兵庫ゴールドカップ2024予想！過去傾向から読み解く有力馬を公開！

1番人気が過去7年で僅か1勝、複勝圏内も半分程度とかなり紛れの多いレースです。
勝利こそないものの4番人気の馬は半分以上の好走率を上げています。亜沼の好走も非常に多く、波乱含みの傾向です。

兵庫ゴールドカップ過去5年の傾向

兵庫ゴールドカップ過去10年の枠番別成績

1,8枠と、各馬の出方を見ることができる両枠がかなり好走傾向です。

一方中枠は5枠を除いて勝利がありません。特に6枠は人気関係なく大敗しており、たとえ1倍台でも入枠すると危ない枠になっています。ここは警戒した方がいいでしょう。

◎　中枠の信頼度はかなり低い。中でも6枠は危険。

兵庫ゴールドカップ過去10年の脚質別成績

逃げ馬が当然というべきかかなり高い値。人気関係なくかなり穴を開けています。
後ろから行く馬は好走こそあれど勝ち切れていません。紐に抑えるくらいはいいですが頭はかなり厳しくなります。

◎　逃げ馬は確実に抑える。

兵庫ゴールドカップ過去10年の年齢別成績

スピード能力、というとやはり若い馬に分があるようで、このレースにおいては4,5歳の好走率がかなり高いです。
といっても高齢馬も3着までは十分にあります。あまり年齢だけで取捨選択しない方がいいでしょう。

◎　4歳は伸び盛りのため狙ってみてもいいかも。

兵庫ゴールドカップ2024 予想 前哨戦データ傾向

参考レース① 園田チャレンジＣ

園田の短距離は逃げが盤石という定説通り逃げたアドワンがそのまま残るかと思われたところをイモータルスモークが強襲したレースで、3着以降は離された。

勝利したイモータルスモークはアドワンの逃げ残りなるかのところを差し切り勝ちは見事。スピード勝負になれば超短距離戦でも好走できているだけに一枚上手だろう。今年の習志野きらっとスプリントのレベルは高いかもしれない。

次走以降も要注意だ。

参考レース② A1A2

小頭数とはいえ1230ｍの短距離戦。

かなりスピード勝負になったこのレースを楽々逃げ切ったのがイナズマテーラー。この距離での適正を見せるとともにスピード能力も見せた。

3着のトリニティノットは道中から捲り通しで最後は逆にバテており、上級で通用できるかと言われると微妙。このイナズマテーラーを同距離で破ったケンジーフェイスにも同じように注目しておきたい。

参考レース③日本海スプリント

2番手から進めたオヌシナニモノが快勝。金沢のこの相手では負けられないと言わんばかりの盤石の走りだった。

勝ち方自体は非常に強く、地元の短距離界では相変わらず主役だが問題は遠征になりそう。

超短距離は得意なはずだが、コーナー4つの1200ｍ戦となると器用なコーナーリングができるかも怪しい。人気次第では疑ってみてもよさそうだが。

兵庫ゴールドカップ2024予想の最終見解

特殊距離を好きかどうかは人によると思います。

データがとりにくい距離であるため嫌いという人と、その距離を得意とする馬を見つければいいから好き、というのが大勢でしょうか。ちなみに僕は短距離の特殊距離は嫌いです。（笑）特に福島の1150ｍは芝スタート＋短距離という最悪の組み合わせのため、ゲートを出た瞬間に終わることも多く日本の施行条件で1,2を争う嫌いさです。そう考えるとコーナー4つの園田1230ｍはまだましなような気もします。

さて、ここは◎④ケンジーフェイスを。最低人気まであり得るかもしれませんが、昨年のこのレースは11番人気で5着。年明けのA級競走では今回も出走しているイナズマテーラーを下しています。

JRAとの交流競走でも勝利しており、勝負になってもおかしくありません。休養明けがややネックとはいえ、本来の力を出せれば激走も。加えてこういう特殊距離は地元の騎手が強い味方。昨年人気薄で5着に持ってきた田野豊三騎手が今年も継続であれば十分に圏内でしょう。

〇には③イモータルスモークを。前走の見事な走りと、好位からしっかり伸びきった走りに7歳にしてさらなる成長を感じました。習志野きらっとスプリントで強い馬に揉まれた経験が生きたと見ます。

▲には⑩ロンドンテソーロで。恐らく人気しません。が、過去走を振り返ると中央のOPまで上がっている馬。福島の1150を勝っているだけにスピード能力に問題はなく、地方移籍後も佐賀の900ｍを勝利。1300ｍであるゴールドスプリントも好走しているのなら短距離のコーナーワークも問題ないはずです。

△に⑤イナズマテーラーを。老雄⑨ベストマッチョまで押さえます。