皆さんは、馬単とはどのような馬券か分かりますか?
馬単は、単勝や複勝に比べて当てる難易度が高いものの、高額配当を狙える回収率の高さや、3連単に比べてリスクが少ないことなど多くの魅力を兼ね備えた馬券です。
この記事では、馬単の攻略方法や最強の買い方について、解説していきます。
競馬の馬単とは
馬単とはレースの1着と2着を順番通りに当てる馬券。
馬単はあ数ある馬券の中でも比較的に当てるのが難しい券種です。
馬連との違い
よく似た券種で馬連がありますが、馬連との違いは何なのでしょうか。
馬単と馬連の違いは、順番まで当てる必要があるかという点。
馬連は1着と2着を当てるだけで的中ですが、馬単は1着と2着に入る馬の順番まで当てなければいけないので、馬連に比べて的中条件が厳しいです。
どちらの馬券も1着と2着を予想するという共通点があります。
2002年に再び導入
馬単が導入されたのは2002年で歴史はまだ20年ほど。
馬単は1969年に販売が中止されましたが、2002年に再び導入されています。
復活を熱望する競馬ファンも多く、再び導入された際は大きな盛り上がりを見せました。
馬単を攻略するポイント
比較的に当てるのが難しい馬単ですが、高額配当を狙うには工夫が必要です。
馬単を攻略するためのポイントについて解説していくので、是非参考にしてみてください。
馬単フォーメーションが最強の買い方
馬単を攻略するポイントの1つは馬券の買い方。
馬単で高配当を狙うなら馬単フォーメーションが最強の買い方です。
フォーメーションは、1着と2着で選ぶ馬をそれぞれ自由に選べるので、本命馬がいない時や最有力馬が2頭いるときでも臨機応変に買い目を組むことが可能。
さらに、ボックス買いなどに比べて、購入する馬番を絞ることから馬券代を抑えることができます。
馬単の的中条件とフォーメーションの相性は非常にいいので、買い方で迷った際には活用してみてください。
馬単は地方競馬が狙い目
地方競馬と中央競馬では、中央競馬の方がレースが荒れ、地方競馬の方が固い決着になる傾向にあります。
馬単の1着と2着の順番まで当てるという性質上、ある程度決着の見通しが立てられる地方競馬が最適。
また、地方競馬でも荒れやすい競馬場が存在しており、園田競馬場と南関4競馬場は荒れるレースが多いため注意が必要です。
騎手重視で買い目を選ぶ
地方競馬は中央競馬に比べて、トップ騎手と勝てない騎手との差が大きいです。
そのため、レースを走る馬以上に重要なのが馬を操る騎手の存在。
前走のレース結果が悪い馬でも実力のある騎手が騎乗する場合は期待ができますし、評判のいい馬でも負けが続いている騎手の場合は注意する必要があります。
新馬戦は避ける
馬単で高配当を狙うなら馬単は避けましょう。
新馬戦とは、競走馬のデビュー戦のことで、まだレースに参加したことのない馬のみで競うのが特徴。
新馬戦には前走のデータがないため、限られた情報のみで予想をすることになり、着順まで当てなければならない馬単との相性が悪いです。
馬単のメリット
的中条件が比較的に厳しい馬単ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
馬単を購入するメリットについて解説していきます。
配当が高額
馬単の配当金額は3連単、3連複に次いで3番目に高いです。
下記の「中央競馬(JRA)の最高配当」の表でもわかる通り、高額配当を狙うことができるのは大きなメリットでしょう。
馬単 | 3連単 | 3連複 | |
配当金額 | 149万8660円 | 2983万2950円 | 695万2600円 |
3連単に比べてリスクが少ない
高額配当を狙うことのできる馬単ですが、3連単に比べてリスクが少ないのもメリットでしょう。
着順まで当てなければならない馬単ですが、1着から3着までの馬を当てる3連単に比べて、的中条件は易しいです。
的中条件が緩いと配当にも期待ができないことから、馬単は配当と的中条件のバランスに優れています。
明らかな有力馬がいれば予想が簡単
的中条件の厳しさを言及した馬単ですが、明らかな有力馬がいれば予想は難しくありません。
イクイノックスのような確実に1着を狙える馬がいれば、2着のみを予想すればいいので負担は少ないです。
また、1着を固定することで馬券代も抑えることができます。
馬単のデメリット
馬単のメリットについて解説しましたが、デメリットはどのようなものがあるでしょうか。
馬単を購入するデメリットについても解説します。
当てる難易度が高い
馬単を当てる難易度は比較的に高いです。
着順まで当てる必要があるため、レースが荒れてしまうと難易度は上昇してしまいます。
馬単に適したレースを選ぶ必要があるので、経験値が問われる馬券でもあるということを覚えておきましょう。
馬券代がかさむ場合がある
着順まで当てる必要がある馬単は、馬券代がかさんでしまう恐れがあります。
例えば馬単ボックス買いの場合、馬の選択数が11頭以上になれば点数は100点を超えてしまい、馬券代は1点100円で購入しても1万円以上かかってしまいます。
上述した、馬単の攻略するポイントを参考にして馬券を上手に買いましょう。
馬単でよく寄せられる質問
馬単でよく寄せられる質問について回答していきます。
馬単の当たる確率はどのくらい?
馬単の当たる確率は0.32%です。
低く感じるかもしれませんが、3連複の的中確率が0.12%なので約3倍の確率と考えると妥当だといえます。
馬単と馬連はどっちがいい?
ケースバイケースですが、利益重視なら馬単、的中率が重視なら馬連が最適です。
トリプル馬単ってなに?
地方競馬公式サービスSPAT4が提供する買い方の種類で、指定された3つのレースの馬単をすべて当てるものです。
まとめ
この記事では、馬単について攻略するポイントや最強の買い方について解説しました。
馬単は比較的に難易度が高い馬券ですが、高額配当を狙える回収率の高さや、買い方を工夫すれば一定の的中率を担保できることなど、多くの魅力を兼ね備えた馬券です。
馬単を購入する際は、是非この記事を参考にしてみてください。