黒潮マイルチャンピオンシップ2024予想！過去傾向から読み解く有力馬を公開！

ヘルシャフト、ガルボマンボこそ不在ですが、短距離戦線を盛り上げてきた馬達が数多く出走。

休養や取消から立て直し、帰ってきたロード冠の２騎にも注目です。

黒潮マイルチャンピオンシップの過去10年の人気別データ傾向

※2014～2024年のデータ使用。

黒潮マイルチャンピオンシップの過去5年の配当傾向

ポイント①　A級からの転戦は「馬券圏内」に注目！

黒潮マイルチャンピオンシップの前哨戦回顧・考察

参考レース①　横浜特別（準重賞）

1.1倍の断然人気だったヘルシャフトを下したグッドヒューマー。福永洋一記念でのユメノホノオを下したのに続き、今シーズン2度目の大物食いを見せた。

後続を引き付けながら息も入れ、3~4角で加速するとヘルシャフトに並ばせなかった逃げ切り勝ちは鮮やか。マイペース＋単騎逃げで合致した場合、今後も要注意になる。

ペイシャワキアは大味な競馬をする馬だけに逃げ馬が残るようなペースだと厳しくなる。

前崩れの展開が望ましい。ハマるかどうかなだけなため今後もベタ買いするのはあり。

参考レース②　建依別賞（重賞）

ヘルシャフトが盤石の強さを見せる一方で、2着以下は大混戦。

展開と位置取り次第でどうとでも入れ替わりそうな着順。大きな実力差はないとみてよく、序列をつけるのは危険。

ただ、ニシノキントウン（10着）以下はさすがにこのクラスでは厳しそうか。

参考レース③　ゴールド争覇（重賞）

シャイニーロックとミステリーボックスが引っ張り速い流れ。それを難なく番手から追走して抜け出しにかかったのがバリチューロで、4角先頭でそのまま押し切った。

末脚もしっかり長く使えており、高知の短距離戦線のレベルの高さを証明した結果となった。

新・名古屋競馬場になってからのレースレコードも良馬場で樹立しているのだから、完全に馬が出来上がったとみていいのではないだろうか。

黒潮マイルチャンピオンシップ2024予想の最終見解

JBCウィークも終わり、いよいよ地方競馬も残すはあと2月。ダートグレード競走も残り少なくなってきましたが、まだまだ各競馬場での地方重賞は続きます。なんせ大晦日までありますから…紅白歌合戦より地方競馬！という皆さんも少なくないでしょう。ぜひ、残りのレースも順調に当ててプラス収支で終わりましょう。

高知でのマイルチャンピオンシップの本命は③バリチューロで行きます。前走のゴールド争覇はハイペースの中先団から抜け出して押し切る強い勝ち方。下したインペリシャブル、スマイルサルファーらも決して弱い相手ではありません。

そんなメンバーを相手に先団から上り2位タイの末脚を繰り出しての勝利は、強い馬でなければできません。レベルの高い高知短距離戦線で好走を続けてきた経験がついに花開いたと考えていいでしょう。連勝は十分にあり得そうです。

対抗には⑦ペイシャワキアを。ハマるかハマらないかの大博打馬。ゆえに成績は安定せず今回も人気するかは怪しいところです。ただ、こういう馬は買い続けるが吉。中央で言えばファストタテヤマのような追込馬で激走するタイプは買わなくなったとたんに来ることもあります。

何より、今回はグッドヒューマーが恐らく引っ張る展開になります。前走の準重賞を楽に逃げ切られた他陣営が、みすみす楽に行かせることはないでしょう。となればこの馬にもチャンスが向いてくるはず。想定8番人気なら魅力十分です。

▲に前走復帰初戦でいきなり2着に突っ込んできた④ロードブレス。またまたまたまた吉原寛人騎手。ここも好走しそうです。

△は単騎で逃がすと怖い⑪グッドヒューマー。大外枠を考慮して少し評価を下げました。相手なりに走り続ける☆⑩グラティアスグーまで。