動きはグンバツと言って良く、同世代のG1なら十分に主役を張れるはずです。

もう1頭のS評価はロブチェン。こちらも1週前追いでは併走相手にやや遅れを取っていましたが、当週の追い切りが秀逸そのもの。軽く合図を出されてから僚馬をぶっちぎり、ラスト1ハロン11秒3という瞬発力はとんでもないものです。

前走は重馬場ゆえに勝ち時計は遅いものの、これが良馬場だったらどうなるのかという期待はやみません。荒れ始めた現在の中山芝ならこういうタイプの方があっさり、ということも。

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